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- akakorohemoy
- アカコロヘモイ §070 ホンマス;セッパリ;カラフトマス (4) aka-koro-hemoy(a-ká-ko-ro-he-moy)「アかコロヘモイ」⦅鵜城⦆セッパリマス。 (出典:知里動物編、方言:)
- aneka
- アネカ §228 トガスグリ (1) aneka (á-ne-ka)「あネカ」 果実 ⦅白浦、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- anekani
- アネカニ §228 トガスグリ (2) aneka-ni (á-ne-ka-ni)「あネカニ」[アネカの生ずる木] 茎 ⦅白浦、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- arakoy
- アラコイ §100 キウリウオ、キュウリウオ (6) arakoy(a-rá-koy)「アらコイ」⦅白浦、多蘭泊、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- asipohka
- マシポㇹカ §251 (所属不明) masipohka (ma-si-poh-ka)「マシポㇹカ」 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- asrukonna mewnatara
- アㇱルコンナ メウナタラ 【as-ru-konna mew-natara】 そびえ立つ.ユカㇻでよく出る表現.チャシ(山城・館)やイヨイキㇼ(宝壇)などが立派で壮麗にそびえ立っている状態をいう.▷アㇱ=立っている ル=跡,様 コンナ=助辞 メウナタラ=壮麗である,立派である アシンノ ア・カㇻ コㇿ アン "二風谷アイヌ文化博物館" アㇱルコンナ メウナタラ=新しく建てられている「二風谷アイヌ文化博物館」がそびえ立っている. (出典:萱野、方言:沙流)
- caruwato
- チャルワト 【caruwato】 整然としている. ア・コㇿ チャシ リクン オㇷ゚プイ ランケ オㇷ゚プイ チャルワト=私の城,上の槍穴,下の槍穴,整然と[ユ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- casi
- チャシ 【casi】 柵,囲い,垣根,城,砦. アチャポ ウンマ オ ワ エㇰ シリ イキ ナ ソイネ ワ チャシ オルン ウンマ コシナ ワ ムン エレ ワ アヌ=おじさんが馬に乗ってきたようなので外へ出て柵へ馬を繋ぎ草を食わせておけ. (出典:萱野、方言:沙流)
- cási
- チャシ 【名】[< ci-asi-i された・たてる・ところ] ①柵、 境の垣(外からの侵入を防ぐためのもの、 鉄条網も)。 ras cási ラㇱ チャシ 木の割端でつくった柵。 unma o cási ウンマ オ チャシ 馬牧場(の囲い)。 ②家 (通常、 家のことは cise チセ と言うが、 ウポポ(斉唱・輪唱する歌謡)や叙事詩の中で cási チャシ と言う。 神の住む家は cási チャシ と言うのが普通であり、 また特別の人の館(やかた)か大邸宅を指すこともあり、 「城」とも訳される)。 ne nupuri nupuri kitay ta cásikor wa an kunine ネ ヌプリ ヌプリ キタイ タ チャシコㇿ ワ アン クニネ (その神が) その山の山頂に城をかまえて住むように。(S言い伝え) Aspet un cási アㇱペトゥン チャシ 芦別(「本当は鷲別」 (S))の家。(Sほかウポポ) ③とりで。 {E: ①a fence. ②a house. ③a fort.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cepekoh
-
チェぺコッ
§067 サケ あきあじ、あきやじ 他(1) cepekoh (ce-pé-koh)「チェぺコッ」[
城⦆餓死する。 (出典:知里動物編、方言:) - cieomare
- チエオマレ 【他動】[中相][ci-e-omare される・そこに・入れる](直訳すると)…に入れられている。(次の慣用表現で) tónonsukus cieomare トノンスクㇱ チエオマレ [雅]真昼の光に照らされている。 cási upsor/tónonsukus/cieomare/semkoraci チャシ ウㇷ゚ソㇿ/トノンスクㇱ/チエオマレ/セㇺコラチ [雅]城の中はまるで昼の光に照らされているかのように。(Sユーカラ) ☆参考 歌うときの形。 話すときは céomare チェオマレ。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cikahpo
-
チカㇵポ
