国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブ

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-se 2
セ 【接尾】(主に擬音の、 ときには擬態の語根やその重複形に接尾して自動詞を形成する。) …と言う。 ése エセ 「えー」と承諾の返事をする。 hóse ホセ 呼ばれて「ホー」と答える。 wóse ウォセ 犬やが「ウォー」と遠吠えする。 tokse トㇰセ (心臓が)鼓動を打つ。 toktokse トㇰトㇰセ (心臓が)ドキドキする。 karkarse カㇻカㇻセ コロコロころがる。 (出典:田村、方言:沙流)
horkew
ホㇿケウ 【horkew】 .*が鹿を殺してあったとしたらその鹿を人間が持って来てもいいが、熊の食べ物を横取りをしてはいけない.必ずそれを取り戻しに来るので恐ろしいものと教えられた.のことをホㇿケウカムイ(神)とアイヌは言っていた. (出典:萱野、方言:沙流)
horkewpo
ホㇿケウポ 【名】[horkew-po オオカミ・子][動物]オオカミの子、 小さいオオカミ、 子。 konru ka ta/pon horkewpo/hácir コンル カ タ/ポン ホㇿケウポ/ハチㇼ 氷の上で小さいの子がころんだ。(KK掛け合い歌) {E: a wolf cub.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
horokewsapaaraka
ホロケウサパアラカ §443.ずつう(頭痛)(11)オオカミの頭痛[頭痛の一種で、後頭部からかぶさってくるような痛みのもの] horokew-sapa-araka〔ho-ró-keŭ-sa-pa-a-ra-kaホろケウサパアラカ〕[horokew()|sapa-araka(頭痛)]⦅マオカ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
kannapatoye
カンナパトイェ 【kanna-patoye】 上唇. ポㇰナニルㇱ カンナパトイェ イカスレ カンナニルㇱ ポㇰナパトイェ イカスレ=下あごの牙が上唇の上へ出て.上あごの牙が下唇の下へ出て(ユカㇻの中でのの描写). (出典:萱野、方言:沙流)
kisiki
キシキ 【kisiki】 斑点.*ユカㇻの中で,ポンヤウンペという少年英雄の守り刀の造りの表面に描かれている神の毛皮にキシキがあると描写されている.昭和20年代から30年代は我が家にも馬を飼っていたが,その馬はあし毛といって白い馬だった.手入れが行き届くとぜにがたといって斑点が出たが,そのたぐいの斑点に近いものをキシキといったのかもしれない. (出典:萱野、方言:沙流)
konru
コンル 【名】[< 日本語 こおり(?)] ①氷。 konru ka ta/pon horkewpo/hácir コンル カ タ/ポン ホㇿケウポ/ハチㇼ 氷の上で小さなの子がころんだ。(KK掛け合い歌) ②雹(ひょう)。 konru rapapse コンル ラパㇷ゚セ 雹(ひょう)が降る。 ☆参考 流氷は apu アプ。 北の方の方言で氷を表す rup ルㇷ゚ は、 沙流方言では合成語の中でのみ使われる。 たとえば rupus ルプㇱ《凍る》、 ruppuni ルップニ《霜で持ち上げられる》。 {E: ①ice. ②hail.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
nirus/nirusi(hi)
ニルㇱ/ニルシ(ヒ) 【nirus/nirusi(hi)】 牙,犬歯,歯茎. ウェン セタ ウタㇻ ウウェトゥナンカㇻ コㇿ オラーノ タネ タネ ウコテㇾケ パ ペコㇿ ニルシヒ サンケ パ ウコホノイセ=悪い犬ども.行き合うと今にも今にも取っ組み合うかのように牙を出してにらみあって声を出す.ポㇰナ ニルㇱ カンナ パトイェ イカスレ カンナ ニルㇱ ポㇰナ パトイェ イカスレ=下あごの牙が上唇の上へ出て上あごの牙が下唇の下へ出て(ユカㇻの中でのの描写). (出典:萱野、方言:沙流)
notonoho
ノトノホ 【no-tonoho】 本当の首領. エ・ノトノホ ホㇿケウカムイ エウン エ・アㇻパ=あなたの本当の首領,の神,そこへ行け.(死んだ犬あるいは殺した犬を神の国へ送る時には,このように言葉の一節に必ずノトノホを入れなければならない). (出典:萱野、方言:沙流)
seta
セタ 【seta】 犬.(古い時代の呼び方). (出典:萱野、方言:沙流)
un= 6
ウン 【人接】[除外的一人称複数目的格] 私たちを/に。 kanto kor ekasi un=ka opiwki wa un=kore yan カント コㇿ エカシ ウンカ オピウキ ワ ウンコレ ヤン 天を守る神のおじいさま、 私たちを助けて下さい(母を亡くした子犬たちが天のの神に助けを求めている)。(KM神謡) {E: you (subject); me (object).} (出典:田村、方言:沙流)
wo 3
ウォ 【間投】(犬やの遠吠えの声)ウオー。 wóse ウォセ (犬やが)ウオーと遠吠えする。 (出典:田村、方言:沙流)
wóse
ウオセ 【自動】[wo-se ウオー(擬音)・と言う](犬やが)ウオーと遠吠えする。 {E: (for a wolf, dog) to howl.} (出典:田村、方言:沙流)
wose
ウォセ 【wo-se】 遠吠え(する):や大の遠吠えする声. テエ一タ ナ ク・ポン ラポㇰ タ アナㇰネ セタ ウォセ コㇿ パヨカカムイ ホトゥイパ シㇼ ネ セコㇿ ネ ワ イシㇺネト タ ア・イワㇰテ パ シリ ク・ヌカㇻ アㇺキㇼ=ずーっと昔,私が少年時代は犬が遠吠えをすると病気の神を呼んでいるといって翌日神の国へ送るために殺していたのを見たものであった. (出典:萱野、方言:沙流)