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- rep
- レㇷ゚ 【rep】 三つ. (出典:萱野、方言:沙流)
- rep 1
- レㇷ゚ 【自動】(ユーカラを歌う人が)木の棒で炉ぶちをたたいて拍子をとる。 ☆参考 その棒は repni レㇷ゚ニ。 ☆参考 手でひざでもたたいて拍子をとることは rep レㇷ゚ と言わず temesirkik テメシㇼキㇰ《手であたりをたたく》と言う。 〔金ユ4〕 p.224「音を立てる、 鳴らす」。 (出典:田村、方言:沙流)
- rep 2
- レㇷ゚ 【位名】[概](所は repke(he) レㇷ゚ケ(ヘ)) 沖、 海の向こう、 (いろりの)まん中のほう。 rep ta paye wa okay pe レㇷ゚ タ パイェ ワ オカイ ペ 海外に(外国に、 海の向こうの島に)行った人々。 rep un cikap レプン チカㇷ゚ 沖の鳥、 海鳥。 rep oraye レㇷ゚ オライェ/レポライェ(舟を)沖へ出す、 (いろりの中のまわりの方にあるおきを)真ん中へ出す([対]ya oraye ヤ オライェ)。 rep k=óraye レㇷ゚ コライェ 私は(舟を)沖へ出す、 私は(いろりの中のまわりの方にあるおきを)真ん中へ出す。 rep osiraye レㇷ゚ オシライェ 沖へ出る。 rep ta a=kor mosir レㇷ゚ タ アコㇿ モシㇼ 沖(海の向こう)にあるわが国=本州(内地)。(S) ☆対語 ya ヤ ☆参考 絶対的場所「沖」にも相対的位置「…の沖」にも使われる。 絶対的場所は概念形で表される。 概念形は相対的位置にも使われる。 所属形は相対的位置だけを表す。 {E: offshore; overseas.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rep 3
- レㇷ゚ 【名】[数名][re-p 三つの・もの] ①三、 三つ(三個/三匹/三羽)。 ②三個のもの。 tup rep トゥㇷ゚ レㇷ゚ 二つ三つ。 {E: ①three. ②three as a couter.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- a=huskorep
- アフㇱコレㇷ゚ 【a=husko-re-p】 下に赤ん坊が生まれたばかりの子供.▷ア=それ フㇱコ=古い,古く レ=させる ㇷ゚=者 エネ ポロ ワ ア・フㇱコレㇷ゚ アヤイネ シリ アン=こんなに体も大きくて成長した(下の子が生まれた)のに,甘えているものだ. (出典:萱野、方言:沙流)
- a=kiyannerep
- アキヤンネレㇷ゚ 【a=kiyanne-re-p】 最も上席に位置するもの.▷ア=人(が) キヤンネ=年長に レ=〜させる ㇷ゚=もの アイヌモシㇼ モシㇼソ カ タ ア・キヤンネレㇷ゚ ノヤ ネ クス ノヤオㇷ゚ アニ ノヤ エムㇱ アニ ア・オッケ ㇷ゚ ア・トゥイェ ㇷ゚ アナㇰネ エフイネ ウェンカムイ ネ ヤッカ ヤイカッチピ エアイカㇷ゚ ペ ネ=人間の国土,国土上に最も上席に位置するものがヨモギなので,ヨモギの槍で突かれた者ヨモギの刀で斬られた者は,どんな悪い神も蘇生することができないものだ. (出典:萱野、方言:沙流)
- a=racitkerep
- アラチッケレㇷ゚ 【a=racitke-re-p】 下げる物.▷ア=それ ラチッケレ=ぶら下がらせる ㇷ゚=物 ホクレ アㇻパ ワ プヤㇻ オッタ(オㇿ タ) ア・ラチッケレㇷ゚ ウㇰ ワ エㇰ=早く行って窓に下げる物を取って来い. (出典:萱野、方言:沙流)
- a=repokar
- アレポカㇻ 【a=rep-o-kar】 海で死ぬ. アイヌイカラㇱ ア・レポカㇻ ヤㇰ ア・イェ.タㇷ゚ イキ クㇽ オナハ カ ア・レポカㇻ ペ ネ ア ㇷ゚=惜しい人が沖で死んだそうだ.今亡くなった人の父親も海で死んだものであったのに. (出典:萱野、方言:沙流)
- ahawkorep
- アハウコレㇷ゚ 【名】[a=haw-kore-p 我々が/人が・声・を与える・もの]有線放送。 1950年代、 サダモさんの住んでいた地域では各家に有線放送のスピーカーが置かれ、 地域の知らせ、 ラジオのニュース、 音楽などが放送されていた。 (出典:田村、方言:沙流)
- aperepo
- アペレポ 【ape-rep-o】 燃え残りの薪を前へ押しやる:囲炉裏の中に燃やしてある薪が燃えたため,燃え残りの薪を炉の芯へ押し出させること.囲炉裏の中を海に見立て沖と陸にたとえる.▷アペ=火 レㇷ゚=沖 オ=入る →火を沖へ入れる (出典:萱野、方言:沙流)
- apukorepa
- アプコレパ 【自動】[apu-ko-repa 流氷・に・海猟に行く]流氷上での猟に行く。 ☞apu アプ、 repa レパ {E: to fish through ice (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
- apukorepa
- アプコレパ 【apu-ko-repa】 流氷の上へ出て漁をする.▷アプ=流氷 コ=に レパ=漁をする タネ アプ ピㇼカ ノイネ シラン(シㇼ アン) クス ニサッタ アプコレパ・アン ロー=もうこれで流氷がいい(=堅い)らしいので.明日は流氷の上へ漁に行こう. (出典:萱野、方言:沙流)
- ar-herepasi
- アㇻヘレパシ 【副】[ar-herepasi 全く・沖の方へ] はるか沖の方へ。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ar-horepasi
- アㇻホレパシ 【副】[ar-horepasi 全く・沖の方から]ずうっと遠い沖の方から。 arhorepasi/makan katkor pe/ek hum konna アㇻホレパシ/マカン カッコㇿ ペ/エㇰ フㇺ コンナ [雅]ずっと沖の方からどんなものだか来る音が…。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- arerepasi
- アレレパシ 【副】[ar-herepasi 全く・沖の方へ]はるか沖の方へ (=ar-herepasi アㇻヘレパシ)。 ☞herepasi ヘレパシ {E: far out to the open sea.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- arorepasiyan
- アロレパシヤン 【名】[ar-horepasi-yan 全く・沖の方から・上陸する]「ホンヒカタ」(風の名)、 正面沖から来る波風(南西風)。 ☞réra レラ {E: a south-west wind.} (出典:田村、方言:沙流)
- aynupewrep
- アイヌペウレㇷ゚ 【aynu pewre-p】 人間熊:熊送りの後で,解いた縄を人に結びつけて熊の真似をする遊び. (出典:萱野、方言:沙流)
- ciprepo
- チㇷ゚レポ 【自動】[cip-rep-o 舟・沖・に出す] 沖の方へ舟を出す。 {E: to go out to sea in a boat.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cirayurep
- チライウレㇷ゚ §253 フクジュソウ (4) ciray-urep (ci-ráy-u-rep)「チらイ・ウレㇷ゚」[イトウ・いちご] 果実 ⦅美幌、屈斜路⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- citurepkopa
