国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブ

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『チカップリヤキナ』 §274 エゾノハマアカザ (1) 概報(G、p.33)に、Chikap-riyakina『チカップリヤキナ』、とあり、植物誌(E、p.378)に、『チカップリヤキナ』(樺太アイヌ名)とある。樺太アイヌ語だとすると、cikáh-riyakina、と普通には発音されたであろう。cikáh(
『ポンチカノヤ』 §274 エゾノハマアカザ (2) 植物誌(E、p.378)に、『ポンチカノヤ』とあり、辞書にもそれを取って、Ponchika-noya(S)とある。正しくは、póncikah-noyaで、pón-cikah“小・鳥”、noya“もみ草、ヨモギの葉”、すなわち“小鳥ヨモギ”の義である。noyaとあるからには葉を言ったのであろう。 (出典:知里植物編、方言:)
『ヲイエンキキナ』 §278 オカヒジキ (1) 概報(G、p.33)に、Oienki-kina『ヲイエンキキナ』とある。明らかに「あイ・エンケ・キナ」áy-enke-kina“とげ・するどい・草”の誤写である。それが、植物誌(E、p.380)にもそのまま再録され、辞書もその誤りをそのまま踏襲している。 (出典:知里植物編、方言:)
『ヲタクナエエンキキナ』 §278 オカヒジキ (2) 植物誌(E、p.380)には、ほかに、『ヲタクナエエンキキナ』(樺太アイヌ名)と出ている。これは明らかに「オたクナイェンケキナ」otákun-ayenkekinaで、otakun
『エムン』 §278 オカヒジキ (3) 植物誌(E、p.380)には、なお、『エムン』(北見アイヌ名)ともある。e-mun“食う・草”の義か。 (出典:知里植物編、方言:)
-kar 4
カㇻ 【語根/接尾】①[語根]…をつくる/する/払う。 ☞kar カㇻ 1 ②(植物の実や花など)を摘む。 ☞kar カㇻ 2 ③(雨など)に当たる。 apto アㇷ゚ト 雨 ; aptokar アㇷ゚トカㇻ 雨に当たる。 réra レラ 風 ; rérakar レラカㇻ (1)風に当たる。 (2)伝染病に感染する。 ☞kar カㇻ 3 ④(主に名詞、 自動詞の後について動詞をつくる。 語根 kar カㇻ《…をつくる、 する》とは、 意味の並行しない場合も多い。) munkar ムンカㇻ 畑のごみを焼く。 ⑤(自動詞に接尾して他動詞をつくる。) hotuye ホトゥイェ 呼び声をあげる;hotuyekar ホトゥイェカㇻ …を呼ぶ ahup アフㇷ゚ (二人以上が)入る;ahupkar アフㇷ゚カㇻ (子ども)をもらう(養子にする)。 {E: ①to make, do… ②to pick… ③to be exposed (to rain etc.). ④… ⑤…} (出典:田村、方言:沙流)
-ke 5
ケ 【接尾】(擬音や擬態、 中でも主に擬態の語根やその重複形について自動詞をつくる。) …する。 rew レウ (弓なりに曲がることを表す語根);rewke レウケ 曲がる。 carar チャラㇻ (擬態重複);cararke チャラㇻケ (植物のとげが)いっぱい出ている。 (出典:田村、方言:沙流)
aha 1
アハ 【名】[植物]ヤブマメ。 (出典:田村、方言:沙流)
amam
アマㇺ 【名】[植物] 穀物 (米、 稲、 粟、 稗(ヒエ)の総称、 麦や豆は入らない。 現代では第一に米を指すことが多いが、 昔は第一にヒエを指すことが多かったそうだ。 amam etoyta アマㇺ エトイタ 穀物(米)をつくる。 amam pirkep アマㇺ ピㇼケㇷ゚ 白米、 ついて精白したヒエ。 amam pus アマㇺ プㇱ 穀物(ヒエ)の穂(☞amampus アマンプㇱ)。〔知分類 p.261 穎果、 穀果、 禾穀、 米、 稗、 粟〕 {E: grains; cereals especially rice.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
amampus
アマンプㇱ 【名】[amam-pus 穀物(稗)・穂][植物] 穀物の穂、 稗(ヒエ)の穂。 sine amampus han cikiki/ci=puykare han cikiki シネ アマンプㇱ ハン チキキ/チプイカレ ハン チキキ 私は一本のヒエの穂を倉から取り出した(=amam pus アマㇺ プㇱ)。(HC神謡) ☞pus プㇱ 〔知分類 p.262 イネ、 ヒエ、 アワ等の果穂〕 {E: an ear of millet.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
áne
アネ 【自動】[a-ne (?)・(のよう)である] 細い(主にものや植物、 しかし人にも言う)、 とがる、 とがっている。 áne cikuni アネ チクニ 細い木。 ☆対語 ruwe ルウェ 太い。 {E: to be thin; sharp.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
antuki
アントゥキ 【名】[< 日本語][植物]アズキ(「ショウズ」)。 antuki ku=kikkik アントゥキ クキッキㇰ あずき落としをする(アズキをたたいて実を落とす)。(S) 〔知分類 p.108アズキの子實((幌別))〕 {E: azuki (red) beans.} (出典:田村、方言:沙流)
asinnoya
アシンノヤ 【名】[asir-noya 新しい・ヨモギ] [植物]春の出始めの柔らかいヨモギ(=asir noya アシン ノヤ)。 ☞noya ノヤ {E: the mugwort of early spring.} (出典:田村、方言:沙流)
at 4
アッ 【名】[植物]オヒョウニレの皮。 ☆参考 厚司(attus アットゥㇱ)と呼ばれる布地を織るのに使う。 オヒョウニレは atni アッニ「オヒョウ」。〔知分類 p.165〕 {E: the bark of a type of elm tree.} (出典:田村、方言:沙流)
atane
アタネ 【名】[植物] カブ。〔知分類 p.132 センダイカブラ〕 {E: a turnip (vegetable).} (出典:田村、方言:沙流)
atesékina
アテセキナ 【名】[a=tesé-kina 我々が(人が)・敷物に編む・草][植物] ガマ(敷物にする草)。〔知分類 p.232 síkina〕 {E: a cattail; a reed mace, a grass for making matting etc.} (出典:田村、方言:沙流)
atni
アッニ 【名】[at-ni オヒョウニレの樹皮(厚司の材料)・木][植物] オヒョウニレの木。 ☆参考 皮を厚司(あつし)の材料にする。(S) 厚司は attus アットゥㇱ。 〔知分類 p.165 茎〕 {E: a type of elm tree.}-atpa アッパ 2【接尾】[< at-pa (?)・(複数語尾)](他動詞語幹などに接尾して、 激しく、 大きい動作で、 一度にたくさん、 などの意味を添えて他動詞をつくる。 ☆参考 複数語尾の役割を含んでおり、 これが接尾してできた他動詞は、 たいてい複数形の意味を持つが、 単数形と対になっているわけではない。 この接尾辞を除いた部分が他動詞語幹として存在するとも限らない。 つまり、 この接尾辞のついた形しか存在しない場合もある。 たとえば askoretatpa アㇱコレタッパ わしづかみにつかみとる。)esissuye エシスイェ…を腕全体で振る;esisuyatpa エシスヤッパ…を腕全体で急激に振る。 (出典:田村、方言:沙流)
ay
アイ 【名】[概](所は aye(he) アイェ(ヘ)) ①矢。 ②[植物](木や草の)とげ。 ③[植物](穀物の)のぎ。 ④(文様の)とがった形。〔知分類 p.264 刺、 刺毛、 毛・毛茸〕 {E: ①an arrow. ②a thorn. ③an arista (of a cereal).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
aye(he)
アイェ(ヘ) 【名】[所](概は ay アイ) ①…の矢。 ②(植物の)…のとげ。③…(穀物)ののぎ。 ④…(文様)のとがった部分。 {E: ①an, the arrow of… ②a thorn, spike of…] ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
ayekomkeamam
アイェコㇺケアマㇺ 【名】[aye-komke-amam そのとげ・折れ曲がる・穀物][植物] ヒエの一種(のぎが曲がっている)。 {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
ayetanne-amam
アイェタンネアマㇺ 【名】[aye-tanne-amam そのとげ・長い・穀物][植物] ヒエの一種(のぎが長い)。 {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
ayrapkina
アイラㇷ゚キナ 【名】[ay-rap-kina 矢・羽・草][植物]〔知分類 p.242, クサソテツ、 コゴミ[ayrap(矢羽根)+kina(草)]〕 {E: a cycad.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
aysakamam
アイサカマㇺ 【名】[ay-sak-amam のぎ・を持たない・穀物][植物] ヒエの一種。 ☞piyapa ピヤパ {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
ayusni
アユㇱニ 【名】[ay-us-ni トゲ・ついている・木][植物] タラノキ(「タランボ」)。〔知分類 p.69, 70〕 {E: a Japanese angelica tree; a fatsia.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
ca 2
チャ 【名】[植物] 「柴」、 立っている小さい細い木。 iteki ca hepita haw néno hawean イテキ チャ ヘピタ ハウ ネノ ハウェアン [隠]曲げた細い木がパッと伸びるような言い方をするな=すぐに怒ってはいけない。(S) {E: a small, thin tree.} (出典:田村、方言:沙流)
cakpiyapa
チャㇰピヤパ 【名】[cak-piyapa はじける・ヒエ][植物] 田んぼ(稲田)に生えるヒエ。(食べる穀物のヒエではなく、 ヒエ抜きをするというときのヒエ)。 〔知分類 p.229〕 {E: millet (growing in a rice field)} (出典:田村、方言:沙流)
cararke
チャラㇻケ 【自動】[car-ar-ke (擬態の語根)・(重複)・(自動詞形成)](とげが)いっぱい出ている。 ayehe cararke アイェヘ チャラㇻケ [植物] とげがいっぱい出ている(=aykocararke アイコチャラㇻケ)。 ☞cayayke チャヤイケ (S) {E: to be thorny; have many thorns.} (出典:田村、方言:沙流)
caycaye
チャイチャイェ 【名】[所](概は未出、 caycay であろう。)[cay-cay-e(擬態の語根)・(重複)・(所属語尾)][植物]小さい小枝の先のごく小さい細枝。 ☆caycayehe チャイチャイェヘ の形は未出。 ☆ca チャ [概]/caha チャハ [所] 小枝。 nítek ニテㇰ [概]/níteke(he) ニテケ(ヘ) [所]枝。 〔知分類 p.265〕 (出典:田村、方言:沙流)
ci 1
チ 自動】①(食べ物が)焼け(てい)る、 煮える(生ではなく、 食べられる状態になることを言う。 hu フ の対)。 ci ceppo チ チェッポ 焼けた魚。 ②(が)やけどになる。 ku=teke ci noyne arka humi as クテケ チ ノイネ アㇻカ フミ アㇱ 私の手やけどしたらしく痛いようだ。(S) ③(実が)熟する。 ④(植物が)枯れる。 {E: ①to be cooked (roasted, boiled etc.). ②to get burnt, scalded. ③to ripen. ④for grass etc. to wither.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
cihuye
チフイェ 【名】[植物]「草の名、 直径2センチぐらい、 丈1尺ぐらい、 若いとき採ってきて皮をむいて中身をさいて干す、 真っ白、 甘い。」 (S)〔知分類 p.59 アマニユウ〕 (出典:田村、方言:沙流)
cikisani