§419 (その他の鳥名) (10) cikah-po(či-kah-po)「チカㇵポ」[
城⦆鳥の卵 (出典:知里動物編、方言:) - cisireanu
- チシレアヌ 【他動】[中相][ci-sir-e-anu …された・地・に・置く][雅]地に/下に置かれている。 cituye amset/káne amset/cisireanu チトゥイェ アㇺセッ/カネ アㇺセッ/チシレアヌ [雅]別つくりの高床(たかどこ)、 金(かね)の高床が置かれていた。(Sユーカラ) iresu cási/tan poro cási/cisireanu イレス チャシ/タン ポロ チャシ/チシレアヌ [雅]私の育った城、 大きな城がたっていた。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cisireanu
- チシレアヌ 【ci-sir-e-anu】 建っている(きらびらやかに). アコッチャシ(ア・コㇿ チャシ) チシレアヌ リクン オㇷ゚プイ ランケ オㇷ゚プイ…=私の城きらびやかに建っていて,上の槍穴下の槍穴…[ユ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- cuhceh
-
チュㇷチェㇸ
§067 サケ あきあじ、あきやじ 季(3) cuh-ceh (čúh-čeh)「ちュㇷチェㇸ」[
城⦆ (出典:知里動物編、方言:) - ekaytama
- エカイタマ §230 マイマイ(カタツムリ) (11) ekaytama (e-káy-ta-ma)「エかイタマ」 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- emkokusu
- エㇺコクス 【後副(?)】[半分・のために]そのために、 それの影響で(?)。 emkokusu/cási upsor/tónon sukus/cieomare/semkoraci エㇺコクス/チャシ ウㇷ゚ソㇿ/トノン スクㇱ/チエオマレ/セㇺコラチ [雅]そのために城の中はまるで昼の光に照らされているかのように…。(Sユーカラ) ☆参考 emko エㇺコ 1《半分》や emko エㇺコ 2《川のずっと上流の方》などと関係があるのか不明。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- enipekoma
- エニペコマ 【自動】[e-nipek-oma そこに・光・入る][雅]光り輝く。 cási upsor/enipekoma チャシ ウㇷ゚ソㇿ/エニペコマ [雅]城の中は光り輝いていた。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- enonkay
-
エノンカイ
§346 エゾスカシユリ (1) enonkay (e-nón-kay)「エのンカイ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - epa= 2
- エパ 【人接】[雅][引用一人称単数主格他動詞型][ep-a (音節数をふやす)・(不定人称主格他動詞型の接頭辞)](ユーカラ等を歌うときに、 リズムの関係で、 通常使われる不定人称主格の接頭辞 a= ア の前に ep エㇷ゚ をつけて一音節ふやすもの。 ep には、 積極的な意味はないらしい。) epa=kor sápo エパコㇿ サポ 私のねえさん。(Sユーカラ) epa=kor petpo エパコㇿ ペッポ 私の川。(Sユーカラ) epa=kor cási エパコッ チャシ 私の城。(Sユーカラ) epa=ki kusu エパキ クス (私は)したから。(Sユーカラ) epa=ki ki wa エパキ キ ワ (私は)して。(Sユーカラ) ☆参考 pepa= ペパ という形を使って pepa=kor ペパコㇿ などのように言う人もいる。 ☆参考 これまでの用例では、 epa=/pepa= エパ/ペパ は、 主人公が自分のことを言う表現にのみ使われており、 一般の人々のことを言うときや受け身の表現、 相手に対する敬称などに使われた例はない。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- eren
- エレン 【接頭+数名】[e-ran …で・三人]…で三人、 …を含めて三人。 kamuy moyremat/eren eci=n氏^tapan cási/a=eci=kohóppa na カムイ モイレマッ/エレン エチネ/タパン チャシ/アエチコホッパ ナ [雅]女神様たちとあなたとの三人に私はこの城を残して行きますからね。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- esikipipka