- チトゥレㇷ゚コパ §367 ザゼンソウ (3) citurepkopa (ci-tú-rep-ko-pa)「チとゥレㇷ゚コパ」[ci(我ら)turep(ウバユリ)kopa(になぞらえる)p(もの)、“ウバユリもどき”] 葉 ⦅名寄⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- cituyrep
- チトゥイレㇷ゚ 【名】[ci-tuyre-p される・切り落とす・もの][植物](蔓草の名。)(「根は1センチぐらいの太さで長いのは40センチぐらい、 何本にも枝になっているのもある、 毛がはえている。 食べるものではないが少しは食べる。 たくさん食べるとイケマと同様酔う」)。(S)〔知分類 p.45 カガイモ〕 (出典:田村、方言:沙流)
- cituyrep
- チトゥイレㇷ゚ §075 ガガイモ (1) cituyrep (ci-túy-rep)「チとゥイレㇷ゚」[cituyre(ちぎれる)p(もの)] 根 ⦅長万部、幌別⦆⦅A沙流・鵡川・石狩・千歳⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- cituyrepcippo
- チトゥイレㇷ゚チッポ §075 ガガイモ (2) cituyrep-cippo (ci-túy-rep-cip-po)「チとゥイレㇷ゚チッポ」[ガガイモの小舟] こっとつの開裂した果皮 ⦅幌別⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- eennihurep
- エエンニフレㇷ゚ §216 くまいちご(方言) (2) eenni-hurep (e-én-ni-hu-rep)「エえンニ・フレㇷ゚」[とげとげした木の・いちご] 果実 ⦅美幌、屈斜路、足寄⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- ehureppo
- エフレッポ §094 ヤマツツジ (1) ehureppo (e-hú-rep-po)「エふレッポ」[e(顔)hure(赤い)p(もの)po(指小辞)] 花 ⦅A千歳⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- érepa
- エレパ 【複他動】[他動使役][複](ére エレ は単複の区別なし)(二人以上の皆が/に)…に…を食べさせる。 rur takup i=erepa ルッ タクㇷ゚ イエレパ 彼らは私におつゆしか食べさせてくれなかった。(W民話) ☆発音 ere pa エレ パ《…で三年》とはアクセントが違う。 {E: to feed someone something (pl).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- erepa
- エレパ 【e-re-pa】 食べさせる〔複〕. ヘカッタㇻ イペハイタ ノイネ イキパ ナ シト ヘネ マ ワ エレ パ オラウン ルラ ワ エㇰ=子供たちが食べ足りないようだから餅でも焼いて食べさせてから送って行って来い. (出典:萱野、方言:沙流)
- ererep
- 『エレレㇷ゚』 §009 ノコギリソウ (2) ererep 『エレレㇷ゚』 ⦅C日高国静内郡⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- etucikerep
- エトゥチケレㇷ゚ §282 トガリネズミ類、もぐら (1) etucikerep (e-tú-či-ke-rep)「エとゥチケレㇷ゚」[<etu(鼻)ci-ke-re(けずれた)-p(もの)、‘鼻がけずれているもの’] ⦅礼文⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- etucikerephumpe
- エトゥチケレㇷ゚フンペ §296 くじら(クジラ (23) etucikerep-humpe (e-tú-či-ke-rep-hum-pe)「エとゥチケレㇷ゚フンペ」[etucikerep→§282,(1)] ⦅幌別⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- etucikereppo
- エトゥチケレッポ §282 トガリネズミ類、もぐら (2) etucikereppo (e-tú-či-ke-rep-po)「エとゥチケレッポ」[<etu(鼻)ci-ke-re(けずれた)-p(もの)-po(指小辞)] ⦅室蘭、幌別⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hawkorepa
- ハウコレパ 【他動】[複](hawkore ハウコレ は単複の区別なし)(二人以上が皆)…でしゃべる。 ☞hawkore ハウコレ (出典:田村、方言:沙流)
- herepasi
- ヘレパシ 【副】[he-rep-asi 頭を・沖・立てる] 沖の方へ。 herepasi wa ヘレパシ ワ(=herepasi ヘレパシ) 沖の方へ。 ☆対語 horepasi ホレパシ 沖の方から。 {E: out to sea.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- herepasi
- ヘレパシ 【he-rep-asi】 沖へ,沖の方へ. (出典:萱野、方言:沙流)
- honkorepiseporo
- ホンコレピセポロ §556.にんしん(姙娠)(9)妊娠しておなかが大きい honkor-e-pise-poro〔hóŋ-kor-e-pi-se-po-ro ほンコㇿエピセポロ〕[honkor(姙娠)+e(で)+pise(腹)+poro(大きい)]⦅クッシャロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- horepasi
- ホレパシ 【副】[ho-rep-asi 尻・沖・立てる] 沖の方から。 ☆対語 herepasi ヘレパシ 沖の方へ。 {E: from offshore.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- hotkeosirepare
- ホッケオシレパレ 【自動】[hotke-o-sirepa-re 寝る・に・到る・させる] すっかり寝てしまう。 {E: to be sound asleep.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- hurekutomarawrep
- フレクトマラウレㇷ゚ §153 シータテハ (1) hure-kutomarawrep(hú-re-ku-to-ma-raw-rep)「ふレクトマラウレㇷ゚」⦅雪裡⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- húrep
- フレㇷ゚ 【名】[hure-p 赤い・もの](次の熟語で) húrep kar フレㇷ゚ カラ 着物を赤く染める。(S) {E: to dye clothing red.} (出典:田村、方言:沙流)
- hurep
- フレㇷ゚ 【hure-p】 (赤く)染めたオヒョウの皮:ケネ(ハンノキ)の皮を鍋で煮立てた赤い汁で染める. (出典:萱野、方言:沙流)
- hurep
- フレㇷ゚ §215 エゾイチゴ (3) hurep (hu-rép)「フれㇷ゚」[hure(赤い)-p(もの)] 果実 ⦅荻伏、美幌⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- hurep
- フレㇷ゚ §270 キタキツネ、きつね (4) hurep (hú-rep)「ふレㇷ゚」[<hure(赤い)-p(もの)‘赤いケダモノ’] ⦅礼文⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hurep kar