チキサニ 【名】[ci-kisa-ni される・もみぎる・木][植物] ハルニレの木(「アカダモ」)。 ☆参考 昔、 木の上で木をもみぎってすり合わせた熱で火を起こすのに用いられたためこの名があると言われる。 {E: a type of elm tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
cikuni
チクニ 【名】[ci-ku-ni された・(?)・木][植物] 木(立木でも木材でも)、 薪(=ni ニ)。 cikuni ani a=kar チクニ アニ アカㇻ 木でつくる。 sat cikuni サッ チクニ 乾いた木。 ruwe cikuni ルウェ チクニ 太い木。 ram cikuni/hapkitayke/ku=rakonoye/ri cikuni/suptomorke/ku=rakonoye ラㇺ チクニ/ハㇷ゚キタイケ/クラコノイェ/リ チクニ/スㇷ゚トモㇿケ/クラコノイェ 低い木は梢のてっぺんを私は羽で巻きつけながら飛び高い木は幹の中ほどのところを私は羽で巻きつけながら飛ぶ。(KC即興歌) {E: a tree; wood; firewood.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
cinkew(-he)
チンケウ §018.親(6)cinkew(-he)〔číŋ-keŭ ちンケウ〕⦅カラフト⦆親。[もと脚の義、それから植物の根を言い、さらに親の義になったらしい。
cirektekuttar
チレㇰテクッタㇻ 【名】[ci-rekte-kuttar される・鳴らす・円筒の茎] ①[植物]「ラッパグサ」。 ②草笛。 〔知分類 p.12 ヨブスマソウ〕 {E: ①trumpet grass. ②a reed pipe.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
cituyrep
チトゥイレㇷ゚ 【名】[ci-tuyre-p される・切り落とす・もの][植物](蔓草の名。)(「根は1センチぐらいの太さで長いのは40センチぐらい、 何本にも枝になっているのもある、 毛がはえている。 食べるものではないが少しは食べる。 たくさん食べるとイケマと同様酔う」)。(S)〔知分類 p.45 カガイモ〕 (出典:田村、方言:沙流)
emo
エモ 【名】[植物] いも(通常じゃがいもを指す)(「ごしょいも」)。 {E: a potato.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
enpaku
エンパク 【名】[< 日本語][植物]エンバク(燕麦)。(W) (出典:田村、方言:沙流)
ento
エント 【名】[植物](「アブラグサ」)。 ☆参考 「丈五、 六十センチになる。 枝いっぱいにコッチャコッチャになって藤色の花が咲く。 冬には堅雪の上に立っていて真っ白になる、 風邪をひいたときはこれを堅雪の上からとってきて釜か鍋で煮てからそれをおろして毛布をかぶってその上に伏す、 口を開けてなるべく湯気を吸うようにする、 湯気でびっしょり汗をかき、 顔も体も真っ赤になる、 それからふきとって寝れば治る、 食当りや二日酔いのときは重湯のようなものにちょっと入れて飲むと治る。」 (S)〔知分類 p.73 エゾミソハギ〕 {E: a type of grass.} (出典:田村、方言:沙流)
entonum
エントヌㇺ 【名】[ento-num 「アブラグサ」・粒][植物]「アブラグサ」(エゾミソハギ)の実(「小さあい実がなる」)。(S) oarsiki sikaricup néno, oarsiki entonum pakno an オアㇻシキ シカリチュㇷ゚ ネノ、 オアㇻシキ エントヌㇺ パㇰノ アン 片目は満月のようで、 片目は「アブラグサ」の実くらいだ(ばけものの描写)。(S) 〔知分類 p.73 エゾミソハギの子実の粒〕 (出典:田村、方言:沙流)
epunkaw
エプンカウ 【名】[植物]イケマの実。 ☆参考 大根のような形で長さ10センチくらい。 実が入らないうちは割って中身を吸って食べると乳くさく甘い。 実が入ったら縦に割って中の綿を出し、 真ん中に棒を渡して舟(epunkawcip エプンカウチㇷ゚)にして川に浮かべて遊ぶ。(S)〔知分類 p.46〕 {E: a kind of root vegetable (cynanchum caudatum, maxim (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
epuy
エプイ 【名】[概](所は epuyke(he) エプイケ(ヘ))[植物] 実、 種。 〔知分類 p.267〕 {E: a seed.} (出典:田村、方言:沙流)
epuyke(he)
エプイケ(ヘ) 【名】[所](概は epuy エプイ)[植物]その(植物の)実、 種。 epuyke rapapse エプイケ ラパㇷ゚セ (草の)種がこぼれる。 {E: a nut; a seed.} (出典:田村、方言:沙流)
ermukina
エㇾムキナ 【名】[ermu-kina ネズミ・草][植物]オオバコ(「茎がネズミのしっぽのようだから」)。(W) (出典:田村、方言:沙流)
ermusar
エㇾムサㇻ 【名】[ermu-sar ネズミ・尾][植物] オオバコの茎。 ☆参考 二人で一本ずつ持ち、 互いにひっかけて引っぱり合って遊ぶ。 切れた方が負け。(S)〔知分類 p.32〕 {E: the stem of the plantain.} (出典:田村、方言:沙流)
eskerimrim
エㇱケリㇺリㇺ 【名】[植物]カタクリ(根も葉も花も含めて)。〔知分類 p.203〕 {E: a dogtooth videt.} (出典:田村、方言:沙流)
etoratki
エトラッキ 【名】[植物](日本語不明)「一本菜でずうっと伸びてから葉が出る。 スズランのような花が咲き、 直径1センチくらいの実が一列に並んでなる。 実ははじめ緑で熟すと黒い。 食べるものとは聞かない。」 (S) etoratki ipe エトラッキ イペ 「これの根。 直径3センチ長さ30センチくらい、 食べるものだと言うがあまり甘くておいしくない。」 (S)〔知分類 p.208 etororatkip オオアマドコロの茎葉(幌別、 足寄)〕 {E: name of a plant.} (出典:田村、方言:沙流)
ham
ハㇺ 【名】[概](所は hamu(hu) ハム(フ))[植物]葉。 {E: a leaf.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
hamu(hu)
ハム(フ) 【名】[所](概は ham ハㇺ)[植物] …の葉。 hamu ran ハム ラン [単]/rap ラㇷ゚ [複]葉が落ちる(どの木のどの葉も落葉することを言う)。 hamu tuy ハム トゥイ 葉が落ちる(1枚とれて落ちることを言う)。 {E: the, a leaf of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
hay 1
ハイ 【名】[植物] ①「アサ(麻)」、 イラクサ(アサのような植物)。 ②イラクサ(麻のような植物)の繊維。(S)〔知分類 p.268 オオバイラクサ(p.162)からとった繊維〕 {E: ①E: hemp plant. ②fibre from a hemp-like plant.} (出典:田村、方言:沙流)
hetukpa
ヘトゥㇰパ 【自動】[複](単は hetuku ヘトゥク)(植物などが)生える、 (人間が)生まれる。 sine hon or wa hetukpa utar シネ ホン オㇿ ワ ヘトゥㇰパ ウタㇻ 一つの腹から生まれた人々。(S民話) {E: to grow, spring up (plants); give birth to (humans).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
hetuku
ヘトゥク 【自動】[he-tuku 頭・を突き出す][単](複は hetukpa ヘトゥㇰパ)(月や太陽が)出る、 (もぐっている人が)顔を出す/出て来る、 (植物が)芽を出す/生える、 (また人間でも)生まれる。 nan nipeki/hetuku cup ne/iyenucupki/ciwre kotom ナン ニペキ/ヘトゥク チュㇷ゚ ネ/イイェヌチュㇷ゚キ/チウレ コトㇺ [雅](その女神の)顔の輝きがさしのぼる朝日のように日の光がさすのにも似て。(Sユーカラ) tanepo níya hetuku タネポ ニヤ ヘトゥク 今やっと木の芽が出てきた。(S) rar wa ya esirpicire wa turano hetuku ラㇻ ワ ヤ エシㇼピチレ ワ トゥラノ ヘトゥク もぐって網をはずして持って浮いて来なさい。(S) usimne usimne hetuku ウシㇺネ ウシㇺネ ヘトゥク 一日一日と成長する。(S) ☆参考 月や太陽がほんの少しだけ出かかったのは etuk エトゥㇰ。 hetuku ヘトゥク は全体が出たこと。 高く昇ったのは ri リ。 {E: to rise; come out.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
hup 3
フㇷ゚ 【名】[植物] ①常緑樹(「アオキ」)。 ②トドマツ(「トド」)。 〔知分類 p.233〕 {E: ①an evergreen tree. ②a white fir.} (出典:田村、方言:沙流)
huptay
フㇷ゚タイ 【名】[hup-tay 青木/トドマツ・林][植物]トドマツの林(「青木林」)。 {E: a forest of white fir.} (出典:田村、方言:沙流)
húreamam
フレアマㇺ 【名】[hure-amam 赤い・穀物][植物] ヒエの一種(穂が赤い)。 〔知分類 p.230 アワ ((幌別))〕 {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
húreatane
フレアタネ 【名】[hure-atane 赤い・カブ][植物]人参。 {E: a carrot.} (出典:田村、方言:沙流)
huttat
フッタッ 【名】[hur-tat 山の急坂・樺][植物]「ササ」。(S) ☆参考 top トㇷ゚ 竹。 〔知分類 p.222 ジダケ〕 {E: bamboo grass.} (出典:田村、方言:沙流)
huttattop
フッタットㇷ゚ 【名】[huttat-top ササ・竹][植物]「ササダケ」(大きくなっても6尺くらい、 小さい、 細い、 太くても直径1センチ)。(S) (出典:田村、方言:沙流)
ikaray
イカライ 【名】[植物] イラクサ(?)(「とげだらけの草の名」)。(S) 〔知分類 p.163 オオバイラクサの繊維〕 {E: fibre from…} (出典:田村、方言:沙流)
ikema
イケマ 【名】[植物] イケマ。 ☆参考 根はサツマイモのような色で長いのはゴボウのようで50センチもあり太いのは直径5センチもある。 葉は直径1センチくらいのつるになる。 つるは1本だけで長いつるの節々に白い花が咲き、 そのあとに実がなる。 この植物の根をイケマと言う。 根は甘くちょっと苦みがある。 あまり食べると酔って(hoski ホㇱキ)しばらく死ぬ。 そうしたら体中をつねりながら「ikema イケマ、 motoho モトホ《素性》をお言い、 あなたは人間を守るためにここへおろされたので人間を殺すためではない、 生かせ生かせ」と言って ikema イケマ を叱る。 そうすれば生き返る。 また「魔物」(=悪神)を追い払うためにはこの根を口に含んでフツと吹き出す。 そうすればどんな「魔物」(=悪神)でも逃散する。(S)〔知分類 p.41 イケマ〕 {E: the name of a plant, something like a burdock root. (cynanchum caudatum, maxim (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
ikema
イケマ 【i-kema】 イケマ〔植物〕:魔除になるという草の根. イケマ ア・マ ワ ア・エ ヒ タ エイタサ ア・エ コㇿ クス イヨㇱキ・アン ワ ア・エコチャ クニネ アン コㇿ ア・エコッ ペ ネ ヤカイェ(ヤㇰ ア・イェ)=イケマを焼いて食べる時,あまり多く食べるとそれによって酔っ払ったようになりふらふらして,時にはそれで死ぬこともあるそうだ. (出典:萱野、方言:沙流)
ikema-punkar
イケマプンカㇻ 【名】[ikema-punkar イケマ・つる(蔓)][植物]イケマのつる。 {E: vine of the ikema plant.} (出典:田村、方言:沙流)
ikemara
イケマラ 【名】[ikema-ra イケマ・出始めのつる(蔓)][植物]イケマの出始めのつる(葉)。 {E: the first vine shoots to appear on the ikema plant.} (出典:田村、方言:沙流)