- エシキピㇷ゚カ 【e-sikipipka】 目がうるさい. ア・コㇿ チャシ エウン イワカン(イワㇰ・アン) ヤㇰネ ア・サハ カ ア・ユピヒ カ オカ ア・エシキピㇷ゚カ.タヌクラン テタ レウシ・アン=私の城へ帰って行くと私の姉も兄もいてそれらの目がうるさい.今晩はここで泊まりましょう[ユ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- etankay
- エタンカイ §213 ホロムイイチゴ (1) etankay (e-tán-kay)「エたンカイ」 果実 ⦅落帆、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- etankay
- エタンカイ §212 チシマイチゴ (2) etankay (e-tán-kay)「エたンカイ」 果実 ⦅落帆、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- etuhka
- エトゥㇷカ §298 ハシブトガラス (2) etuhka (é-tuh-ka)「えトゥㇷカ」 ⦅白浦、真岡、鵜城⦆じがらす、ハシブトガラス (出典:知里動物編、方言:)
- hacikonkon
- ハチコンコン §205 クモの類 (15) hacikonkon (há-ci-kon-kon)「はチコンコン」 ⦅富内、新問、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hah
-
ハㇵ
§342 クロユリ 黒百合 (4) hah (háh)「はㇵ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - hankapu cohca
- ハンカプチョㇹチャ §190 トンボ(蜻蛉) (4) hankapu cohca (hán-ka-pu-coh-ca)「はンカプチョㇹチャ」 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hanko cohca
-
ハンコチョㇹチャ
§190 トンボ(蜻蛉) (3) hanko cohca (hán-ko-coh-ca)「はンコチョㇹチャ」[
城⦆ (出典:知里動物編、方言:) - hariyam
- ハリヤㇺ §427 カナヘビ;トカゲ (3) hariyam (ha-ri-yam)「ハリヤㇺ」 ⦅落帆、富内、白浦、真岡、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hemoy
- ヘモイ §070 ホンマス;セッパリ;カラフトマス (3) hemoy(he-móy)「ヘもイ」⦅白老、幌別、穂別、様似、礼文、鵜城、多蘭泊、多来加、白浦⦆セッパリマスK23 K32 (出典:知里動物編、方言:)
- hemoyhomacikaripe
- ヘモイホマチカリペ §070 ホンマス;セッパリ;カラフトマス (5) hemoy-homa-čikaripe「ヘモイホマチカリペ」これには主としてエゾリュウキンカの根(ahturi)を入れる。⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- heroh
- ヘロㇹ §020 ニシン (6) heroh (he-róh)「ヘろㇹ」 成魚 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hureni
- フレニ §224 ノリウツギ (6) hure-ni (hu-ré-ni)「フれニ」[赤い・木] 茎 ⦅白浦、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- ikisahcehpo
-
イキサㇵチェㇸポ
§095 サブロウ (9) ikisah-cehpo(i-kí-sah-čeh-po)「イきサㇵチェㇸポ」[
城⦆サブロウ。 (出典:知里動物編、方言:) - inoma
- イノマ 【名】宝物の中で、 主に宝刀・槍・弓矢。(S) epa=kor cási/kamuy inoma/a=sitúrare エパコッ チャシ/カムイ イノマ/アシトゥラレ [雅]私は私の城や神の所で持っていたものをすべて持って来ました。(Sユーカラ) ☆参考 inoma イノマ と発音しているが、 後に歌い手のサダモさん自身が inuma イヌマ が正しいと言って訂正した。 ☞inuma イヌマ ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- inuma
- イヌマ 【名】宝物の中で、 主に宝刀・槍・弓矢。 tapan cási/kamuy inuma/koeun ki na タパン チャシ/カムイ イヌマ/コエウン キ ナ [雅]この城も神の宝刀類も神の宝器もみんなそろえて。(Sユーカラ) ☆参考 テープでは inoma イノマ と発音している。 しかし後日歌い手が kamuy inuma カムイ イヌマ だと言い、 またその後に kamuy iyoype カムイ イヨイペ と言うところだと言って訂正した。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- iresu