- フレㇷ゚ カㇻ 【hurep kar】 赤く染める. (出典:萱野、方言:沙流)
- hurepcironnup
- フレㇷ゚チロンヌㇷ゚ §270 キタキツネ、きつね (5) hurep-cironnup (hú-rep-či-ron-nup)「ふレㇷ゚チロンヌㇷ゚」[<hurep(キツネ)cironnup、‘キツネであるところのケダモノ’] ⦅礼文⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- hurepiyapa
- フレピヤパ §401 ヒエ (8) hure-piyapa (hú-re-pi-ya-pa)「ふレ・ピヤパ」[hure(赤い)piyapa(ヒエ)] ⦅バチラー、アイヌ人とその説話⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- hureppo
- フレッポ §094 ヤマツツジ (2) hureppo (hú-rep-po)「ふレッポ」[hure(赤い)p(もの)po(指小辞)] 花 ⦅幌別⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- icakkerep
- イチャッケレㇷ゚ 【icakkere-p】 汚ないもの. イチャッケレㇷ゚ アナㇰネ イテキ ウカオノ アヌ ワ ホクレ フライェ=汚ない物はしまっておかないで,早く洗え. (出典:萱野、方言:沙流)
- imak ukerepari
- イマㇰ ウケレパリ §587.歯ぎしり[する]imak ukerepari〔i-mák|u-ké-re-pa-ri イまㇰ・ウけレパリ〕[imak(歯)+u(互い)+kere(削る)+-pa(動詞語尾、反復を表す)+-re(させる;歯をして互いに削りあわせつずけさせす)⦅クッシャロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- ine urepet usi pe
- イネウレペッウシペ 【ine-ure-pet-usi-pe】 四つ爪の熊:5本の爪のうち小指を薬指に重ねた熊. ソンノ イネウレペッウシペ ルウェクヌカㇻ ケオハイシトマ=本当に四つ爪の熊の指の足跡を見て,私は恐しく思った. *ウレペチヒ(足指)が四つ爪の恐ろしい熊.この足跡を見たら要注意.小動物,兎とか狐までは足跡をアピㇼと言うが,鹿とか熊になると,ルウェヘ(足跡)と言う.(補遺編) (出典:萱野、方言:沙流)
- ipirorep
- イピロレㇷ゚ §126 ブユ (2) ipirorep(i-pi-ro-rep)「イピロレㇷ゚」⦅美幌、名寄、高島、本別⦆(井上7)ビIX, 73 (出典:知里動物編、方言:)
- ipirorep
- イピロレㇷ゚ §127 ヌカカ ヌカカ類 (9) ipirorep(i-pí-ro-rep)「イぴロレㇷ゚」⦅様似、旭川⦆ipiroreとも(様似) (出典:知里動物編、方言:)
- isinerep
- イシネレㇷ゚ 【i-si-ne-re-p】 化け物,幽霊. ヘマンタ タネ ウシㇰタ エㇰ ルウェ アン? ピㇼカ メノコ ネ ヘㇺ キ イシネレㇷ゚ ソモ ネ ヤー? サッチポㇿ ヘネ エレ ワ インカㇻ=何者が今頃来たもんだ?おまけに美人すぎる.化け物ではないか? 干した筋子でも食べさせてみろ. (出典:萱野、方言:沙流)
- iyeerep
- イイェエレㇷ゚ 【i-e-e-rep】 それとともに三つ. (出典:萱野、方言:沙流)
- iyomarep
- イヨマレㇷ゚ 【i-oma-re-p】 酒つぎひしゃく:漆器. 図[イヨマレㇷ゚] (出典:萱野、方言:沙流)
- kamuyhurep
- カムイフレㇷ゚ §214 タチイチゴ (4) kamuy-hurep (ka-múy-hu-rep)「カむイフレㇷ゚」[神の・いちご] 果実 ⦅荻伏・様似・美幌⦆⦅A十勝川筋・石狩川下流⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- karepinki
- カレピンキ 【karepinki】 矢入れ袋:ガマ草で作る. (出典:萱野、方言:沙流)
- kasrepir(-i)
- カㇱレピㇼ §239.きず(傷)(9)あさで;微傷 kasre-pir(-i)〔káš-re-pir かㇱレ・ピㇼ〕[浅い・傷]⦅ホロベツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- katamkaurep
- カタㇺカウレㇷ゚ §091 ツルコケモモ (2) katamka-urep (ka-tám-ka-u-rep)「カたㇺカウレㇷ゚」[katam(<katam-sarツルコケモモ・原)ka(の上の)hurep(赤い実)] 果実 ⦅美幌⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- kepneurepok(-i)
- ケㇷ゚ネウレポㇰ §035.あしうら(足裏、蹠)(11)kepne-urepok(-i)〔kép-ne-u-ré-pokけㇷ゚ネ・ウれポㇰ〕[kepne(毛の無い;ke〔はだける、こそげ落とす〕、ke-p〔こそげ落とした・もの〕)、ke-p-ne〔はだけた・もの・である〕]⦅ビホロ、クッシャロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- kerepnoye
- ケレㇷ゚ノイェ 【kere-p-noye】 トリカブト.▷ケレㇷ゚=さわるもの ノイェ=ねじる →さわった者をねじ伏せるほど強い毒を持っているもの (出典:萱野、方言:沙流)
- kerepnoye
- ケレㇷ゚ノイェ §249 トリカブト (9) kerepnoye (ke-rép-no-ye)「ケれㇷ゚ノイェ」[kere(触れる)-p(者)-noye(ねじる、からむ)、“触れた者にからんで身動きできなくする”] 根 ⦅A空知⦆⦅幌別、沙流⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- kerepohpe
- ケレポㇹペ §035.あしうら(足裏、蹠)(13)kerepohpe〔ke-ré-poh-peケれポㇹペ〕⦅S.⦆【雅】 (出典:知里人間編I、方言:)
- kerepturse
- ケレㇷ゚トゥㇽセ 【kere-p-turse】 毒草:オオトリカブトの別名. (出典:萱野、方言:沙流)
- kerepturse
- ケレㇷ゚トゥㇽセ §249 トリカブト (10) kerepturse (ke-rép-tur-se)「ケれㇷ゚トゥㇽセ」[kere(触れる)-p(者)-turse(倒れる)] 根 ⦅A空知⦆⦅幌別、沙流⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- kikreppo
- キㇰレッポ 【kikreppo】 ヤマペ(サクラマス). (出典:萱野、方言:沙流)
- kikreppo
- キㇰレッポ 【kikreppo】 ヤマベ,山女(ヤマメ).谷川にすむ小魚.(補遺編) (出典:萱野、方言:沙流)
- kikreppo
- キㇰレッポ §069 ヤマベ(ヤマメ) (11) kikreppo(kík-rep-po)「きㇰレッポ」[kikrep(?)-po(指小辞)]⦅千歳、穂別、厚真、沙流、似湾⦆(B)kitcheppoはこれか。 (出典:知里動物編、方言:)
- kimourep
- キモウレㇷ゚ §215 エゾイチゴ (5) kimourep (ki-mó-u-rep)「キもウレㇷ゚」[kim(山)o(にある)hurep(いちご)] 果実 ⦅屈斜路、美幌⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- korepa