ipisisip
イピシシㇷ゚ 【名】[植物] イラクサの痛くないほうのもの(それを乾かしてむくと麻みたいで黒い)。 ipisisip hay イピシシㇷ゚ ハイ イピシシプ(痛くないイラクサ)の皮(=kunne hay クンネ ハイ)。 〔知分類 p.162 ipisisip オオバイラクサ、 エゾイラクサの青い茎葉((幌別))((A有珠))〕 {E: a non-stinging nettle (urtica takedana ohwi (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
itosin
イトシン 【名】[植物]「ヤチハギ」(「キセルにするにいい」、 直径1センチぐらいで中に芯が通っているのでそれを取ればキセルのラオになる、 このため kiserini キセリニ《キセルの木》の別名がある)。(S)〔知分類 itosinni p.114 ホザキシモツケ、 kiserini p.129 ノリウツギ〕 {E: name of a plant (spiroea salicifolia (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
iwani
イワニ 【名】[iwa-ni 山地・木][植物](木の名。)〔知分類 p.47 アオダモ〕 {E: an ash tree.} (出典:田村、方言:沙流)
iwanitek
イワニテㇰ 【名】[iwani-tek 山地の木(アオダモ?)・(木の)手=枝][植物] 山地の木(アオダモ?)の枝。 cupka wa kamuy ran/iwanitek ka orew チュㇷ゚カ ワ カムイ ラン/イワニテㇰ カ オレウ 東から神が降りて来て山の木(アオダモ?)の枝の上に止まった。(W) (S)、 二風谷 ウポポ {E: the branches of an ash tree.} (出典:田村、方言:沙流)
kankap
カンカㇷ゚ 【名】[概](所は kankapu(hu) カンカㇷ゚(フ))[kan-kap 上の・皮][植物] ①上皮、 表皮(木などの)。 ②(比喩的に)うわべ。 kankap ka péka itak kor an カンカㇷ゚ カ ペカ イタㇰ コラン うわべだけでしゃべっている(くわしく熱心に話さず、 当たりさわりのないことをしゃべって、 頭の中では別のことを考えている)。(S) {E: ①outer layer of skin, bark. ②the surface; the exterior.} (出典:田村、方言:沙流)
kanpinuyep-nonno
カンピヌイェㇷ゚ノンノ 【名】[kanpinuyep-nonno 筆・花][植物] アヤメの花(形が筆に似ている)。(W)〔知分類 p.193〕 {E: an iris (flower).} (出典:田村、方言:沙流)
karinpa
カリンパ 【名】[kari-n-pa 回る・(?)・複](?) [植物]サクラの木の皮。 〔知分類 p.118 karimpa 「原義わ kari「まわる」、 kari-no「よくまわる」、 複数の -pa がついて karino-pa, karin-pa, karim-pa「ぐるぐると充分にまわる」となったもの」〕 {E: the bark of the cherry tree.} (出典:田村、方言:沙流)
karinpani
カリンパニ 【名】[karinpa-ni 桜の木の皮・木][植物] 桜の木。 「これの皮(karinpa カリンパ)で舟でも何でもつくる、 ぐるぐる巻いて釘など使わない。」 (S)〔知分類 p.118〕 {E: the cherry tree.} (出典:田村、方言:沙流)
karus
カルㇱ 【名】[植物] きのこ(茸)(総称)。 surku karus スㇽク カルㇱ 毒きのこ。 a=e karus アエ カルㇱ 食用きのこ。 〔知分類 p.245〕 {E: a mushroom; a toadstool.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
katam
カタㇺ 【名】[植物](ヨシでもカヤでもない細いもの、 苫小牧と沼の端[地名]の間の湿原に生えている)。 〔知分類 p.54 ツルコケモモ、 p.56 クロマメノキ、 p.152 エゾキンバイソオ〕 {E: name of a plant. pretty top (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
katamsar 1
カタㇺサㇻ 【名】カタム (植物名)の生えている湿原。 ☞katam カタㇺ {E: a swamp where katam grows } (出典:田村、方言:沙流)
katamsar 2
カタㇺサㇻ 【名】[植物] ススキのカヤ。 katamsar epuyke カタㇺサㇻ エプイケ カヤの穂(=ススキ)。〔知分類になし (編者注:ススキのかやについては p.226に rapempe などがのっている)〕 {E: silver grass thatching } (出典:田村、方言:沙流)
kaypeci
カイペチ 【名】[日本語][植物] キャベツ(「カイベツ」)。 {E: a cabbage.} (出典:田村、方言:沙流)
kene
ケネ 【名】[植物]ハンノキ。 〔知分類 p.1〕 {E: an alder tree.} (出典:田村、方言:沙流)
ki 3
キ 【名】[植物] 「オニガヤ」。 ki kotukka キ コトゥッカ (屋根)にカヤをつける=屋根をふく。 〔知分類 p.225 オギ〕 {E: reeds; rushes.} (出典:田村、方言:沙流)
kíepuy
キエプイ 【名】[ki-epuy カヤ・実/花][植物] カヤの穂。 {E: an ear of cogon grass.} (出典:田村、方言:沙流)
kikinni
キキンニ 【名】[植物]ナナカマドの木。 kikinni úsey キキンニ ウセイ ナナカマドの木を折って釜にいれて煎じた汁。(W)〔知分類 p.127〕 {E: a mountain ash tree.} (出典:田村、方言:沙流)
kími
キミ 【名】[< 日本語(とう)きび][植物] トウモロコシ(「とうきび」)。 {E: corn.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
kimuy
キムイ 【名】[ki-muy カヤ/ヨシ・束][植物] ヨシ(葦)の束。 sine kimuy mak pak ranke ku=kar kor pirka? シネ キムイ マㇰ パㇰ ランケ クカㇻ コㇿ ピㇼカ? ヨシ(葦)一束(「いっぱ」)につきいくら払えばいいでしょうか。(S) ☆参考 アクセントは kímuy キムイ ではなく kimúy キムイ。 {E: a bunch of reeds} (出典:田村、方言:沙流)
kina
キナ 【名】[植物]草。 aykocararke kina réhe ikaray ne アイコチャラㇻケ キナ レヘ イカライ ネ とげだらけの草の名はイラクサだ。(S) a=tesé kina アテセ キナ [ござに編む・草] ガマ。 a=e kina アエ キナ [食べる・草] 食用の草。 surku kina スㇽク キナ [毒・草] 毒草。 kina us キナ ウㇱ [草・(そこに)つく/生える] (畑)に草が生える。 kina kar キナ カㇻ 草取りする。 emo kina e=kar hawe? エモ キナ エカㇻ ハウェ? (あなたは)いも畑の草取りをするんですって? (W) ☆参考 食用の野草、 薬草、 毒草、 畑の雑草、 野菜等、 生活に関係ある草を言う。 そのへんに生えている雑草のことは「ごみ」と同じく mun ムン と言う。 〔知分類 p.273〜274〕 {E: edible and medicinal grasses, plants used in daily life (not weeds.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
kinaemawri
キナエマウリ 【名】[kina-emawri 草・イチゴ等の実] [植物]「ヤマソバ」の実。 〔知分類 p.211 エンレエソオ〕 (出典:田村、方言:沙流)
kinaha
キナハ 【名】[所](概は kina キナ)[植物]…の草、 その草。 kinaha kar キナハ カㇻ (畑の)草を取る。 {E: grasses, plants of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
kinasinrit
キナシンリッ 【名】[kina-sinrit 草・根][植物] 「サツマイモのような長い草の根、 赤ん坊を寝かせたときにこれを噛んで魔除けにする。」 (S) {E: a sweet-potato-like root vegetable.} (出典:田村、方言:沙流)
kínit
キニッ 【名】[ki-nit カヤ・棒][植物] カヤの茎。 aynu ahun híne kínit sinep etaye cúna ape or epoypoye, nipeknu a p アイヌ アフン ヒネ キニッ シネㇷ゚ エタイェ チュナ アペ オㇿ エポイポイェ、 ニペㇰヌ アㇷ゚ 男の人が入って来てカヤの茎を一本引き抜いて埋けてある火をかきまわした、 火がついて明るくなったので。(NK民話) {E: reed stalks.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
kiparpar
キパㇻパㇻ 【名】[植物]ギンナンソウ(海藻の一種)。 〔知分類 p.251 クロバギンナンソオ〕 {E: a type of seaweed} (出典:田村、方言:沙流)
kiserini
キセリニ 【名】[kiseri-ni きせる・木][植物] ヤチハギ(=itosin イトシン)。 ☆参考 直径1センチぐらいで中に芯が通っているのでそれをとればきせるのラオになる。(S)〔知分類 p.129「ノリウツギ」〕 {E: a kind of acrid cress, used as food (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
komham
コㇺハㇺ 【名】[kom-ham 小柏・葉] [植物]コガシワ(小柏)の葉。 komham turse yakun コㇺハㇺ トゥㇽセ ヤクン [慣用句]小柏の葉が落ちたら(常に落ちないので、 起こらないことを言う表現)。 komham turse yakun k=ésouk kane ataye ku=kar コㇺハㇺ トゥㇽセ ヤクン ケソウㇰ カネ アタイェ クカㇻ 小柏の葉が落ちたら借りている代金を払う(いつまでも払う気がないことの表現)。(S) ☆参考 ponkomni ポンコㇺニ 小柏の木。〔知分類 p.274 kom-ham((幌別))枯葉・病葉〕 (S) {E: the leaves of an oak tree.} (出典:田村、方言:沙流)
komni
コㇺニ 【名】[kom-ni 柏・木][植物]柏の若木(まだ実がならない五〜六尺のものを言う。) (S) ☆参考 大きくなった柏の木は tunni トゥンニ。〔知分類 p.177 カシワ〕 {E: a young oak tree} (出典:田村、方言:沙流)
kónam
コナㇺ 【名】[kon-ham (?)・葉][植物]落ち葉、 木の葉の落ちて木から離れてしまったもの。 ☆参考 ham ハㇺ は木についているままの葉。 〔知分類 p.274 komam((幌別))=komham, kom-ham((幌別))枯葉、 病葉〕 {E: fallen leaves.} (出典:田村、方言:沙流)
konpu
コンプ 【名】[植物] 昆布(=kompu コンプ)。 konpu satke コンプ サッケ 昆布を干す。 konpu rurihi コンプ ルリヒ 昆布のだし。 konpu takma コンプ タㇰマ 昆布の山、 たくさんの昆布の集まり。 〔知分類 p.253 kompu((幌別、 沙流))〕 {E: a type of seaweed.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
kor 2
コㇿ 【名】[植物]フキ(種(しゅ)としてのフキを言うらしい)。 ☆参考 生えているフキの一本一本のことは korkoni コㇿコニ《フキの木=フキの葉柄》と言う。 korham コㇿハㇺ フキの葉。 koripas コリパㇱ フキ原。 〔知分類 p.17〕 {E: the butterburr plant.} (出典:田村、方言:沙流)
korham
コㇿハㇺ 【名】[kor-ham フキ・葉][植物]フキ(蕗)の葉。 apto as na korham kar wa sikakamure アㇷ゚ト アㇱ ナ コㇿハㇺ カㇻ ワ シカカムレ 雨が降ってきたからフキの葉をとってかぶりなさい。(S) ☆参考 大きなフキなので葉は傘になるほか仮小屋の屋根もふけるしまた鍋にもなる。〔知分類 p.17〕 {E: a butterbur leaf.} (出典:田村、方言:沙流)