- イレス 【自動】[i-resu もの/人・を育てる]子どもを育てる、 子育てする。 tópehe wen wa iresu eaykap トペヘ ウェン マ イレス エアイカㇷ゚ 乳が悪くて子どもを育てることができない。(S) iresu-sinta イレス シンタ 子育てのシンタ=赤ん坊をねかすゆり板(揺藍)(☞sinta シンタ)。 iresu sápo イレス サポ [雅]育てのおねえさん(ユーカラの主人公の孤児の少年を育ててくれる女性はいつもこう呼ばれている)。 iresu cási イレス チャシ [雅]育ての城(同じくユーカラの主人公の少年が育った家がこう呼ばれる)。 ☆参考 i=resu イレス《(引用文中)私を育てる》と同じ発音だが、 ユーカラの中では、 「私を育てる」は複数形を使って、 i-respa イレㇱパ と言う。 {E: to raise, bring up children.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- itahruykamuy
-
イタㇵルイカムイ
§183 エゾヤマハギ (7) itahruy-kamuy (i-táh-ruy-ka-muy)「イたㇵルイカムイ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - keray
- ケライ 【副】(いろいろな熟語や決まった言い回しの中で、 「さすがに」に似たニュアンスを与える。) kus(u) keray クス/クㇱ ケライ …したおかげで、 さすが…するからこそ。 ku=poho ne kus keray hok wa ek クポホ ネ クㇱ ケライ ホㇰ ワ エㇰ さすがうちの息子だからこそ買ってきた。(S) keray kusu ケライ クス=kus(u) keray クス/クㇱ ケライ。 keray…ne ケライ…ネ さも/さすがに…らしく。 keray kamuy ne/kamuy ipor/annoyekar ケライ カムイ ネ/カムイ イポㇿ/アンノイェカㇻ [雅]さも神らしく顔つきもいかにも神の顔つきらしい。(Sユーカラ) keray ne kusu ケライ ネ クス さすがに…だから/だけあって。 kamuy kar cási/keray ne kusu/cási kamuy/pirka katu カムイ カㇻ チャシ/ケライ ネ クス/チャシ カムイ/ピㇼカ ルウェ [雅]神のつくられた城だけあって、 さすがに立派な城の美しいことを。(Sユーカラ) keray tausa ケライ タウサ さすがに。 keray tausa/kamuy kar cási/an pe ne kus ケライ タウス/カムイ カッ チャシ/アン ペ ネ クㇱ [雅]さすがに神のつくられた城だから。(Sユーカラ語り) {E: thanks to…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- koeun
- コエウン 【他動(?)】[ko-eun …は・…につく] tapan cási/kamuy inuma/kamuy iyoype/koeun ki na タパン チャシ/カムイ イヌマ/カムイ イヨイペ/コエウン キ ナ [雅]この城も神の宝刀類も神の宝器もみんなそろえて。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- komo/u seh
-
コモセㇸ
§205 クモの類 (22) komo/u seh (ko-mó/u seh)「コもセㇸ」[
城⦆ (出典:知里動物編、方言:) - komoseaci
-
コモセアチ
§205 クモの類 (23) komose-aci (ko-mó-se-a-ci)「コもセアチ」[
城⦆(鵜城27) (出典:知里動物編、方言:) - kopakke
- コパッケ 【位名】[所](概は kopak コパㇰ)[kopak-ke の方・の所] …の方(方面、 方向)、 …の近くのところ。 kopakke sama コパッケ サマ[雅]…の方。 epa=kor cási/kopakke sama/a=yaytuyere/a=yayterkere エパコㇿ チャシ/コパッケ サマ/アヤイトゥイェレ/アヤイテㇾケレ [雅]私の城の方に向かって私はまっすぐに進んでいった。(Sユーカラ) {E: towards…; near…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kot 2