- コレパ 【他動】[複](kore コレ は単複の区別なし) (二人以上が/二人以上に/二つ以上を) …に…を与える。 {E: to give…to… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- korepo
- コレポ §023.兄(11)korepo〔kó-re-po こレポ〕⦅クッシャロ⦆【常】兄。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
- korparepa
- コㇿパレパ 【複他動】[複複](単は kore コレ) (二人以上が/二人以上に/二つ以上を)…に…を与える。 nérok kam anak opitta korparepa ネロㇰ カㇺ アナㇰ オピッタ コㇿパレパ (彼は)それらの肉は全部彼らにあげてしまった。(NK民話) ☆参考 この用例では彼ら(二人以上)にたくさんの肉(二つ以上)を与えたことを言っている。 {E: to give…to…(pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kosirepa
- コシレパ 【他動】[ko-sirepa …に・到着する] …に到着する、 …の所まで行き着く。 ney pak paye=an yakka siyetokun maciya a=nukár kor a=kosírepa ka koyaykus ネイ パㇰ パイェアン ヤッカ シイェトクン マチヤ アヌカㇻ コㇿ アコシレパ カ コヤイクㇱ どこまで行っても先に町が見えているけれどなかなか着かない。(S) {E: to arrive at, reach…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kosirepa
- コシレパ 【ko-sir-epa】 到着した.▷コ=それに シㇼ=あたり,所,場所 エパ=着く,至る (出典:萱野、方言:沙流)
- kourepuni
- コウレプニ 【ko-ure-puni】 (上品に)歩く.▷コ=それに対して ウレ=足 プニ=起こす *人間が歩く場合はアㇷ゚カㇱ.神など気品ある方が歩く様子がコウレプニ. (出典:萱野、方言:沙流)
- kucanturep
- クチャントゥレㇷ゚ §277 くま (72) kucan-turep (ku-čán-tu-rep)「クちャントゥレㇷ゚」[<kucan(雌グマを)tura(連れている)-p(もの)] ⦅美幌⦆雌グマを連れている雄グマ (出典:知里動物編、方言:)
- kúrepa
- クレパ 【複他動】[複](kúre クレ は単複の区別なし) (二人以上皆が/に)…を飲ませる。 {E: to let, make…drink… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kusparepa
- クㇱパレパ 【複他動】[他動使役][複複](単は kuste クㇱテ) (二人以上が皆)(二人以上に/二つ以上を皆)…を …に通す。 huype oro emus kusparepa フイペ オロ エムㇱ クㇱパレパ (その熊の)レバーに刀を通した(切って供した)。 {E: to pass… through… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kutomaraurep
- クトマラウレㇷ゚ §144 カラスアゲハ;ミヤマカラスアゲハ(成) (2) kutomaraurep(ku-to-ma-ra-u-rep)「クトマラウレㇷ゚」⦅雪裡⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- maraurep
- マラウレㇷ゚ §142 チョウ(蝶) (3) maraurep(ma-rá-u-rep)「マらウレㇷ゚」⦅春採⦆コ生88 mareureruヤマモトタスケ (出典:知里動物編、方言:)
- marekurep
- マレㇰウレㇷ゚ §158 尺トリ (6) marek-urep(má-rek-u-rep)「まレㇰウレㇷ゚」[<marek(マレッポを)ore(乗せる)-p(者)]⦅本別⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- marep
- マレㇷ゚ 【ma-re-p】 銛.回転銛,自在銛.▷マ=泳ぐ レ=させる プ=物 →泳がせて魚を獲って来る物 図[マレㇷ゚] (出典:萱野、方言:沙流)
- marep'ipe(he)
- マレㇷ゚イペ(ヘ) 【marep-ipe(he)】 回転銛の鉄の部分. (出典:萱野、方言:沙流)
- marepnip
- マレㇷ゚ニㇷ゚ 【marep-nip】 銛の柄.▷マレㇷ゚=銛 ニㇷ゚=柄 (出典:萱野、方言:沙流)
- mareptorar
- マレㇷ゚トラㇻ 【marep-torar】 銛を台木に縛りつける皮紐. (出典:萱野、方言:沙流)
- matkorepa
- マッコレパ 【他動】[複](matkore マッコレ は単複の区別なし) (二人以上の男)に妻を与える、 …を結婚させる。 atuyso ka wa a=matkorepa hike iporo retar kusu oka アトゥイソ カ ワ アマッコレパ ヒケ イポロ レタㇻ クス オカ 海外から妻を与えられた人々はとても色が白い。(S言い伝え) {E: to give a wife to…; make…marry.(pl.)} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- moskararep
- モㇱカラレㇷ゚ §122 スズメバチ (15) moskararep(mos-ka-ra-rep)「モㇱカラレㇷ゚」⦅屈斜路⦆マルハナバチ コ90 (出典:知里動物編、方言:)
- moskararep
- モㇱカラレㇷ゚ §131 ニクバエ moskararep(mos-ka-ra-rep)「モㇱカラレㇷ゚」⦅雪裡⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- moskarkarep
- モㇱカㇻカレㇷ゚ §128 ガガンボ科の一種 (1) moskarkarep(mos-kar-ka-rep)「モㇱカㇻカレㇷ゚」⦅旭川⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- nukarepa
- ヌカレパ 【他動】[他動使役][複](nukare ヌカレ は単複の区別なし)(二人以上に/二つ以上を皆)…に…を見せる。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ohasirepunkine
- オハシレプンキネ 【自動】[ohasir-epunkine 留守・を守る]留守番する。 ohasirepunkine wa en=kore オハシレプンキネ ワ エンコレ 留守番してください。(W) {E: to stay behind; look after a house while others are out.} (出典:田村、方言:沙流)
- omarepa
- オマレパ 【他動】[複](omare オマレ は主語の単複の区別なし) (二人以上が皆)(一つ/一人)を…に位置させる/入れる。 {E: to place, put… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- onnekorepo
- オンネコレポ §023.兄(13)onne-korepo〔ón-ne-ko-re-po おンネコレポ〕⦅クッシャロ⦆長兄。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
- onnerepa
