単語を検索
検索結果(辞書から)
10件見つかりました。
- karinpa
- カリンパ 【名】[kari-n-pa 回る・(?)・複](?) [植物]サクラの木の皮。 〔知分類 p.118 karimpa 「原義わ kari「まわる」、 kari-no「よくまわる」、 複数の -pa がついて karino-pa, karin-pa, karim-pa「ぐるぐると充分にまわる」となったもの」〕 {E: the bark of the cherry tree.} (出典:田村、方言:沙流)
- ekarinpa
- エカリンパ 【他動】[e-karinpa …で・グルグル回る](そこ)を回る。 tu noiwan suy i=enkasi ekarinpa ayne トゥノイワイスイ イエンカシ エカリンパ アイネ [雅](天に帰るために鳥の姿になった父は)何回も何回も私の上をグルグル飛び回ってから。(W神謡語り) ☆参考 同じ話者が別の神謡を歌っている中で、 同様の文脈で esikannatki エシカンナッキ を使っている。 {E: to go around…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- karinpani
- カリンパニ 【名】[karinpa-ni 桜の木の皮・木][植物] 桜の木。 「これの皮(karinpa カリンパ)で舟でも何でもつくる、 ぐるぐる巻いて釘など使わない。」 (S)〔知分類 p.118〕 {E: the cherry tree.} (出典:田村、方言:沙流)
- sikarinpa
- シカリンパ 【自動】[< sikari-no-pa 丸い/回る・よく・(複)](?) ①丸い(円)。 ②回る(回転する、 旋回する)。 sikarinpa kor an シカリンパ コラン (テープレコーダーのテープが)クルクル回っている。 ☆参考 sikannatki シカンナッキ とも言う。 両語とも、 丸いことにも回ることにも使う。 ☆参考 球状に丸いことは taktakse タㇰタㇰセ。 {E: to be round.} (出典:田村、方言:沙流)
- sikarinpano
- シカリンパノ 【副】[sikarinpa-no 丸い・(副詞形成)] 丸く。 sikarinpano tuye シカリンパノ トゥイェ (一つを)丸く切る。(S) sikarinpano tuypa シカリンパノ トゥイパ …を輪切りにする。(S) {E: round.} (出典:田村、方言:沙流)
- uworohokarinpa
- ウウォロホカリンパ 【自動(?)/副詞(?)】互いに(?)。 (次の表現で) uworohokarinpa ukor ウウォロホカリンパ ウコㇿ 互いに結婚する。 yaymotoor erampewtekpa p, uworohokarinpa ukor wa orowano usipiraspa p ヤイモトオㇿ エランペウテㇰパㇷ゚、 ウウォロホカリンパ ウコㇿ ワ オロワノ ウシピラㇱパㇷ゚ 自分の系統がわからなくなった人たちが、 お互いに夫婦になって、 それから広がったもの。(S言い伝え) {E: mutually.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- enkasi
- エンカシ 【位名】[所](概は enka エンカ) …の上方(離れた上)。 síporo cikap ne an híne i=enkasi ta rikin ruwe ne シポロ チカㇷ゚ ネ アン ヒネ イエンカシ タ リキン ルウェ ネ (父は)巨大な鳥になって私の頭上に昇っていった。(W神謡語り) i=enkasi/ekarinpa イエンカシ/エカリンパ [雅](鳥になった父は)私の頭上をグルグル回り。(W神謡語り) {E: (high) above.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sikannatki
- シカンナッキ 【自動】[< sikarnatki < sikari-no-atki 丸い/回る・よく・(音や状態の反復継続を表す接尾辞)](?) ①丸い(円)。 sikannatki otcike シカンナッキ オッチケ 丸いお盆。 ②クルクル/グルグル回る(回転する、 旋回する)。 sikannatki kor an シカンナッキ コㇿ アン (テープレコーダーのテープが)クルクル回っている。(W会話) ☆参考 sikarinpa シカリンパ とも言う。 ☆参考 arsikannatki アㇻシカンナッキ まんまるである。 ☞esikannatki エシカンナッキ {E: ① to be round. ② to go round and round.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tukecaromap
- トゥケチャロマㇷ゚ 【名】[tu-kecar-oma-p 二つの・(?)・(そこ)にある・もの] 両方に刃のついた刀。 ☆参考 厚いカンビの皮(樺皮)か何かでさやをつくり、 その上に karinpa カリンパ《桜の木の皮》を巻いたりしてある。(S) ☆参考 kecar ケチャㇻ という語はない。(S) 刃は notak ノタㇰ。 {E: a double-bladed sword.} (出典:田村、方言:沙流)
- tunoiwaysuy
- トゥノイワイスイ 【副】[tu-no-iwan-suy 二つの(=たくさんの)・(強調)・六つの・回][雅] 何回も何回も。 tunoiwaysuy/i=enkasi/ekarinpa ayne トゥノイワイスイ/イエンカシ/エカリンパ アイネ [雅]何回も何回も私の上をグルグル飛び回ってから。(W神謡語り) ☆参考 iwaysuy イワイスイ [iwan-suy]《六回》だけでも《何回も、 多数回》を表す。 tuno- トゥノ がついてさらに強調されている。 noiwan ノイワン は《六つもの》、 tunoiwan トゥノイワン の例はこれしかない。 {E: a number of times; many times.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
辞書の著作権は留保されています。無断転載・複製をはじめ著作者の権利を侵害する行為を禁止します。
萱野 茂『萱野茂のアイヌ語辞典』1996年 ©萱野れい子
田村すず子『アイヌ語沙流方言辞典』1996年 ©田村洋一