- コッ 【名】[概](所は koci(hi) コチ(ヒ)) 何かの跡、 (地の)くぼみ。 ☆参考 とりで/城の跡は cásikot チャシコッ、 手や足の跡は rúkot[概]/rúkoci(hi) ルコッ/ルコチ(ヒ)[所]、 通った跡は ru ル[概]/ruwe(he) ルウェ(ヘ)[所]。 {E: the remains of…; a hollow (in the ground.).} (出典:田村、方言:沙流)
- koyaykar
- コヤイカㇻ 【自動】[ko-yay-kar (叙述を導く)…が・自分・つくる][雅] ①変身する、 化ける、 なる。 urar tak ne/koyaykar kane ウタッ タㇰ ネ/コヤイカㇻ カネ [雅](直訳すると)霞(かすみ)の塊に変身した=霞をかぶっている。(Sユーカラ) ②(次の慣用表現で)つくられている。 iresu cási/cási upsor/koyaykar ruwe/ene oka hi イレス チャシ/チャシ ウㇷ゚ソㇿ/コヤイカン ルウェ/エネ オカ ヒ [雅]育てられた城の内部のつくりようは次のよう。(Sユーカラ) ☞yaykar ヤイカㇻ ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kurasnoetuhka
- クラㇱノエトゥㇷカ §298 ハシブトガラス (4) kurasno-etuhka (ku-rás-no-e-tuh-ka)「クらㇱノエトゥㇷカ」[黒い・カラス] ⦅鵜城⦆ハシブトガラス (出典:知里動物編、方言:)
- mahseta
-
マッセタ
§268 イヌ (16) mah-seta (máh-se-ta)「まッセタ」[
城⦆雌イヌ (出典:知里動物編、方言:) - maynep
-
マイネㇷ゚
§067 サケ あきあじ、あきやじ 性(3) maynep(máy-nep)「まイネㇷ゚」[
城⦆メスのサケ。 (出典:知里動物編、方言:) - mokomay
- モコマイ §216 ホタテ、エゾギンチャク(エゾキンチャクガイ) (24) mokomay (mo-kó-may)「モこマイ」 ⦅鵜城、白浦⦆ホタテ貝、軟体、イタヤ貝科1249 (出典:知里動物編、方言:)
- mosospe
- モソㇱペ §129 ハエ類 ニクバエ科 Sarcoph (6) mosospe(mo-sós-pe)「モそㇱペ」⦅北海道全地、S鵜城⦆ハエ類の幼虫(蛹) (出典:知里動物編、方言:)
- mosospe
- モソㇱペ 【名】[mosos-pe ・もの](?) [動物]ウジ、 ウジ虫。 語根 mos は《ハエ》か? ☞mus ムㇱ〔知分類 p.92 ((H全地;S鵜城))〕 {E: a maggot.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- netopakerasi
- ネトパケラシ §172 コロモジラミ (6) netopake-rasi(ne-tó-pa-ke-ra-si)「ネとパケラシ」⦅S鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- nona
- ノナ §108 うに類 (1) nona(no-ná)「ノな」⦅多蘭泊、新問、春採、真岡、鵜城⦆ウニの類 (出典:知里動物編、方言:)
- nonaimah
- ノナイマㇵ §108 うに類 (8) nona-imah(no-na-i-mah)「ノナイマㇵ」はガッチャキの薬⦅鵜城、新問⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- nonakaris
- ノナカリㇱ §110 ヒトデ類;海星 (4) nonakaris(no-ná-ka-ris)「ノなかりㇱ」⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- okkaypo
- オッカイポ §006.若者;青少年(1)okkaypo〔ók-kaǐ-po おッカイポ〕①若い男;若者;青年。[okkay(男)+-po(指小辞)]。②⦅ビホロ⦆casi(砦)の中に召使われている家来を言う。=ussiw(-e)〔úš-šiŭ〕。soun-〜〔so-ún-ok-kaǐ-po〕[<soy(外)+un(の)+ok-kaypo(家来)]「城外に走り使いする家来」。③⦅クッシャロ⦆英雄詞曲の主人公Otasut-un-kurの家来、頭が小さく鳥のようで、体が大きく、常に雄鹿の毛皮を着ているという強い男。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
- onnepaskur
- オンネパㇱクㇽ §297 ワタリガラス;オオガラス (1) onne-paskur (ón-ne-pas-kur)「おンネパㇱクㇽ」[‘老大なる・からす’] ⦅北海道、金城⦆ワタリガラス (出典:知里動物編、方言:)
- opompaki
- オポンパキ §428 エゾアカガエル (12) opompaki (o-póm-pa-ki)「オぽンパキ」 ⦅真岡、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- otaroh