- オンネレパ 【他動】[onne-re-pa 老死する・させる・(複数)](二人以上が/二人以上を)(老人)をあの世へ送る、 (世話をしていた老人)が亡くなる(世話をしていた人が主語、 老人が目的語)。 {E: to send off (an old person) to the other world (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- onturep'akam
- オントゥレㇷ゚アカㇺ 【on-turep-akam】 ウバユリの干し団子:ウバユリの根の澱粉を発酵させたもの. トゥレㇷ゚ ア・タ ワ イルピヒ ア・ウㇰ ケセケヘ コㇿコニ ハㇺ ア・コカㇻカリ ワ ア・オンカ オントゥレㇷ゚アカㇺ ネ ア・カㇻ ワ ア・サッケ=ウバユリを掘って澱粉を取った残りをフキの葉にくるみ発酵させ,ウバユリ団子にして乾かす. (出典:萱野、方言:沙流)
- oreporep
- オレポレㇷ゚ 【他動】[o-rep-orep そこに・拍子を取ってたたく・(重複)](そこ)をトントンたたいて拍子を取る。 heynu Poysar un kur/heynu kirkew kasi/heynu c=óreporep ヘイヌ ポイサㇻ ウン クㇽ/ヘイヌ キㇼケウ カシ/ヘイヌ チョレポレㇷ゚ 私は小沙流の人のひざの上をトントンたたいた。(HC神謡) {E: to beat in time with…; beat on…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- orepunpe
- オレプンペ 【名】[o-rep-un-pe その尻に・沖・にある・もの](直訳すると)沖から来る/来たもの=津波。 ☆対語 okimunpe オキムンペ 山津波。 {E: a tsunami; a tidal wave.} (出典:田村、方言:沙流)
- orepunpe
- オレプンペ 【o-rep-un-pe】 津波.▷オ=それ レㇷ゚=沖 ウン=住む ペ=者 *津波は沖に住んでいて,しばしば陸地へ来る者と思っていた. (出典:萱野、方言:沙流)
- osirepa
- オシレパ 【自動(?)】[o-sir-epa その尻が・地・に着く] すっかり終る、 終了する。 iku osirepa pakno イク オシレパ パㇰノ 酒宴が終わるまで。 HC神謡の最後の語りの部分 {E: to finish completely.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- oskarkarep
- モㇱカㇻカレㇷ゚ §232 (所属不明) moskarkarep (mós-kar-ka-rep)「もㇱカㇻカレㇷ゚」 ⦅旭川⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- panorep
- パノレㇷ゚ 【panore-p】 口先だけの言葉の者,口はうまいが信用されない者. (出典:萱野、方言:沙流)
- paskurep
- パㇱクレㇷ゚ §047 カンボク (2) paskurep (pás-ku-rep)「ぱㇱクレㇷ゚」[paskur(カラスが)e(食う)p(物)] 果実 ⦅幌別⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- pewrep
- ペウレㇷ゚ 【名】[pewre-p 若い・もの][動物] 子熊(の呼び名)。 ☆参考 heper ヘペㇾ というのが名称だが、 呼び名としてこの語が使われる。 pewrep a=resú ペウレㇷ゚ アレス 子熊を飼う(「あずかう」)。(W) pewrep rek haw ペウレㇷ゚ レㇰ ハウ 子熊のなく声。(Sほか3名ウポポ)〔知分類 p.153((H−ナヨロ;メムロ:S−タライカ))〕 {E: a bear cub.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- pewrep
- ペウレㇷ゚ 【pewre-p】 小熊. (出典:萱野、方言:沙流)
- pewrep
- ぺウレㇷ゚ §067 サケ あきあじ、あきやじ 川(4) pewrep(péw-rep)「ぺウレㇷ゚」[<pewre(若い)-p(もの)]⦅長万部⦆走りのサケ。 (出典:知里動物編、方言:)
- pewrep
- ぺウレㇷ゚ §277 くま (28) pewrep (péw-rep)「ぺウレㇷ゚」[<pewre(かわい・おさない)-p(もの)] ⦅名寄、芽室、多来加⦆子グマ、一歳の子グマ (出典:知里動物編、方言:)
- pewrep
- ぺウレㇷ゚ §277 くま (48) pewrep (péw-rep)「ぺウレㇷ゚」[<pewre(かわい)-p(もの)] (出典:知里動物編、方言:)
- pewrep paste
- ペウレㇷ゚パㇱテ 【pewre-p-pas-te】 熊を神の国へ送ること,子熊を走らせる. ▷ペウレㇷ゚=子熊 パㇱテ=走らせる タンマタタ ペウレㇷ゚パㇱテヒー カニカ クイヨロッルスイ=今年の冬に熊を送るのかい,私も加わりたいよ.(補遺編) (出典:萱野、方言:沙流)
- ponasketanne repunkamuy
- ポナㇱケタンネ レプンカムイ 【pon-aske-tanne rep-un-kamuy】 シャチ[ユ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- ponurepet(c-i)
- ポヌレペッ §818.あしゆび(6)クマの足の親指以外の指 pon-urepet(c-i)〔pó-nu-re-pet ぽヌレペッ〕[pon(小さい)+urepet(足ゆび)]⦅ホロべツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- porourepet(c-i)
- ポロウレペッ §044.足の親指poro-urepet(c-i)〔po-ró-u-re-petポろウレペッ〕[大きい・指]⦅ホロベツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- purikorepa
- プリコレパ 【他動】[puri-kore-pa あり方[概]・…に…を与える・[複]](二人以上皆が/に)あり方を与える。 a=puríkorepa アプリコレパ (その土地に応じた)暮らし方を(神から)与えられている=(その土地に応じて)暮らしていけるように(神から)つくられている。(S言い伝え) {E: to give…to…(pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rep ikasma wanpe
- レㇷ゚ イカㇱマ ワンペ 【rep ikasma wanpe】 13. (出典:萱野、方言:沙流)
- rep/repke(he)
- レㇷ゚/レㇷ゚ケ(ヘ) 【rep/repke(he)】 沖. (出典:萱野、方言:沙流)
- rep/repke(he)
- レㇷ゚/レㇷ゚ケ(ヘ) 【rep/repke(he)】 炉の中心. (出典:萱野、方言:沙流)
- repa
- レパ 【自動】[rep-a 沖・(?)]沖へツノザメ(sirkap シㇼカㇷ゚)をとりに行く。(W) (S) (出典:田村、方言:沙流)
- repa
- レパ 【repa】 沖漁.漁. (出典:萱野、方言:沙流)
- repacip
- レパチㇷ゚ 【repa-cip】 交易船. ニサッタ ノシㇼクンネイワ ウイマメアㇻパ・アン ルスイ クス ア・サッサトゥワ アン ア チホキ レパチㇷ゚ オㇿ ア・オマレ=明日,朝の暗いうちから交易に行きたいので,乾かしてあった毛皮を交易船に入れた.ア・オ ワ アン ポン レパチㇷ゚ ネンカ イ・エトㇰ ワ エタイェ ペコㇿ カンペ クㇽカ エチャラㇻセ=私が乗っている小さな交易船,誰かが前の方から引っぱるように水面を滑っている[ウ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- repariyaonnekamuy