korkoni
コㇿコニ 【名】[kor-kor-ni フキ・を持つ・木(知分類)][植物]フキ(蕗)。 korkoni ham コㇿコニ ハㇺ フキ(蕗)の葉。〔知分類 p.17 フキの葉柄〕 {E: the butterburr plant.} (出典:田村、方言:沙流)
kosa
コサ 【名】[植物]「フジ」。 ☆参考 「今はない、 昔あった、 土地のいいところにだけ生える、 紫の花が咲く、 れんこん(蓮根)のような直径3センチくらいの節のある根を持ち、 その根は食べられる、 つるはものをしばるのに用いる。」 (S) ☆参考 藤ではない。 クズの一種らしい。 〔知分類 なし、 p.109 oykar クズ(方言ふじ)〕 {E: a kind of arrowroot plant.} (出典:田村、方言:沙流)
kosaat
コサアッ 【名】[kosa-at 「フジ」・紐][植物] 「フジ」のつる。 「ものをしばるのに用いる、 オヒョウニレの皮のように長くむけて丈夫で何をしばるにも使えるので at アッ《ひも》と言う。」 (S) ☆参考 この「フジ」は藤ではない。 ☞kosa コサ {E: a vine (of the arrowroot plant).} (出典:田村、方言:沙流)
kosaipe
コサイペ 【名】[kosa-ipe フジ・食べるところ][植物] 「フジ」の根。 ☆参考 「蔓(つる、 kosara コサラ)が30センチくらいのとき掘れば柔らかくておいしい、 それ以後蔓が長く伸びるころになると固い。」 (S) ☞kosa コサ (出典:田村、方言:沙流)
kosara
コサラ 【名】[kosa-ra フジ・葉/出始めのつる][植物] 「フジ」(クズの一種)の出始めのつる。 kosara hetuku wa an コサラ ヘトゥク ワ アン 「フジ」の葉が出ている。(S) ☆参考 「フジ」は藤ではない。 ☞kosa コサ {E: the first vine shoots of the kosa plant.} (出典:田村、方言:沙流)
kunnehay
クンネハイ 【名】[kunne-hay 黒い・イラクサ][植物]「イラグサ」(=イラクサ)。 ☆参考 「イラグサに痛くないのと痛いのとあるがこれは痛くないほう。 乾かして皮をむくと麻みたいで黒い、 その黒い皮を言う。 ipisisiphay イピシシㇷ゚ハイ とも言う。」 (S) ☞retarhay レタㇻハイ〔知分類 p.162 ipisisip オオバイラクサ〕 {E: the dried, blackish outer layers of a type of non-stinging nettle.} (出典:田村、方言:沙流)
kusuperi
クスペリ 【名】[< 日本語 グスベリ < 英語 gooseberry] [植物]グスベリ。(W) (出典:田村、方言:沙流)
kutci
クッチ 【名】[植物]サルナシ(「コクワ」)の実(山に生えている木の実、 秋にとれる、 山ブドウより大粒で水分が多く、 甘くておいしい)。 kutci pirka クッチ ピㇼカ 「コクワ」が豊作だ(よくなっている)。(S)〔知分類 p.75「サルナシ」〕 (出典:田村、方言:沙流)
makayo
マカヨ 【名】[植物]フキノトウ。 hekaye makayo ヘカイェ マカヨ 「年とった」(=とうがたった)フキノトウ。(S)〔知分類 p.17〕 {E: the flower of the butterbur (petasites japonnicus (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
mame
マメ 【名】[< 日本語][植物]豆。 ☆参考 今は花豆がたくさんつくられ、 ほかに虎豆や大豆などもつくられている。 あずきは antuki アントゥキ という別語で呼ばれる。 豆は昔からつくっていたという。 {E: a bean.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
mamesirma
マメシㇼマ 【名】[mame-sirma 豆・くず][植物] まめくず(くずのように小さな豆)。 {E: pieces of beans.} (出典:田村、方言:沙流)
marimo
マリモ 【名】[日本語][植物]マリモ。 {E: ball-shaped duckweed.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
matatanpu
マタタンプ 【名】[植物]マタタビの実。 matatanpu punkari マタタンプ プンカリ マタタビの蔓。(S)〔知分類 p.75〕 {E: the nut of the silvervine tree.} (出典:田村、方言:沙流)
maw 1
マウ 【名】[植物] ハマナシ(「ハマナス」)の実。 〔知分類 p.123 果実 ((北海道))〕 {E: the fruit of the rosa rugosa plant (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
mawni
マウニ 【名】[maw-ni ハマナシの実・木][植物]ハマナシ(「ハマナス」)の木。(S)〔知分類 p.123〕 {E: the sweetbrier tree (rosa rugosa (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
mawnisar
マウニサㇻ 【名】[mawni-sar ハマナスの木・葦原][植物] 「ハマナス」(ハマナシ)の群生している所。 {E: a wooded area of sweetbrier trees.} (出典:田村、方言:沙流)
moma
モマ 【名】[植物]スモモの実。 〔知分類 p.121〕 {E: plums.} (出典:田村、方言:沙流)
momani
モマニ 【名】[moma-ni スモモ・木][植物] スモモの木。 〔知分類 p.121 スモモ〕 {E: a plum (damson) tree.} (出典:田村、方言:沙流)
muk
ムㇰ 【名】[植物](山にある蔓草(つるくさ)の名。 紫の花が咲く、 春先にまだ葉の出ないときに鍬(くわ)で掘る、 皮をむくと真っ白い乳が出る、 乳くさく甘い、 この根を煮たり焼いたり油で揚げたりして食べる、 生でもかじる。) (S)〔知分類 p.25 バアソブ〕 (出典:田村、方言:沙流)
mukekas
ムケカㇱ 【名】[muk-ekas (植物名)・爺][植物](野草の一つ、 根を食べる。) (S) 〔知分類 p.25 mukekasi ツリガネニンジン、 エゾツリガネニンジン〕 ☆参考 サダモさんの発音では語末に i はない。 {E: a type of carrot.} (出典:田村、方言:沙流)
mukekasra
ムケカㇱラ 【名】[mukekas-ra ツリガネニンジン(?)・葉][植物] ムケカシ(ツリガネニンジン?)の葉。 {E: the leaves of a type of carrot.} (出典:田村、方言:沙流)
mun
ムン 【名】[植物] ①草、 雑草。 (一般的に、 物体としての草。 cikuni チクニ《木》に対する。) mun ewkaomap ムン エウカオマㇷ゚ 草ぶきの三角小屋。 ②ごみ。 ☆参考 食用草・薬草・毒草・畑の雑草など、 生活に関係のある草は kina キナ と言う。 {E: ①grass; weeds. ②garbage.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
munciro
ムンチロ 【名】[植物] アワ(粟)。 nitne-munciro ニッネムンチロ ごはんにたく粟。 sitone-munciro シトネムンチロ もちにする粟、 餅粟。 {E: foxtail millet.} (出典:田村、方言:沙流)
múnepuy
ムネプイ 【名】[mun-epuy 草・実] [植物] 草の実。 múnepuy rapapse ムネプイ ラパㇷ゚セ 草の種がこぼれる。 ☆参考 木の実は níepuy ニエプイ。 ☞epuy エプイ {E: grass seeds.} (出典:田村、方言:沙流)
munin
ムニン 【自動】腐(くさ)る。 munin ni ムニン ニ 腐った木。 imo soy ta a=osúrpa wa oka wa munin イモ ソイ タ アオスㇽパ ワ オカ ワ ムニン いもが外に捨ててあって腐った。(S) ☆参考 木や草など植物性のものが腐敗することを言う。 肉や魚がくさることは horse ホㇿセ。 {E: to rot (plant matter).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
munki
ムンキ 【名】[< 日本語][植物] 麦。 {E: wheat.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
munnuwepkina
ムンヌウェㇷ゚キナ 【名】[munnuwep-kina ほうき・草][植物] ホウキグサ。(W) ☆参考 東京で言うホウキグサと同じものかどうか不明。 〔知分類になし、 p.156 ハハキギ ホォキグサ haki((幌別))〕 (出典:田村、方言:沙流)
munpe
ムンペ 【名】[mun-pe 草・汁][植物] 草の汁(無色の)。 munpe etuku ムンペ エトゥク 草の汁が出る。(S) ☆参考 乳色の汁は muntope ムントペ。 kinape キナペ は《露》。 {E: grass sap.} (出典:田村、方言:沙流)
munsinrit
ムンシンリッ 【名】[mun-sinnit 草・根][植物] 草の根。 ☆発音 早く言うと muysinrit ムイシンリッ。 {E: grass-roots.} (出典:田村、方言:沙流)
muntope
ムントペ 【名】[mun-tope 草・乳汁][植物] 草の茎から出る乳色の汁。 ☆参考 無色透明の汁は munpe ムンペ。 {E: the milky sap from grass stems.} (出典:田村、方言:沙流)
mursey
ムㇽセイ 【名】[mur-sey ぬか・殻][植物] もみがら。 {E: chaff.} (出典:田村、方言:沙流)
muysinrit
ムイシンリッ 【名】[mun-sinrit 草・根][植物] 草の根(=munsinrit ムンシンリッ)。 {E: grass-roots.} (出典:田村、方言:沙流)
nay
ナイ 【名】沢(川の支流、 線状にくぼんでいて、 通常は石や植物があり、 水が流れている所、 またその流れ)。 {E: a swamp; a marsh; stream.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
nesko
ネㇱコ 【名】[植物]クルミの木。 〔知分類 p.184 オニグルミ〕 {E: a walnut tree.} (出典:田村、方言:沙流)
ní-sinrit
ニシンリッ 【名】[ni-sinrit 木・根][植物] 木の根。 {E: the roots of a tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
níemawri
ニエマウリ 【名】[ni-emawri 木・イチゴ][植物] キイチゴ。 〔知分類になし〕 {E: a raspberry.} (出典:田村、方言:沙流)
níepuy
ニエプイ 【名】[ni-epuy 木・実][植物] 木の実。 {E: a nut.} (出典:田村、方言:沙流)
níharu
ニハル 【名】[ni-haru 木・みのり][植物] 木の枝に付く緑色の玉。 〔知分類 p.161 ヤドリギ〕 {E: mistletoe (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
níharukonpu
ニハルコンプ 【名】[niharu-konpu ヤドリギ・昆布][植物] ツノガタ(海草の一種)。 〔知分類になし〕 {E: a type of seaweed.} (出典:田村、方言:沙流)
níkaop
ニカオㇷ゚ 【名】[ni-ka-o-p 木・の上・につく・もの][植物]木になる実、 くだもの。 tapan níkaop a=e wa ora タパン ニカオㇷ゚ アエ ワ オラ (ちょっと待って、 )この果物を食べてから(リンゴを食べながら言った)。(W) ☆参考 くだものの中でも木になるもの。 イチゴやスイカのような草の実は入らない。 〔知分類 p.79 果実((美幌、 屈斜路・足寄))〕 {E: fruit.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
níkap
