国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブ

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ranko
ランコ 【名】[植物] カツラの木。〔知分類 p.152〕 {E: a katsura tree (a kind of large maple (B.)).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
ranko
ランコ 【ranko】 カツラ:丸木舟を掘ると軽いので操作しやすいため.一番多く舟材として用いた. (出典:萱野、方言:沙流)
ranko
ランコ §265 カツラ (1) ranko (rán-ko)「らンコ」 茎 ⦅北海道全地⦆ (出典:知里植物編、方言:)
rankoro
ランコロ §081.生きている(3)rankoro〔ráŋ-ko-ro らンコロ〕[ran(<ram 心臓)、koro(<kor もつ)]⦅シラウラ、ウソロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
rankotoro
ランコトロ §755.むね(胸)(11)胸[板] rankotoro〔ráŋ-ko-to-ro らン・コトロ〕[<ram(胸)+kotoro(<kotor 平面)]⦅タラントマリ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
sirankor
シランコロ §011.身内 血縁の者(4)sirankor〔ši-ráŋ-kor シらンコロ〕⦅クッシャロ⦆。血縁を引いている;親類である。u- 〜「お互いに親類である」。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
sirankore
シランコレ §011.身内 血縁の者(6)sirankore〔ši-ráŋ-ko-re シらンコレ〕⦅ビホロ、アショロ、カラフト⦆①親類;血縁の者。"anoka neampe ine pa asisne pa paxno pon hekachi an-ne orowa, ay-sirankore utara i-reske"「私は4才5才位の幼童であった頃から、私の親類の人々が私を育てた」⦅あいぬ物語, p.2⦆。②血につながる;血統を引く。"tanokay piskan kotan oxta Karaxto orun nispa utara 〜 aynu tani kayki okay" 「これら方々の村にカラフトの首領たちの血を引いている人が今もいる」⦅あいぬ物語, p.5⦆。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
rankoni”
『ランコニ』 §265 カツラ (2) “ranko-ni” 『ランコニ』 ⦅B、D⦆ (出典:知里植物編、方言:)
panke keretoh earekara
パンケ ケレトホ エアレカラ §034.結婚(する)(35)panke keretoh e-are-kara〔páŋ-ke-ke-re-toh|e-á-re-ka-ra ぱンケケレトホ・エあレカラ〕⦅ニイトイ⦆【雅】妻にならせる。"an-koy-suhci apa onneno kamuy pon-menoko ekantusmah, santehpeci urankotapu, tura san manu ike, i-panke-kiretokoho e-are-kara."「私の祖母が戸口の所まで神の少女を出迎え、その指先を取り、いっしょに炉ばたへ来て、私の下座(=妻の座)に座らせた」。[<panke(しもて、しもての)+kir-etok(膝の先)+-e-(に)+are-kara(座らせる)]。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)