- レパリヤオンネカムイ §278 あざらし (37) repa-riya-onnekamuy (re-pá-ri-ya-on-ne-ka-muy)「レぱリヤオンネカムイ」 ⦅白浦⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repariyauriska
- レパリヤウリㇱカ §278 あざらし (47) repa-riya-uriska (re-pá-ri-ya-u-ris-ka)「レぱリヤウリㇱカ」 ⦅白浦⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repke(he)
- レㇷ゚ケ(ヘ) 【位名】[所](概は rep レㇷ゚ 2)[rep-ke-he 沖・の所・(所属語尾)] …の/その沖、 そこよりも沖の方。 {E: somewhere offshore.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repnaoske
- レㇷ゚ナオㇱケ 【repna-oske】 三つ編み(にする). (出典:萱野、方言:沙流)
- repni
- レㇷ゚ニ 【名】拍子棒(ユーカラを歌うときに炉ぶちをたたいて拍子をとる木の棒)。 ☆参考 普通、 そこにあるたきぎの一本を取って使う。(S)〔金ユ4「撥(ばち)」〕 (出典:田村、方言:沙流)
- repni
- レㇷ゚ニ 【rep-ni】 拍子棒:ユカㇻをする時に手に持つ棒のこと. ホクエレㇷ゚ ソモ ア・キ ㇷ゚ ネ=夫がユカㇻをする時に妻はレㇷ゚ニを持ってはならないことになっている. (出典:萱野、方言:沙流)
- repnihat
- レㇷ゚ニハッ 【名】[repni-hat 拍子棒・ブドウ][植物]「アカイブドウ」。(S)〔知分類 p.138チョオセンゴミシ〕 {E: “creeping grape bush.”(B.)} (出典:田村、方言:沙流)
- repnihat
- レㇷ゚ニハッ 【repni-hat】 赤ブドウ:チョウセンゴミシ〔植〕. エ・オㇺケカㇻ ワ ヘ. マキㇷ゚ エ・オピオ. オピオ・アン ヒ タ レㇷ゚ニハッ プンカㇻ ア・ポㇷ゚テ ワ ウウェヘ ア・ク コㇿ ナニ ピㇼカ ㇷ゚ ネ ワ=お前は風邪をひいたのか.どうして声がかれている,声がかれた時は赤ブドウ(チョウセンゴミシ)のつるを煎じてその汁を飲むとすぐよくなるものだよ. (出典:萱野、方言:沙流)
- repnihat
- レㇷ゚ニハッ §248 チョウセンゴミシ (3) repni-hat (rép-ni-hat)「れㇷ゚ニハッ」[撥・ブドウ] 果実 ⦅幌別、穂別、様似⦆⦅A十勝・沙流・千歳など⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- repnihatpunkar
- レㇷ゚ニハップンカㇻ §248 チョウセンゴミシ (6) repnihat-punkar (rép-ni-hat-pun-kar)「れㇷ゚ニハップンカㇻ」[赤実のブドウ(のなる)・蔓] 蔓をいう ⦅幌別、穂別、様似⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- repo
- レポ 【rep-o】 沖にある. (出典:萱野、方言:沙流)
- repo
- レポ 【rep-o】 炉の中心にある. (出典:萱野、方言:沙流)
- repoiramante
- レポイラマンテ 【rep-o-iramante】 沖漁をする. レポイラマンテ・アン クス チㇷ゚ ア・オ ワ アㇻパ・アン アクス アッコㇿカムイ シプステㇰテㇰ ヤニ ア・イ・ライケ=沖漁をすると思って舟に乗って沖へ出ると,タコがさっと浮き上がってきて危なく私は殺されそうになった[ウ]. (出典:萱野、方言:沙流)
- repoparse
- レポパㇻセ 【rep-o-parse】 遭難する. (出典:萱野、方言:沙流)
- réporaye/rep-oraye
- レポライェ/レㇷ゚オライェ 【自動】[rep-o-raye 沖・に・寄せる](=rep oraye レㇷ゚ オライェ)(舟)を沖に出す、 (いろりのおき)をまん中の方へやる。(S) rep o usat yáoraye ya o usat réporaye レポ ウサッ ヤオライェ ヤ オ ウサッ レポライェ 沖(いろりのまん中の方)にあるおき(燠)を端の方へ寄せ、 端の方にあるおきをまん中の方へ出す(男の人や男の神がむずかしい問題を長い間考え続けているときの仕草の描写、 民話や神謡の慣用表現)。(S) ☆対語 yáoraye ヤオライェ☞rep レㇷ゚ 2 (出典:田村、方言:沙流)
- reporunkamuy
- レポルンカムイ §295 サカマタ;シャチ (3) reporunkamuy (re-pó-run-ka-muy)「レぽルンカムイ」[<rep-or-un-kamuy(沖・中・にいる・神)] ⦅白浦⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- reporuntakamuy
- レポルンタカムイ §295 サカマタ;シャチ (4) reporuntakamuy (ro-pó-run-ta-ka-muy)「レぽルンタカムイ」[<rep-or-un-ta-kamuy(沖にいる神)] ⦅多蘭泊⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repotpe
- レポッペ 【名】[rep-ot-pe 沖・に産する・もの] 海産物、 海の幸。 Okikurmi kamuy kor katkemat repotpe eymek kusu kotan epitta imek eapkas オキクㇽミ カムイ コㇿ カッケマッ レポッペ エイメㇰ クス コタン エピッタ イメㇰ エアㇷ゚カㇱ オキクルミ神の奥方が海の幸を配るために村じゅう配って歩いた。(HK民話) {E: seafood.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repotpe
- レポッペ 【rep-ot-pe】 海にいるもの:海にいる魚類の総称をいう.▷レㇷ゚=沖 オッ=いる ペ=もの. (出典:萱野、方言:沙流)
- repoyuk
- レポユㇰ §028 ヤリカジカ;ナベコワシ(方言);マカジカ(方言) (3) repoyuk (re-pó-yuk)「レぽユㇰ」[rep(沖)o(にいる)yuk(獲物)] 成魚 ⦅長万部、虻田⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- reptacikoykip
- レㇷ゚タチコイキㇷ゚ 【rep ta cikoykip】 沖の獲物. (出典:萱野、方言:沙流)
- reptakamuy
- レㇷ゚タカムイ §295 サカマタ;シャチ (2) reptakamuy (rép-ta-kamuy)「れㇷ゚タカムイ」[<rep(沖)ta(の)kamuy(神)]⦅藻汐草⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repun
- レプン 【rep-un】 沖へ. (出典:萱野、方言:沙流)
- repun 1
- レプン 【自動】[rep-un 沖・へ行く] 沖に出る、 沖の方へ行く、 海を越えて(他の島や外国へ)行く。 {E: to go to sea; go overseas; cross the seas.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repun 2