ニカㇷ゚ 【名】[ni-kap 木・皮][植物] 木の皮。 {E: the bark of a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
níkaunhay
ニカウンハイ 【名】[ni-ka-un-hay 木・上・にある・麻][植物]「ヤマアサ」。(S)〔知分類 p.95 ツルウメモドキの繊維〕 {E: a type of hemp plant.} (出典:田村、方言:沙流)
níkom 2
ニコㇺ 【名】[ni-kom 木・(?)][植物] 木の芽(木の枝から出て葉になる前のもの)。 tane níkom tuk wa okerpa タネ ニコㇺ トゥㇰ ワ オケㇾパ もう木の芽が出そろった。(W) ☆参考 níkom ニコㇺ が広がって一枚の葉になったものは kónam コナㇺ、 木全体の葉は níham ニハㇺ。(W) níya ニヤ 枝から出る、 葉になるもの。(S) keni ケニ 木や草の地面から生えてくる芽。(W)〔知分類になし〕 {E: the buds of a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
níkor-mame
ニコㇿマメ 【名】[ni-kor-mame 木・を持つ・豆][植物] 手を立ててつくる豆。 ☆参考 nínumame ニヌマメ とも言う。 (出典:田村、方言:沙流)
nimaw
ニマウ 【名】①[植物]湿布薬になる木の薄い皮。 (これを痛いところに貼る。) ②湿布(このごろは世がひらけて湿布する)。(S) ☆参考 teknimawpo テㇰニマウポ 手の湿布。 (霊力のある人が、 病気等を癒すために手を当てることを言う)。(S)〔知分類 p.279 掻き綿〕 {E: ①a poultice made from the bark of trees. ②a poultice.} (出典:田村、方言:沙流)
nínum
ニヌㇺ 【名】[植物]クルミの実。 poro nínum kotuk wa an ポロ ニヌㇺ コトゥㇰ ワ アン 大きなクルミがついている(おじいさんの首についている固いコブのことを言う)。(S) ☞pise ピセ 〔知分類 p.185〕 {E: a walnut.} (出典:田村、方言:沙流)
nínumame
ニヌマメ 【名】[ni-nu-mame 木・持つ・豆][植物](=nikormame ニコㇿマメ) 手を立ててつくる豆。 (出典:田村、方言:沙流)
nipes
ニペㇱ 【名】[植物]シナの木の皮。 ☆参考 木から皮をはぎとり、 それを外皮と内皮にはぎ分ける。 内皮をさいて、 それをよって紐にしたり、 小出し(saranip サラニㇷ゚)やいろいろな細工物をつくったりする。 昔オヒョウニレの皮の繊維 attus アットゥㇱ で織っていた厚司と呼ばれる布も、 昨今はオヒョウニレ不足のためにしばしば nipes ニペㇱ でつくられる。 ☆参考 シナの木は nipesni ニペㇱニ。 シナの皮はぎをすることは nipeskep ニペㇱケㇷ゚。 〔知分類 p.77 内皮又はそれから取った繊維〕 {E: the bark of a Japanese linden (lime)tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
nipesni
ニペㇱニ 【名】[nipes シナの木の皮・木][植物] シナノキ。 〔知分類 p.78〕 {E: Japanese linden (lime)tree.} (出典:田村、方言:沙流)
nírek
ニレㇰ 【名】[ni-rek 木・ひげ][植物] サルオガセ(木のあちこちにぶらさがるひげのような白いもの)。(S)〔知分類 p.245 サルオガセ〕 {E: a green filamentous lichen hanging from the branches of trees (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
nisa 1
ニサ 【名】[植物] 木の空洞(「うどっぽの木」、 「うどっぽ」)。 nisa sam un sinusinu kor an ニサ サムン シヌシヌ コラン [比喩]「うどっぽ」(空洞)の木のそばへ寄っていく=(子どもが)甘えて母親のところへだかれようとすり寄って行く。(W)〔知分類 p.279〕 {E: a hollow in a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
nisew
ニセウ 【名】[植物] ドングリ(カシワの実、 ナラの実、 シイの実)。 〔知分類 p.178〕 {E: an acorn.} (出典:田村、方言:沙流)
nisewpo
ニセウポ 【名】[nisew-po カシワの実・(指小辞)][植物] 小さなカシワの実、 ドングリ。 sine nisewpo hancikiki/ekupa kane hancikiki シネ ニセウポ ハンチキキ/エクパ カネ ハンチキキ (カケスの神は)一粒のドングリをくわえて。(HC神謡) {E: the acorns of oak trees.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
nísikay
ニシカイ 【名】[概](所は nísikaye(he) ニシカイェ(ヘ))[ni-sikay 木・めくぎ][植物] 木の節。 〔知分類になし〕 {E: knots in a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
nísikaye(he)
ニシカイェ(ヘ) 【名】[所](概は nísikay ニシカイ)[植物] …(木)の節、 その木の節。 nísikaye turse ニシカイェ トゥㇽセ 節が抜ける、 節穴があく。(S) {E: the knots of…} (出典:田村、方言:沙流)
nísinrit
ニシンリッ 【名】[ni-sinrit 木・根][植物] 木の根。 {E: the roots of a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
nitne-munciro
ニッネムンチロ 【名】[nitne-munciro 硬い・粟][植物] ごはんにたく粟(あわ)。 ☆参考 sitone-munciro シトネムンチロ 餅粟(モチアワ)、 餅/団子にする粟。 {E: millet.} (出典:田村、方言:沙流)
nítomtom
ニトㇺトㇺ 【名】[ni-tomtom 木・(擬態の重複であろう)][植物] 木の皮と実との間についている針のようなもの。 〔知分類 p.248 エブリコ〕 {E: the stem (connecting the fruit to the branch ).} (出典:田村、方言:沙流)
nítope
ニトペ 【名】[ni-tópe 木・乳汁][植物] 木の枝や幹から出る汁。 ☆参考 muntope ムントペ 草の汁。 ☆参考 nípe ニペ は木の露。 {E: the sap from the trunk or branches of a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
nítumam
ニトゥマㇺ 【名】[概](所は nítumama(ha) ニトゥママ(ハ))[ni-tumam 木・胴][植物] 木の幹。 {E: the trunk of a tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
níur
ニウㇽ 【名】[ni-ur 木・毛皮][植物] 古い木の厚くなった皮の上に生える黄緑色の高さ10センチぐらいの苔〔知分類 p.244 樹上に生ずる苔〕 {E: a moss that grows on tree tops.} (出典:田村、方言:沙流)
níya
ニヤ 【名】[植物] ①木の芽(枝から出る葉になるもの)。 ②地面から出る芽。 níya tuk kor oka ニヤ トゥㇰ コロカ 木の芽が萌え出た。(S) tanepo níya hetuku タネポ ニヤ ヘトゥク いまやっと芽が出た。(S)〔知分類になし〕 ☆参考 níkom ニコㇺ 枝から出る木の芽。(W) {E: ①buds (on the branches of trees). ②sprouts that project through the surface of the earth.} (出典:田村、方言:沙流)
níyarkap
ニヤㇻカㇷ゚ 【名】[ni-yar-kap 木・(?)・皮][植物] 木の厚いカサカサになった皮(古い木の皮、 苔のようにかぶさっている)。 〔知分類になし〕 {E: the rough, thick bark of a tree.} (出典:田村、方言:沙流)
níyepuy
ニイェプイ 【名】[ni-y-epuy 木・(挿入音)・実][植物] 木の実。 ☆参考 草の実は múnepuy ムネプイ。 リンゴやナシのような果物は níkaop ニカオㇷ゚。 {E: nuts; fruit.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
nonki
ノンキ 【名】[< 日本語][植物](稲やヒエや麦などの)のぎ。 {E: a beard; an awn; an arista.} (出典:田村、方言:沙流)
nonno 1
ノンノ 【名】[植物]花。 emukkane nonno エムッカネ ノンノ つぼみ。 nonno o ノンノ オ 花がつく(=咲く、 またはつぼみがつく)。 nonno ukocupke/ukocupupke ノンノ ウコチュㇷ゚ケ/ウコチュプㇷ゚ケ 花がつぼむ/しぼむ。(S) nonno sumumke ノンノ スムㇺケ 花がしおれる。(S) nonno tuy ノンノ トゥイ 花が落ちる(=散る)。 {E: a flower.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
noya
ノヤ 【名】[植物]ヨモギ。 asir noya アシン ノヤ [新しい・ヨモギ] 春の出始めの柔らかいヨモギ、 モチグサ。 noya-sito ノヤシト ヨモギのだんご、 よもぎ餅。 ☞noyasito ノヤシト〔知分類 p.1〕 {E: mugwort.} (出典:田村、方言:沙流)
numi(hi)
ヌミ(ヒ) 【名】[所](概は num ヌㇺ)[植物] …の粒、 …の粒状の実、 (おつゆ)の汁でない実の部分。 numi kar ヌミ カㇻ (殻や皮の中の)実を出す。 numi rupne mame ヌミ ルㇷ゚ネ マメ 粒の大きい豆。 na ponno túnas e=ek yak numihi ka eci=ére p ne kus (ne a korka) e=ek moyre wa ora rur takupi an ナ ポンノ トゥナㇱ エエㇰ ヤㇰ ヌミヒ カ エチエレㇷ゚ ネ クㇱ (ネ ア コㇿカ) エエㇰ モイレ ワ オラ ルッ タクピ アン もう少し早くあなたが来たら実も食べさせてあげるのだったけれどあなたの来るのが遅かったので汁しかない。 (注:ノートに脱字あり、 ()内の文字は筆者が加筆した。) (S) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
numnep
ヌㇺネㇷ゚ 【名】[num-ne-p 粒・になっている・もの][植物] ウバイロ(ウバユリ)のまだ小さい粒。 ☆参考 豆か何かに入れて煮る。〔知分類になし〕 (出典:田村、方言:沙流)
númo
ヌモ 【自動】[num-o 粒・入る][植物](穀物の)実がいる(殻の中の実がみのって大きくなる)。 sisakno númo hike oka シサㇰノ ヌモ ヒケ オカ たまに実のいったのもある。(S) {E: to ripen.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
okunnekina
オクンネキナ 【名】[o-kunne-kina その尻が・黒い・草][植物](編む草の一つの名、 下のほうが水に入っていて、 そこが黒い。)〔知分類になし〕 (出典:田村、方言:沙流)
otopkonpu
オトㇷ゚コンプ 【名】[otop-konpu 髪の毛・昆布][植物](海藻の一種)「マチボ。 酢味噌、 三杯酢、 さしみのつまにする。」 (S)〔知分類になし〕 {E: a type of seaweed.} (出典:田村、方言:沙流)
parakina
パラキナ 【名】[para-kina 幅広い・草][植物]ミズバショウ(?)(「春真っ先に出る、 葉の直径2尺(60センチ)もある草、 丈は1メートルぐらいになる」)。(W)〔知分類 p.216 ミズバショオ〕 {E: a skunk cabbage.} (出典:田村、方言:沙流)
páseni
パセニ 【名】[pase-ni 重い/重要な・木] [植物]アオダモ。(W)〔知分類 p.128 ナナカマド((名寄))、 p.184 サワシバ((長万部))、 p.47 iwani アオダモ〕 (出典:田村、方言:沙流)