-
オタロㇹ
§211 ハマナシ(ハマナス) (5) otaroh (o-tá-roh)「オたロㇹ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - otarohni
-
オタロㇹニ
§211 ハマナシ(ハマナス) (6) otaroh-ni (o-tá-roh-ni)「オたロㇹニ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - pahtaki
- パㇵタキ §178 バッタ (3) pah-ta-ki(páh-ta-ki)「ぱㇵタキ」⦅鵜城⦆バッタ類 (出典:知里動物編、方言:)
- pipaikorosikiaraka
- ピパイコロシキアラカ §218 カワシンジュガイ (23) pipa-ikoro-sikiaraka (pi-pa-i-ko-ro-si-ki-a-ra-ka)「ピパイコロシキアラカ」 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- Pipaikorosikiaraka
- ピパイコロシキアラカ §218 カワシンジュガイ (9) Pipa-ikoro-sikiaraka (pi-pa-i-ko-ro-si-ki-a-ra-ka)「ピパイコロシキアラカ」 ⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- ras(-i)
- ラㇱ §176 ケジラミ (5) ras(-i)(ras)「ラㇱ」⦅鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- rasi
- ラシ §172 コロモジラミ (1) rasi(ra-si)「ラシ」⦅白浦、真岡、富内、落帆、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- rikunkipipi
- リクンキピピ 【rikun-kipipi】 上の方の破風,ユカㇻに出て来る城の破風. ▷リクン=上 キピピ=破風[ユ](補遺編)▷リクン=上 キピピ=破風〔ユ〕. (出典:萱野、方言:沙流)
- rurusas
-
ルルサㇱ
§467 リシリコンブ (2) ruru-sas (ru-rú-sas)「ルるサㇱ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - sama 2
- サマ 【位名語根】[雅](ユーカラ(yúkar ユカㇻ)の中や雅語的慣用句の中で、 多くの場合、 位置名詞のあとに置かれて、 音節数を整える。 概念形の後にも所属形の後にも置かれる。 これといった積極的な意味はなさそうであるが、 場所に関する表現に多く使われる。 詳細は不明。 形の上では sam サㇺ に a がついた所属形に見えるが、 sam サㇺ との違いも不明。 語構成または語源の表示の中では(< …のそば)と書いておく。 epa=kor cási/kopakke sama/a=yaytuyere/a=yayterkere エパコㇿ チャシ/コパッケ サマ/アヤイトゥイェレ/アヤイテㇾケレ [雅]私の城の方に向かって私はまっすぐに進んでいった。(Sユーカラ) tu-makke-sama kotuye トゥマッケサマ コトゥイェ …がいくら断っても(彼の断りを)きかない。 tu-makke-sama a=kotúye híne トゥマッケサマ アコトゥイエ ヒネ 彼がいくら断っても私はきかないで。(W民話) tumakke-sama i=kotuye トゥマッケサマ イコトゥイェ 私がいくら断って彼はきかなかった。(W民話) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- saparasi
- サパラシ §171 アタマジラミ (4) sapa-rasi(sá-pa-ra-si)「さパラシ」⦅S鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- semkoraci
- セㇺコラチ 【後副】[雅]…のように、 …するように。 tónon sukus/cieomare/semkoraci/cási upsor/enipekoma トノン スクㇱ/チエオマレ/セㇺコラチ/チャシウㇷ゚ソㇿ/エニペコマ [雅]まるで昼の光に照らされているかのように城の中は光り輝いていた。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sikaricup