- レプン 【連体】[rep-un 沖・にある](=rep un レㇷ゚ ウン) 沖の、 沖にある/いる。 repun mosir レプン モシㇼ 沖の島、 海外(北海道以外の島、 本州等も、 また外国も含む)。 repun cikoykip レプン チコイキㇷ゚ [沖の・けもの]海獣(アザラシ、 トド、 鯨など皆)。(S) ☆対語 yaun ヤウン ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repun cikoykip
- レプン チコイキㇷ゚ 【repun cikoykip】 海の獣. (出典:萱野、方言:沙流)
- repun iwor
- レプン イウォㇿ 【repun-iwor】 漁場:行きつけの海とその漁場. (出典:萱野、方言:沙流)
- repunekasi
- レプンエカシ §296 くじら(クジラ (19) repun-ekasi (re-pún-e-ka-si)「レぷンエカシ」[<repun(沖の)ekasi(翁)]昔話の中で言う⦅幌別⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repunka
- レプンカ 【他動】[repun-ka 沖(海外)へ行く・(他動詞化)]…を海外へ行かせる。 (次の語の後部要素) uymam-repunka ウイマㇺレプンカ [交易が・海外へ行かせる] 交易のために海外へ行く(舟で海を越えて和人の住むところへ行って交易する)。 {E: to go to overseas for trade.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repunkamuy
- レプンカムイ 【名】[rep-un-kamuy 沖・にいる・神][動物] シャチ。 ☆参考 「サジ。 沖の王。 五、 六尺。 鯨でもシャチにかかってぶっとばされる。 どんなことあっても手つけない。 」 (S) {E: a killer whale.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repunkamuy
- レプンカムイ 【repun kamuy】 シャチ. (出典:萱野、方言:沙流)
- repunkamuy
- レプンカムイ §295 サカマタ;シャチ (1) repunkamuy (re-pún-ka-muy)「レぷンカムイ」[<rep(沖)un(にいる)kamuy(神)] ⦅北海道、樺太⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repunkamuy totto
- レプンカムイ トット §494.ちち(乳);乳房(13)沖の神の乳房 repun-kamuy totto〔レぷンカムイ・とット〕[rep(沖)+un(の)+kamuy(神)+totto(乳房)]⦅ホロベツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- repunkamuykoupsorkorpe
- レプンカムイコウㇷ゚ソㇿコㇿペ §099.陰部-女性性器の種類(10)白い陰毛の生えている陰部 repunkamuy-ko-upsor-kor-pe〔re-púŋ-ka-muǐ-ko-ùp-sor-kor-pe レぷンカムイコウㇷ゚ソㇿコㇿペ〕〔repun-kamuy(沖の神、=鮫)+ko(と同じ)+upsor(陰部を)+kor(もつ)+pe(もの)〕⦅ホべツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- repunkur
- レプンクㇽ 【名】[rep-un-kur 沖・にいる・人] 海外の人(主に外国人を指す)。 repunkur mosir レプンクㇽ モシㇼ 外国。 repunkur atuy レプンクㇽ アトゥイ 外国の海。 ☆対語 yaunkur ヤウンクㇽ 自国の人(北海道の人)。 {E: a foreigner; someone from overseas.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- repunkur
- レプンクㇽ 【rep-un-kur】 外国人.外人.▷レプン=沖の クㇽ=人 (出典:萱野、方言:沙流)
- repunkurinawnani
- レプンクリナウナニ §223 ナナカマド (9) repunkur-inawnani (re-pún-ku-ri-naw-ne-ni)「レぷンクリナウナニ」[rep-un-kur-inaw-na-ni「沖・の・神(の)・幣を・切り取る・木」] 茎 ⦅礼文華⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- repunmosir
- レプンモシㇼ 【repun-mosir】 沖の方の島.外国.▷レㇷ゚=沖 ウン=ある モモシㇼ=島 (出典:萱野、方言:沙流)
- repunmosir/repun-mosir
- レプンモシㇼ 【名】[repun-mosir 沖の・島](=repun mosir, rep un mosir レプン モシㇼ、 レㇷ゚ ウン モシㇼ) ずうっと離れた島(たとえば千島のような)。 a=kor repunmosir アコㇿ レプンモシㇼ 私たちの沖の島=本州以南の日本の島(「内地」、 主に本州を指す。) (S) {E: a faraway island.} (出典:田村、方言:沙流)
- repunsir
- レプンシㇼ 【repun-sir】 沖の島. (出典:萱野、方言:沙流)
- repunsiratki
- レプンシラッキ 【rep-un-siratki】 アホウドリ,アホウドリの頭の神. (出典:萱野、方言:沙流)
- repunsiratki
- レプンシラッキ §356 アホウドリ;しかべ (5) repun-siratki (re-pún-si-rat-ki)「レぷンシラッキ」[<repun-suratki-kamuy;‘沖の卜占神’の意] ⦅浦河⦆【雅】 (出典:知里動物編、方言:)
- repunukurumpo
- レプンウクルンポ §004 マアナゴ(はも) (4) repun-ukurumpo (re-pún-u-ku-rum-po)「レぷンウクルンポ」[<沖の・うなぎ] ⦅幌別⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- repuyso
- レプイソ 【名】[rep-un-so 沖・の・(広い)場所] 沖の海原、 海外の地。 {E: an overseas land; overseas.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rewsirepa
- レウシレパ 【他動】[自動使役][複](rewsire レウシレ は単複の区別なし)(二人以上が/二人以上を)…を泊める。 a=i=réwsirepa アイレウシレパ (引用文中)私は泊まらされた/泊めてもらった。 {E: to let, make…stay (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rutturep
- ルットゥレㇷ゚ 【名】[rur-turep 海水・ウバユリ][動物] ホッキの貝殻。(S) 〔知分類 p.234 §481. 828 ほっき貝 ツレプ〕 {E: a type of clam.} (出典:田村、方言:沙流)
- sarampe tum o urepuni