pekanpe
ペカンペ 【名】[pe-ka-n(< un)-pe 水・の上・にある・もの][植物] ヒシ(菱)の実。 〔知分類 p.71〕 {E: a water chestnuts.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
péro
ペロ 【名】[植物]ナラの木。 〔知分類 p.176((幌別))ミズナラ オオナラ〕 {E: a Japanese oak tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
pethat
ペッハッ 【名】[pet-hat 水分のある・ブドウ][植物] 生のブドウ(干してないブドウ)。 ☆参考 冬は乾したブドウが普通だから、 生のブドウをこう呼ぶ。 夏は生のが普通だから言わない。(S)〔知分類になし〕 {E: fresh grapes.} (出典:田村、方言:沙流)
pinni
ピンニ 【名】[植物] ヤチダモ。 〔知分類 p.47〕 {E: the ash tree.} (出典:田村、方言:沙流)
piyapa
ピヤパ 【名】[植物]ヒエ。 〔知分類 p.228((幌別、 平取))(ヒエの)種子〕 {E: Japanese millet.} (出典:田村、方言:沙流)
pokinkap
ポキンカㇷ゚ 【名】[概](所は pokinkapuhu ポキンカプフ)[pokin-kap 下の・皮][植物] 中の皮、 内皮(木などの)。 ☆対語 kankap カンカㇷ゚《外の皮》。 〔知分類 p.94内皮〕 {E: the internal bark of a tree etc. } (出典:田村、方言:沙流)
pokuso
ポクソ 【名】[日本語 ぼくそう(牧草)][植物] 「ボクソー」(牧草)=クローバー。 〔知分類になし〕 {E: clover.} (出典:田村、方言:沙流)
ponki 1
ポンキ 【名】[pon-ki 小さい・カヤ][植物] 「オニガヤ」。 〔知分類 p.224 ヤマアワ〕 (出典:田村、方言:沙流)
ponnitay
ポンニタイ 【名】[pon-ni-tay 小さい・木・林][植物] 小さい木ばかりの林。 {E: a wooded area, forest of small trees.} (出典:田村、方言:沙流)
pontop
ポントㇷ゚ 【名】[pon-top 小さい・竹][植物](竹の一種、 大きくならない、 手豆の手にする竹、 これのタケノコがサケダケ(ササダケの誤記か?)のかんづめになる。) (S)〔知分類になし〕 {E: a type of bamboo) (出典:田村、方言:沙流)
pontop-mun
ポントㇷ゚ムン 【名】[pon-top-mun 小さい・竹・草][植物](草の名。 ササ(笹)のようで葉が細く、 きれいな緑と白の縦じまの葉の草。) (W) (出典:田村、方言:沙流)
popkekina
ポㇷ゚ケキナ 【名】[popke-kina 暖かい・編む草][植物] ござ(citarpe チタㇻペ)に編む草の一種。 ☆参考 伝染病がこれをきらうので、 これでつくったござを敷いているところへは来ないと言う。 鵡川町春日の大川原コレピリカさんの家の入口にはこれが束ねて立ててあった。 〔知分類 p.217 オオカサスゲの稈〕 {E: a kind of sedge, rush, grass used to weave matting.} (出典:田村、方言:沙流)
pukusa
プクサ 【名】[植物]「キトピロ」。 〔知分類 p.195 ギョオジャニンニク〕 {E: a kind of wild garlic (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
pukusakina
プクサキナ 【名】[pukusa-kina][植物]「イッポンナ」イチリンソウ(?)/ニリンソウ(?)。 ☆参考 「おつゆ」(みそ汁)の実にする。 ☆参考 鵡川の古老は ohawkina オハウキナ とも言っていた。 〔知分類 p.148 ニリンソウの茎葉〕 (出典:田村、方言:沙流)
pukusara
プクサラ 【名】[pukusa-ra キトピロ・葉][植物] ギョウジャニンニク「キトピロ」の葉。 {E: the leaves of (a kind of wild garlic (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
punkar
プンカㇻ 【名】[概](所は punkari(hi) プンカリ(ヒ))[植物](植物の)つる。 hat punkar ハッ プンカㇻ ぶどうづる。 〔知分類 p.281〕 {E: a vine.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
punkari(hi)
プンカリ(ヒ) 【名】[植物]…の蔓。 {E: a (the) vine(s) of…} (出典:田村、方言:沙流)
punkaw
プンカウ 【名】[植物]「ヤチカンバ」(なかなか腐らない、 皮はカンバのようだがパチパチしてばかりいて燃えない)。(S)〔知分類 p.52 ハシドイ〕 {E: the Japanese lilac (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
pus 2
プㇱ 【名】[概](所は pusi(hi) プシ(ヒ))[植物](穀物などの)穂、 (トウモロコシの)実。 amam pus アマㇺ プㇱ (昔は)ヒエの穂、 (今は)稲の穂。(S)〔知分類 p.281 禾穀の穂〕 {E: an ear of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
pusni
プㇱニ 【名】[pus-ni はじける・木][植物] ホウノキ。 pusni epuy プㇱニ エプイ ホウノキの実。 ☆参考 薬になる。(S)〔知分類 p.135〕 {E: magnolia obovata.} (出典:田村、方言:沙流)
ra 2
ラ 【名】[概/所][植物](草の)葉、 (蔓草の場合は)出始めの短い蔓。 turep ra トゥレㇷ゚ ラ ウバユリ(「ウバイロ」)の葉。 (=turep ham トゥレㇷ゚ ハㇺ) mukekas ra ムケカㇱ ラ ツリガネニンジン(?)の出始めの蔓/葉。 ikema ra イケマ ラ イケマの出始めの蔓/葉。 kosa ra コサ ラ 「フジ」の出始めの蔓/葉。 cituyrep ra チトゥイレㇷ゚ ラ カガイモ(?)の出始めの蔓/葉。 pukusa ra プクサ ラ ギョウジャニンニク(「キトピロ」)の葉。 muk ra ムㇰ ラ バアソブ(?)の出始めの蔓/葉。 ☆参考 蔓がのびてからまるようになればもう ra ラ と言わず、 kosa コサ 「フジ」の場合は kosa at コサ アッ [「フジ」・紐]と言い、 他の植物のつるは punkar プンカㇻ と言う。 〔知分類 p.281 地下部を食用とする草本植物の葉〕 {E: a blade of grass.} (出典:田村、方言:沙流)
ráha 2
ラハ 【名】[所](概は ra ラ)[植物] …(草)の葉、 …の出始めの蔓。 tane ráha isa wa a=kar ka eaykap タネ ラハ イサ ワ アカㇻ カ エアイカㇷ゚ もう葉が年取ったのでとることができない。(S) ikema ráha ney ta ka somo e=nukar? イケマ ラハ ネイ タ カ ソモ エヌカㇻ? イケマの出始めの蔓をあなたどこかで見なかったかい。(S) ☞ra ラ 2 {E: a blade of grass of…; the first vine shoots of…} (出典:田村、方言:沙流)
ranko
ランコ 【名】[植物] カツラの木。〔知分類 p.152〕 {E: a katsura tree (a kind of large maple (B.)).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
rapnatara
ラㇷ゚ナタラ 【rap-natara】 しおれる. *植物がしおれるのはスムㇺケ. (出典:萱野、方言:沙流)
rarmani
ラㇻマニ 【名】[植物]イチイ(「オンコ」)の木。 〔知分類 p.238〕 {E: a Japanese yew tree.} (出典:田村、方言:沙流)
ras
ラㇱ 【名】[植物]木片、 木のわりは(割り端)。 〔知分類 p.281 ras(-u) 割木〕 {E: pieces of wood, tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
rasupa
ラスパ 【名】[植物]「サビタ」。 rasupa ni ラスパ ニ 「サビタ」の木。 rasupa nonno ラスパ ノンノ 「サビタ」の花。 ☆参考 パイプや杖を彫る材にする。 花は、 直径20センチぐらいの花の中に梅の花びらのような花がいっぱいついている、 真っ白できれい。(S)〔知分類 p.129 ノリウツギ〕 {E: hydrangea paniculata (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
rayta
ライタ 【名】[植物] 山を歩くと着物にくっつく草の実の総称(ダイコンソウなど)。(S) 〔知分類 p.113 キンミズヒキの痩果、 p.116 ダイコンソウの痩果、 p.174 クリのいが〕 {E: a general name for grass seeds that stick to clothing when walking in the mountains.} (出典:田村、方言:沙流)
raytakina
ライタキナ 【名】[rayta-kina 着物にくっつく草の実・草][植物] いがが着物にくっつく草の総称。(S) 〔知分類 p.113 kina-rayta ((美幌、 屈斜路)) キンミズヒキ〕 {E: a general name for grass seeds that stick to clothing.} (出典:田村、方言:沙流)
raytat
ライタッ 【名】[ray-tat 死んだ・カンビの皮][植物] カンビ(樺)の「ねき」(倒れている木) からむいた皮。 〔知分類になし。 p.1 tat カンビの皮〕 {E: the bark of the roots of a type of birch tree.} (出典:田村、方言:沙流)
repnihat
レㇷ゚ニハッ 【名】[repni-hat 拍子棒・ブドウ][植物]「アカイブドウ」。(S)〔知分類 p.138チョオセンゴミシ〕 {E: “creeping grape bush.”(B.)} (出典:田村、方言:沙流)
retaramam
レタラマㇺ 【名】[retar-amam 白い・穀物][植物]ヒエの一種。〔知分類 p.228 retar-piyapa ヒエ〕 {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
retarhay
レタㇻハイ 【名】[retar-hay 白い・麻のような繊維][植物] ①(木の名)ツルウメモドキ(?)(蔓になっている木、 冬中きれい、 細い、 太くても直径1センチぐらい、 丈四、 五尺)。(S) retarhay epuy レタㇻハイ エプイ これの実。 ②(この名の蔓の木の繊維。)(外皮をはがし、 緑色の内皮をむき、 湯通ししてから雪の上に置いてさらすと真っ白になる、 そうしてできた皮を言う。) (S) 〔知分類 p.95〕 (出典:田村、方言:沙流)
reyeemawri
レイェエマウリ 【名】[reye-emawri はう・イチゴ][植物] 草イチゴ。 ☆参考 emawri エマウリ イチゴにいろいろな種類がある。〔知分類になし。 emawri は p p.1〕 {E: raspberrys.} (出典:田村、方言:沙流)
riten
リテン §669.病気が治る(1)病気が治る riten〔ri-tén リてン〕[‘やわらかくなる']⦅H. S.⦆〔→辞書Ⅰ, 植物篇, p.154〕 (出典:知里人間編I、方言:)
ritenni
リテンニ 【名】[riten-ni 柔軟な・木] [植物]ツツジの木。 ritenni nonno リテンニ ノンノ ツツジの花。〔知分類 p.30 ((様似, 長万部)) ((宮部・神保 沙流・鵡川・石狩))ムシカリ〕 {E: the azalea flower.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
runum 1
ルヌㇺ 【名】[概](所は runumi(hi) ルヌミ(ヒ))[ru-num ただの・粒][植物] さやから出した豆。 〔知分類になし〕 {E: the peas, beans taken from their pods of…} (出典:田村、方言:沙流)
runumi(hi)