- シカリチュㇷ゚ 【名】[sikari-cup 丸い・月] 満月。 cási kotor/sikaricup noka/nincup noka/earuwato チャシ コトㇿ/シカリチュㇷ゚ ノカ/ニンチュㇷ゚ ノカ/エアルワト [雅]城の天井は満月の形三日月の形ばかりの模様に満ちていた。(Sユーカラ) ☆参考 pewre cup ペウレ チュㇷ゚ 三日月。 nincup ニンチュㇷ゚ 25日ごろの細くなった月。 ☞cup チュㇷ゚ {E: the full moon.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sínis
- シニㇱ 【名】[sí-nis 本当の・空]本当の空=天。 sínis ka ta シニㇱ カ タ 本当の空の上に/の、 天に/の。 sínis ka ta/epa=kor cási/eun arpa=an yak シニㇱ カ タ/エパコッ チャシ/エウン アㇻパアン ヤㇰ [雅]天の私の城へ私が行って。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sinkehkamuy
- シンケㇸカムイ §183 エゾヤマハギ (6) sinkeh-kamuy (sín-keh-ka-muy)「しンケㇸカムイ」[萩・神] 茎 ⦅鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- sinutapka
- シヌタㇷ゚カ 【si-nutap-ka】 大平原の上.ユカㇻの中でポンヤウンペの城のある所の地名.シヌタㇷ゚カタ イレスサポ イレシパヒネ=大平原の上に,私を育てている姉,私を育て…….ユカㇻの常套句[ユ].(補遺編) (出典:萱野、方言:沙流)
- sitahni
-
シタㇵニ
§310 シラカンバ (13) sitah-ni (si-táh-ni)「シたㇵ・ニ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - sokoni
-
ソコニ
§045 エゾニワトコ (2) soko-ni (so-kó-ni)「ソこニ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - soywasamma
- ソイワサンマ 【副】[soy-wa-sam-wa 外・の・側・へ][雅](次の慣用表現の中で)(家などから)外へ。 soywasamma/osiraypa ソイワサンマ/オシライパ [雅](父神は)(家/城の中から)外に出た。(W神謡語り) soywasamma/an=osíraye ソイワサンマ/アノシライェ [雅](私は)(城から)外へ出た。(Sユーカラ) {E: out, outside.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tah
-
タㇷ
§310 シラカンバ (11) tah (táh)「たㇷ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - tahni
-
タㇵニ
§310 シラカンバ (12) tah-ni (táh-ni)「たㇵ・ニ」[
城⦆ (出典:知里植物編、方言:) - takahka
- タカㇵカ §468 タラバガニ (6) takahka (ta-kah-ka)「タカㇵカ」 ⦅鵜城、白浦、富内、新問、真岡、多蘭泊⦆ (爪の長いの)48〜162, takahka-huhpe夜眠いハレモノ (出典:知里動物編、方言:)
- tawsa
- タウサ 【副】[ta-usa (強め)・いろいろ](?) (一種の強め。)keray tawsa ケライ タウサ [雅]さすがに…だけあって。 keray tawsa/kamuy kar cási/an pe ne kus ケライ タウサ/カムイ カッ チャシ/アン ペ ネ クㇱ さすがに神につくられた城だから。(Sユーカラ語り) nen tawsa ネン タウサ [雅]いったいだれが nen tawsa respa ciki pirka kuni ネン タウサ レㇱパ チキ ピㇼカ クニ いったいだれが育てればよいのか。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tomonkaci
- トモンカチ §120 ハチ類 (6) tomonkaci(to-mon-ka-ci)「トモンカチ」⦅鵜城⦆ハチ類 (出典:知里動物編、方言:)
- tónon-sukus
- トノンスクㇱ 【名】[tónon-sukus 昼間の・日差し] 昼間の風のない雲のない静かないい天気(夏でも冬でも)。 tónon-sukus an トノンスクㇱ アン 昼間の風のない雲のない静かないい天気だ。(S) cási upsor/tónon-sukus/cieomare/semkoraci チャシ ウㇷ゚ソㇿ/トノンスクㇱ/チエオマレ/セㇺコラチ [雅]城の中はまるで昼の光に照らされているかのように。(Sユーカラ) {E: a windless, cloudless calm day.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tuhkuh