ルヌミ(ヒ) 【名】[所](概は runum ルヌㇺ)[植物] …のさやから出した豆。 runumihi kar ルヌミヒ カㇻ 豆のさやをむきなさい。(S) {E: shell; pod.} (出典:田村、方言:沙流)
runumnep
ルヌㇺネㇷ゚ 【名】[概](所は runumnepi(hi) ルヌㇺネピ(ヒ)) [runum-ne-p さやから出した豆・である・もの][植物] さやから出した豆。 〔知分類になし〕 {E: the peas, beans taken from their pods.} (出典:田村、方言:沙流)
runumnepi(hi)
ルヌㇺネピ(ヒ) 【名】[所](概は runumnep ルヌㇺネㇷ゚) [植物] …(豆)のさやから出した豆。 runumnepi kar ルヌㇺネピ カㇻ 豆のさやをむきなさい。(S) {E: …peas, beans taken from their pods.} (出典:田村、方言:沙流)
saktuype
サㇰトゥイペ 【名】[sak-tuy-pe 夏・とれて落ちた・もの][植物] 落果(ひとりでに落ちた果物)。 {E: fallen fruit.} (出典:田村、方言:沙流)
sarki
サㇻキ 【名】[sar-ki 葦原・カヤ][植物][雅] ヨシ、 葦(=supki スㇷ゚キ)。 sarki cikir kor/sarki tapsut kor サㇻキ チキㇼ コㇿ/サㇻキ タㇷ゚スッ コㇿ 葦のような足を持ち葦のような肩を持つ(やせて醜い女の姿の描写、 悪口)。(S子守歌) ☆参考 日常は supki スㇷ゚キ のほうを多く用いる。(S)〔知分類 p.227〕 {E: a type of reed.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
setakonrayta
セタコンライタ 【名】[setakor-rayta ゴボウ・イガ][植物] ゴボウのいが。 ☆参考 setakorkoni セタコㇿコニ ゴボウ。〔知分類 p.11〕 {E: the burr of the burdock plant.} (出典:田村、方言:沙流)
setakor
セタコㇿ 【名】[seta-kor 犬・フキ][植物] ゴボウ。〔知分類 p.11 setakorkoni〕 {E: the burdock plant.} (出典:田村、方言:沙流)
setakorkoni
セタコㇿコニ 【名】[seta-korkoni 犬・フキの葉柄][植物] ゴボウの葉柄(地面から出ている部分)。〔知分類 p.11〕 {E: the stalks of the burdock plant (i.e. above ground).} (出典:田村、方言:沙流)
setakpeamam
セタㇰペアマㇺ 【名】[setak-pe-amam 短期間の・もの・穀物][植物] ヒエの一種、 いちばん後から植えて最初に取れるヒエ。(S) {E: a type of millet.} (出典:田村、方言:沙流)
setarayta
セタライタ 【名】[seta-rayta 犬・いが][植物] 黄白い花が咲き、 いがが着物につく草のいが。 〔知分類 p.116 ダイコンソォ/チシマダイコンソォ/オォダイコンソォ〕 (出典:田村、方言:沙流)
seyekapar
セイェカパㇻ 【名】[seye-kapar 殻[所]・薄い][植物] アサダ。 ☆参考 杉のように板目がきれいなので木材として使う。(S)〔知分類 p.184 seykapar アサダの茎(宮部・神保)〕 {E: a type of tree.} (出典:田村、方言:沙流)
sikay 1
シカイ 【名】[sik-ay 目・矢/とげ][植物](木の)節。 ní-sikay ニシカイ 木の節。(S)〔知分類 p.279 ni-sikarax ((白浦))木のこぶ〕 {E: a knot in a tree, wood.} (出典:田村、方言:沙流)
sikerpe
シケㇾペ 【名】[植物]キワダ(「シコロ」)の実。 ☆参考 これの木は sikerpeni シケㇾペニ。 〔知分類 p.102〕 {E: the fruit of an Amur (Chinese) cork tree.} (出典:田村、方言:沙流)
sikerpekina
シケㇾペキナ 【名】[sikerpe-kina キワダ(「シコロ」)の実・草][植物](食用草の名、 「ゆでて干して油をつけて食べる」。) (W)〔知分類 p.216 ザゼンソオ〕 {E: name of a food made from the Amur cork tree.} (出典:田村、方言:沙流)
sikerpeni
シケㇾペニ 【名】[sikerpe-ni キワダの実・木][植物]キワダ(「シコロ」)の木。 ☆参考 これの皮を粉にして打ち身の薬にする、 また煎じて飲めば胃腸薬。(S)〔知分類 p.102〕 {E: the Amur cork tree (the bark of it which is used as medicine).} (出典:田村、方言:沙流)
síki 1
シキ 【名】[sí-ki 大きい/主な・萱][植物]「オニガヤ」。 〔知分類 p.225〕 (出典:田村、方言:沙流)
sinrici(hi) 1
シンリチ(ヒ) 【名】[所](概は sinrit シンリッ)[植物](…の)根(木や草の根)。 {E: the roots of trees, grass etc.(of…).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sinrit 1
シンリッ 【名】[概](所は sinrici(hi) シンリチ(ヒ))[sir-rit 地・すじ][植物]根(木の根や草の根)。 ☆参考 大根や人参のような食べられる根のことは言わない。 〔知分類 p.283〕 {E: roots.} (出典:田村、方言:沙流)
sinrit(c-i)
シンリッ §013.先祖;祖先(1)sinrit(c-i)〔šín-rit しンリッ〕⦅H.⦆①祖先。②祖父、祖母。③親。e-〜-utari「汝の親たち」(ユ研Ⅱ, p.735)。[もと植物の・‘根'・の義;
sipuskep
シプㇱケㇷ゚ 【名】[sipuske-p ふくれる・もの][植物] キビ(「いなきび」)。(S) riten sipuskep リテン シプㇱケㇷ゚ [柔い・キビ] もちになるきび。(S) nitne sipuskep ニッネ シプㇱケㇷ゚ [固い・キビ] ごはんになるきび。(S)〔知分類 p.231 粟の“うるち”〕 {E: millet] (出典:田村、方言:沙流)
siruskina
シルㇱキナ 【名】[sir-us-kina 地・に生えている・草](?) [植物]アカザ。 ☆参考 「食べられる、 おいしい、 アイヌはこれを食べることを知らなかった。」 (S)〔知分類 p.156〕 {E: wild spinach; pigweed.} (出典:田村、方言:沙流)
sito
シト 【名】(植物のでんぷんをかためてつくった食べ物の名)シト、 餅、 団子(だんご)(伝統的なものは turep トゥレㇷ゚《オオバユリの根》や emo エモ《ジャガイモ》のでんぷんでつくる。 しばしば「団子」と訳されるが団子のような球形ではなく円盤形につくられる。 中央に穴をあけ、 ひもを通して何枚もつないでかけて干しておき、 保存食とする)。 emo-sito エモ シト じゃがいもでつくったシト。 sum ani a=ma sito スマニ アマ シト 油で焼いた餅 (「パン」の訳語として出た)。(S) ☆参考 サダモさんは「もち」と訳していた。 {E: a dumpling.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sitone-munciro
シトネムンチロ 【名】[sito-ne-munciro 餅・になる・アワ][植物]モチアワ、 シト(餅、 だんご)になる粟。(S) ☞munciro ムンチロ {E: a dumpling made from foxtail millet.} (出典:田村、方言:沙流)
siwri
シウリ 【名】[植物](木の名)シウリ(「チュウリ」、 「固くて乾いてもくるわない、 op オㇷ゚《槍》の柄にする。」) (S)〔知分類 p.121 シウリの茎〕 (出典:田村、方言:沙流)
siyamam
シヤマㇺ 【名】[sí-y-amam 主要な・(挿入音)・穀物][植物] 稲、 米 ☆参考 amam アマㇺ《穀物》の中の代表格は昔はヒエだったが、 後からもたらされた米をヒエよりも上格に置いてこう呼ぶ。 〔知分類 p.228 siamam イネ((幌別))〕 {E: rice.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sokoni
ソコニ 【名】[植物](「ニワトコ」)(腎臓病と腹膜炎のときの下し薬)。(S)〔知分類 p.28〕 {E: the elder free (B.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sonpao-kina
ソンパオキナ 【名】[sonpao-kina 角(かど)がある・編む草][植物]ござ(citarpe チタㇻペ)に編む草の一種、 切り口が三角になっている)。〔知分類 p.220 ウキヤガラ〕 {E: straw.} (出典:田村、方言:沙流)
sorma
ソㇿマ 【名】[植物]「おちぜんまい」(ヤチゼンマイのような草)。(W), (S)〔知分類 p.240, 241. ゼンマイ、 オシダ、 クサソテツ〕 {E: a flowering fern.} (出典:田村、方言:沙流)
sukupkina
スクㇷ゚キナ 【名】[sukup-kina 成長する・草][植物](草の名、 「五、 六尺にもなる、 茎が太く筒になっている」。) (W)〔知分類 p.212 sikupkina バイケェソォ ((厚真、 穂別))((A沙流・鵡川・石狩))〕 {E: a type of grass.} (出典:田村、方言:沙流)
sumariharu
スマリハル 【名】[sumari-haru キツネ・食べ物][植物] 「アズキナ」の実。 ☆参考 「根や葉は言わない。」 (S)〔知分類 p.210 shumari-haru ユキザサ〕 (出典:田村、方言:沙流)
sunku
スンク 【名】[植物] エゾマツ(「シンコマツ」)。(W) (S)〔知分類 p.236〕 {E: a Yezo spruce (a type of pine tree).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
supki
スㇷ゚キ 【名】[植物] ヨシ(「やち(湿地)に生えるカヤ」)。(W)〔知分類 p.227 アシ、 ヨシ〕 {E: a reed.} (出典:田村、方言:沙流)
supkirap
スㇷ゚キラㇷ゚ 【名】[supki-rap ヨシ・羽][植物] ヨシの葉。 {E: the leaves of a reed.} (出典:田村、方言:沙流)
surku 1
スㇽク 【名】[植物]トリカブト(「ブシ」)(根も葉も含めて)。(S) surku nonno スㇽク ノンノ トリカブトの花(藤色で美しい)。 surku sinrit スㇽク シンリッ トリカブトの根(猛毒で、 熊を殺す毒矢に使われる)。 〔知分類 p.139 (トリカブトの)根〕 {E: an aconite; a wolfsbane.} (出典:田村、方言:沙流)
surkuemawri
スㇽクエマウリ 【名】[surku-emawri 毒・イチゴ][植物]ヘビイチゴ。〔知分類になし。 p.115 hurep シロバナノヘビイチゴ〕 {E: an Indian strawberry.} (出典:田村、方言:沙流)
susu
スス 【名】[植物] ヤナギ(柳)の木。〔知分類 p.190〕 {E: a willow tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sutukap
ストゥカㇷ゚ 【名】[sutu-kap ぶどうづる・皮][植物]ぶどうづるの皮。 sutukap súhurayep ストゥカㇷ゚ スフライェㇷ゚ ブドウづるの皮でつくったたわし。 ☞súhurayep スフライェㇷ゚ ☆参考 hat punkar ハッ プンカㇻ ぶどうづる。〔知分類 p.80 situkap ヤマブドォ((北海道全地))茎の皮〕 {E: the bark of a grapevine.} (出典:田村、方言:沙流)
tane 1
タネ 【名】[概/所][< 日本語][植物](栽培するために畑にまく)種。 ☆参考 草の種子は epuy エプイ[概]/epuyke エプイケ[所]、 木の実の種(芯)は pi ピ[概]/piyehe ピイェヘ[所] と言い、 tane タネ とは言わない。 ☆発音 táne タネ ともいう。 〔知分類 p.285 ((幌別、 様似))〕 {E: a seed.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
tanehe
タネヘ 【名】[所](概は tane タネ)[植物](…の)種。 ☞tane タネ 1 {E: a seed of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
tat
タッ 【名】[植物]樺(「カンビ」)の皮(燃えやすいのでたきつけにする)。 a=eápeari tat アエアペアリ タッ たきつけのカンビの皮。 cinoye tat チノイェ タッ [ねじれた・カンビの皮] 明り(sune スネ)にするためにくるくる巻いたカンビの皮。 これを2尺5寸(75センチ)ほどの木の棒(suneni スネニ)にはさんで使う。(W) ☆参考 外へ持って出るたいまつ(tatuspe タトゥㇱペ)にもカンビの皮を使う。(NK)〔知分類 p.1〕 {E: the bark of the birch tree.} (出典:田村、方言:沙流)
tatni
タッニ 【名】[tat-ni カンビ(樺)・木][植物]カンビ(樺)の木。 (出典:田村、方言:沙流)
tayko 2
タイコ 【名】[< 日本語 ダイコ][植物]大根。 〔知分類になし〕 {E: a long white Japanese radish.} (出典:田村、方言:沙流)
taykora
タイコラ 【名】[tayko-ra 大根・葉][植物] 大根葉。 {E: radish leaves.} (出典:田村、方言:沙流)
tomatoma
トマトマ 【名】[植物]「高さ20センチぐらい、 「フジ」(kosa コサ、 藤ではない、 クズの一種)の花のような10センチぐらいの青紫の花が5月に咲く。 「フジ」の葉のような丸い葉のまん中に一本茎が出てそこに花が咲く。 地中に丸いイモがつく。 イモも花も食べられるそうだがイモはちょっと苦味がある、 自分たちは食べない」。(S)〔知分類になし〕 (出典:田村、方言:沙流)
top
トㇷ゚ 【名】[植物]竹。 ☆参考 huttat フッタッ ササ。 huttattop フッタットㇷ゚ ササダケ。 〔知分類 p.2〕 {E: bamboo.} (出典:田村、方言:沙流)
tópe
トペ 【名】[概/所][to-pe 乳房・汁] ①乳汁、 ミルク(人のも獣のも)。 peko tópe/pekotope ペコ トペ/ペコトペ 牛乳。 nítope ニトペ 木の幹などから出る汁。 tópe nunpa トペ ヌンパ 乳をしぼる。 ②木の幹または枝や草の茎から出る乳色の汁。 ☆参考 「乳房」は単独では totto トット、 (赤ん坊が)母乳を飲むことは totto e トット エ。 〔知分類 人間 p.253、 植物 p.280 ni-tope 樹液〕 {E: ①milk (human or animal). ②the sap of a tree etc.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
tópenatane
トペナタネ 【名】[topen-atane 甘い・カブ][植物] 砂糖大根(「ビート」)。 〔知分類になし〕 {E: a beet.} (出典:田村、方言:沙流)
tópeni
トペニ 【名】[tópe-ni 乳汁・木][植物] カエデ(「モミジ」)。 ☆参考 4月ごろ木に穴をあけておくと甘い汁が出る。 そこに管を入れてそれを吸う。 〔知分類 p.92 イタヤカエデ〕 {E: a maple tree.} (出典:田村、方言:沙流)
topsar
トㇷ゚サㇻ 【名】[top-sar 竹・(葦)原][植物] 竹やぶ。 ☆参考 木の林は nítay ニタイ。 〔知分類 p.282 top-sar 笹やぶ〕 {E: a bamboo grove.} (出典:田村、方言:沙流)
totonup
トトヌㇷ゚ 【名】[植物] ハイマツ(「はって歩く」)。(S)〔知分類 p.236〕 {E: a creeping pine.} (出典:田村、方言:沙流)
tuk
トゥㇰ 【自動】(芽が)出る、 (植物が)伸びる、 生長する (「おがる」)。 keni tuk ケニ トゥㇰ (木や草の)芽が出る、 芽をふく。 kina tuk pekor iki キナ トゥㇰ ペコㇿ イキ (子どもが)まるで草がのびるようにすくすくと育つ。 itto tuk pekor イット トゥㇰ ペコㇿ「一日おがりにおがるように」まるで一日で大きくなるように(どんどん大きくなることを表す慣用表現)。(W) kotan/mosir tuk コタン/モシㇼ トゥㇰ 村/国が栄える方へ向かう。(W) {E: to grow; bud; sprout.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
tunni
トゥンニ 【名】[植物]柏の木。 〔知分類 p.178, 179〕 {E: an oak tree.} (出典:田村、方言:沙流)
tunnitay
トゥンニタイ 【名】[tunni-tay 柏の木・林][植物] 柏の林。 〔知分類 p.179 tunni((白浦、 眞岡))〕 {E: a wooded area, a forest of oak trees.} (出典:田村、方言:沙流)
turep
トゥレㇷ゚ 【名】[植物] ウバユリ(「ウバイロ」)の根(食用)。 turep ta トゥレㇷ゚ タ ウバユリの根を掘る。 〔知分類 p.196 オオウバユリの鱗茎〕 {E: the roots of a kind of lily.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
turepra
トゥレㇷ゚ラ 【名】[turep-ra ウバイロ・葉][植物] ウバユリ(「ウバイロ」)の葉。 {E: the leaves of the turep plant (a kind of lily).} (出典:田村、方言:沙流)
umcakina
ウㇺチャキナ 【名】[umca-kina (?)・草][植物](草の名) citarpe チタㇻペ《ござ》に編む草の一つ。 〔知分類 p.219 uncha-kina アゼスゲ[un(彼らを) cha(切る) kina(草) ]((本別))〕 {E: straw for matting.} (出典:田村、方言:沙流)
unintek
ウニンテㇰ 【名】[植物](草の名) ☆参考 「丈1メートルぐらい、 一本茎でそのまわりに花が咲く、 根は長さ20センチぐらいの芋が一つか二つ、 煮たり焼いたりして食べる、 この辺にはない、 石狩の原野にだけある。 しかし Siraw シラウ の沢の奥、 Cicakomanay チチャコマナイ 辺に行けばあったらしい。」 (S)〔知分類 p.192 オニノヤガラ〕 {E: a knd of orchid (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
unkotuk
ウンコトゥㇰ 【名】[un-kotuk 何にでも・…にくっつく][植物](松などの)やに。 〔知分類 p.287 ((胆振・日高沙流))〕 {E: resin; gum; discharge (of a tree).} (出典:田村、方言:沙流)
uwaste
ウワㇱテ 【自動】[u-w-as-te 互い・(挿入音)・立つ・させる](?) (植物が)繁殖する、 (人間でも)子孫が生まれてふえる。 nonno o wa ipeo wa pókor hi koraci aynu ka uwaste ノンノ オ ワ イペオ ワ ポコリ コラチ アイヌ カ ウワㇱテ (木が)花が咲いて実がなるのと同じように人間もふえていく。(S言い伝え) motoho anak sinep ne korka uwaste katu repun iworso atuyso ka wa uwaste hike néno aynu ne yakka usinnayno katkor モトホ アナㇰ シネㇷ゚ ネ コㇿカ ウワㇱテ カトゥ レプン イウォㇿソ アトゥイソ カ ワ ウワㇱテ ヒケ ネノ アイヌ ネ ヤッカ ウシンナイノ カッコㇿ 起源は一つであってもふえ方が沖の方、 海外から妻をめとってふえた者はそれなりに同じ人間であっても姿形が違っている。(S言い伝え) tapan yam e=carpa yakun oro wano yam sekor a=ye p uwaste yakne タパン ヤㇺ エチャㇻパ ヤクン オロ ワノ ヤㇺ セコㇿ アイェㇷ゚ ウワㇱテ ヤㇰネ あなたがこの栗をまけばそこから栗というものがふえていって。(W神謡語り) ☆参考 動物が繁殖することは uwatte ウワッテ。 {E: to breed; reproduce.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
uwatte
ウワッテ 【自動】[u-w-at-te 互い・(挿入音)・たくさんいる・させる](生きものが)ふえる、 繁殖する。 to kor ceppo to or k=ómare akusu uwatte wa poronno an ト コッ チェッポ ト オㇿ コマレ アクス ウワッテ ワ ポロンノ アン 沼の魚を沼に入れたらふえてたくさんになった。 ☆参考 人間や植物がふえることは uwaste ウワㇱテ。 {E: to increase; breed.} (出典:田村、方言:沙流)
waranpe
ワランペ 【名】[植物]ワラビ。 〔知分類 p.242〕 {E: bracken.} (出典:田村、方言:沙流)
wenkamuy-emawri
ウェンカムイエマウリ 【名】[wenkamuy-emawri 悪神・いちご] [植物]ヘビイチゴ。 ☆参考 surkuemawri スㇽクエマウリ《毒イチゴ》とも言う。〔知分類になし〕 {E: an Indian strawberry.} (出典:田村、方言:沙流)
yam
ヤㇺ 【名】[植物] 栗(の実)。 yam patek a=e kor oka=an ヤㇺ パテㇰ アエ コㇿ オカアン 私たちは栗ばかり食べて暮らしていた。(W神謡語り)〔知分類 p.174〕 {E: a chestnut.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
yamni
ヤㇺニ 【名】[yam-ni 栗(の実)・木][植物]栗の木。(S)〔知分類 p.174(=yam ni ヤㇺ ニ)〕 {E: a chestnut tree.} (出典:田村、方言:沙流)
yamrayta
ヤㇺライタ 【名】[yam-rayta 栗・いが] [植物] 栗のいが。 〔知分類 p.174〕 {E: the bur of a chestnut.} (出典:田村、方言:沙流)
yarpeni
ヤㇻペニ 【名】[yarpe-ni ぼろ・木][植物](木の名。 ブドウのような葉の木、 つるではない、 ブドウのような房をつけ、 深紅の実がなる。) (S)〔知分類 p.30 カンボク〕 {E: name of a tree: a cranberry tree.} (出典:田村、方言:沙流)
yarpeniepuy
ヤㇻペニエプイ 【名】[植物] カンボク(?)の実。 {E: cranberries.} (出典:田村、方言:沙流)
yayanmame
ヤヤンマメ 【名】[yayan-mame まじりもののない・豆][植物](オオフクマメ)粒の大きい真白な豆、 値段が一番高い。(S) {E: type of bean.} (出典:田村、方言:沙流)
yayantop
ヤヤントㇷ゚ 【名】[yayan-top まじりもののない・竹][植物] 竹の一種(大きい竹、 旗竿ぐらい、 干し竿などにする)。(S) ☆参考 サダモさんは竹の他の種類として huttattop フッタットㇷ゚、 pontop ポントㇷ゚ を挙げている。〔知分類 p.221 チシマザサ(宮部・神保『北海道アイヌ語植物称表』)〕(サダモさんの言う yayantop ヤヤントㇷ゚ は、 チシマザサではない。) {E: a type of bamboo.} (出典:田村、方言:沙流)
yayni
ヤイニ 【名】[植物](木の名)「ドロノ木」(マッチの軸にする木)。(S)〔知分類 p.186トロノ木〕 {E: a poplar tree.} (出典:田村、方言:沙流)
yukkarus
ユッカルㇱ 【名】[yuk-karus 熊/鹿・ キノコ][植物] マイタケ。 〔知分類 p.249 マイタケ[熊・きのこ]〕 {E: a kind of edible fungus (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
yukrayta
ユㇰライタ 【名】[yuk-rayta 熊/鹿・いが][植物](黄色い花が咲き、 花のあと直径2センチ位のいがになり、 その一本一本が着物等につく、 なかなかとれない、 そのいがを言う。(S))〔知分類になし〕 (出典:田村、方言:沙流)
yuktopakina
ユㇰトパキナ 【名】[yuk-topa-kina 鹿・群・草][植物] フツキソウ(「マンネングサ」)。 ☆参考 産後の薬。(S)〔知分類 p.100 フツキソオ〕 (出典:田村、方言:沙流)