- トゥㇷクㇷ §287 オオイタドリ (8) tuhkuh (túh-kuh)「とゥㇷクㇷ」 茎 ⦅鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- umewkina
- ウメウキナ §111 カラフトニンジン (2) umew-kina (u-méw-ki-na)「ウめウキナ」 茎葉 ⦅真岡、鵜城⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- uneh
- ウネㇸ §126 ブユ (5) uneh(ú-neh)「うネㇸ」⦅樺太―富内、白浦、真岡、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- upsor 1
- ウㇷ゚ソㇿ 【名】[概](所は upsoro(ho) ウㇷ゚ソロ(ホ)) [< upsi-or 内部におおわれている(?)・ところ] ①ふところ、 着ている衣服の中。 ②[慣用表現](家や部屋の)中(保護され守られている内部が、 ふところや衣服の中にたとえられる)。 cise upsor míke kane kurkot kane チセ ウㇷ゚ソㇿ ミケ カネ クㇽコッ カネ [慣用表現]家のふところ(=家の中)が光り輝いている。(W民話) tunpu upsor a=orésu トゥンプ ウㇷ゚ソㇿ アオレス [雅]部屋のふところ(=部屋の中)で育てられた。(W) cási upsor/koyaykar ruwe/ene oka hi チャシ ウㇷ゚ソㇿ/コヤイカン ルウェ/エネ オカ ヒ [雅]城のふところ(=城の中)のつくりようは次のようであった。(Sユーカラ) ☆参考 知里真志保による語源解釈が『分類アイヌ語辞典人間篇』の p.53 にある。 {E: ①the bosom. ②the inside of (a house or room).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- urekuste
- ウレクㇱテ 【他動】[ure-kus-te 足・…を通る・させる][雅]…を通る。 harkiso sam/a=urékuste/ahun=an híne ハㇻキソ サㇺ/アウレクㇱテ/アフナン ヒネ [雅]城の南側をふみつけながら通って城に入って。(Sユーカラ語り) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uruki
- ウルキ §172 コロモジラミ (5) uruki(u-rú-ki)「ウるキ」⦅大泊ootomari、鵜城⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- yayterkere
- ヤイテㇾケレ 【他動(?)/自動(?)】[< yay-o-terke-re 自分・そこ・を跳ぶ・させる][雅](そこ)を(走って)進んで行く。 epa=kor cási/kopakke sama/a=yaytuyere/a=yayterkere エパコㇿ チャㇱ/コパッケ サマ/アヤイトゥイェレ/アヤイテㇾケレ [雅]私の城の方に向かって私はまっすぐに進んでいった。(Sユーカラ) ☆参考 字余りのために母音 o を落として1音節減らしたものか。 ☆参考 yayoterkere ヤヨテㇾケレ ならば他動詞。 yayterkere ヤイテㇾケレ は形の上では自動詞であるが、 雅語では、 terkere テㇾケレ《跳ばす、 走らせる》が他動詞であるため、 yay- ヤイ がついても不定人称接辞は他動詞につく a= ア が使われる。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yaytuypare
- ヤイトゥイパレ 【他動】[yay-tuypa-re 自分・を切る(複)・させる][雅](の方へ)へ進んで行く。 a=kor a cási/kopakke sama/a=yaytuypare アコㇿ ア チャㇱ/コパッケ サマ/アヤイトゥイパレ [雅]私は住んでいた城に向かってまっすぐに飛んで行った。(Sユーカラ) cási erupsik/yaytuypare チャシ エルㇷ゚シㇰ/ヤイトゥイパレ (姉は)城の東側へ静かに進んで行った(「静かに、 名残惜しいと思いながら」)。(Sユーカラ) oar apunno/kopakke sama/a=yaytuypare オアㇻ アプンノ/コパッケ サマ/アヤイトゥイパレ 私は静かにそうっと(その鹿の)そばの方へ近づいて行った。(Sユーカラ) (出典:田村、方言:沙流)
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萱野 茂『萱野茂のアイヌ語辞典』1996年 ©萱野れい子
田村すず子『アイヌ語沙流方言辞典』1996年 ©田村洋一