- サランペ トゥㇺ オ ウレプニ 【sarampe tum o-ure-puni】 りっぱな着物を重ね着した神が歩く. アイヌ エクㇺ チトゥナㇱカ プヤㇻオリコ インカㇻアナクス(インカㇻ・アン アクス) サランペトゥㇺ オウレプニ カムイ ネ クス コラーチ アン クㇽ アニネ(アン ヒネ) エネ ハワニ=人が来る足音が聞こえたかと思うと,窓のすだれが上げられ,私が見ると,りっぱな着物を重ね着した神が,神なので,神に相応しい人がいて言うことには….*昔話の1節で,神がアイヌに語りかける時は東側の窓をめくり上げて話を始めるが,多くの場合は夢の中でである. (出典:萱野、方言:沙流)
- sararepa
- サラレパ 【他動】[自動使役][複](sarare サラレ は単複の区別なし)(二つ以上)を現れさせる/見えるようにする。 {E:to make…appear; to make…be seen (pl.). } ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sikerepani
- シケレパニ §172 キワダ(キハダ) カラフトキハダ (7) sikerepani (si-ké-re-pa-ni)「シけレパニ」 茎 ⦅白浦⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- sikerepaniaraka
- シケレパニアラカ §153.おうだん(黄疸)(2)sikerepani-araka〔ši-ké-re-pa-ni-a-ra-ka シけレパニ・アラカ〕[キハダの木・病]⦅ウソロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- sikerepanitureh
- シケレパニトトゥレㇸ §172 キワダ(キハダ) カラフトキハダ (8) sikerepani-tureh (si-ké-re-pa-ni-tu-reh)「シけレパニト・トゥレㇸ」[シコロノキの・果実] 果実 ⦅白浦⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- sikerepe
- シケレペ §172 キワダ(キハダ) カラフトキハダ (5) sikerepe (si-ké-re-pe)「シけレペ」 果実 ⦅真岡⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- sikerepeni
- シケレペニ §172 キワダ(キハダ) カラフトキハダ (6) sikerepe-ni (si-ké-re-pe-ni)「シけレペニ」[シケレペの木] 茎 ⦅真岡⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- sinerep
- シネレㇷ゚ 【sinere-p】 偽の者. (出典:萱野、方言:沙流)
- siramkorepa
- シラㇺコレパ 【他動】[複](siramkore シラㇺコレ は単複の区別なし)(二人以上)と血がつながっている。 ku=siramukorepa p tun ka oka クシラムコレパㇷ゚ トゥン カ オカ 私の身内のものが二人いた。(S) {E: to have the same blood as… (i.e. to be related) (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sirepa
- シレパ 【自動】[sir-epa 土地・に着く] 着く、 到着する、 来着する、 届く。 nusa or ta sirepa ヌサ オッタ シレパ 祭壇のところに行き着いた。(W神謡語り) a=uní ta sirepa=an アウニ タ シレパアン 私は私の家に帰り着いた。(W神謡語り) a=nuráppa wa usa aep pirka hi, usa okaype maratto pirka p sirepa wa アヌラッパ ワ ウサ アエㇷ゚ ピㇼカ ヒ、 ウサ オカイペ マラット ピㇼカㇷ゚ シレパ ワ (他の人々は)供養されて、 いろいろ食べ物のよいのやいろいろなもの、 ごちそうのよいものが届いて。(W民話) {E: to arrive.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sirepa
- シレパ 【sir-epa】 着く,到着する,届く.▷シㇼ=あたり エパ=着く タント シㇼペケㇾ ヒ タ ケㇰ(ク・エㇰ) エパ ヤー シコㇿ ク・ヤイヌ コㇿ ク・ヤイニタンテ アクス イイソネ ク・シレパ=今日明るいうちに到着するかなあと思いながら急いで来たがどうやら着いた.エン・コシレパ=私に届く.エ・コシレパ=あなたに届く. (出典:萱野、方言:沙流)
- sirepakasnu
- シレパカㇱヌ 【他動】[sir-epakasnu 土地・…に…を教える] …に道を教える。 {E: to tell, show…the way; give directions to…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sirepare
- シレパレ 【他動】[自動使役][sirepa-re 到着する・させる] …を到着させる、 …を(目的地まで)連れて/持って来る。 {E: to have…arrive; take, lead…to their destination.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sirepare
- シレパレ 【sirepa-re】 届ける. (出典:萱野、方言:沙流)
- somoiperepa/somoyperepa
- ソモイペレパ 【他動】[自動使役][複][somo-ipe-re-pa …しない・ものを食べる・させる・[複]](二人以上が皆)…にものを食べさせない、 …に何も食べさせない、 …に食事を与えない。 nísapno siknak=an akusu i=somoiperepa, rur takup i=érepa ニサㇷ゚ノ シㇰナㇰアン アクス イソモイペレパ、 ルッ タクㇷ゚ イエレパ 私が急に目が見えなくなると(息子夫婦は)私にものを食べさせてくれなくなった、 おつゆだけしか食べさせてくれなくなった。(W民話) {E: to not feed… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- taperepone
- タペレポネ 【tapere pone】 肩の骨.肩甲骨. (出典:萱野、方言:沙流)
- tekorrep
- テコㇿレㇷ゚ 【tekor-rep】 手拍子,拍手. ク・ユカㇻ アクス ヌ ワ オカ ウタㇻ テコㇿレㇷ゚パ ケヤイコプンテㇰ(ク・エヤイコプンテㇰ) ク・ユカㇻ コアリキキ=私がユカㇻをすると聞いていた人たちが手拍子をとってくれた,私はうれしくなってユカㇻをするのに力を入れた. (出典:萱野、方言:沙流)
- tupnerepne
- トゥㇷ゚ネレㇷ゚ネ 【tup-ne rep-ne】 ふたつ三つに. (出典:萱野、方言:沙流)
- turep
- トゥレㇷ゚ 【名】[植物] ウバユリ(「ウバイロ」)の根(食用)。 turep ta トゥレㇷ゚ タ ウバユリの根を掘る。 〔知分類 p.196 オオウバユリの鱗茎〕 {E: the roots of a kind of lily.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- turep
- トゥレㇷ゚ 【turep】 ウバユリ,オオウバユリ. (出典:萱野、方言:沙流)
- turep
- トゥレㇷ゚ §338 オオウバユリ エゾウバユリ (1) turep (tu-rép)「トゥれㇷ゚」[<ru(とける)-re(させる)-p(もの)、→注1] 鱗茎 ⦅北海道全地⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- turep onka
- トゥレㇷ゚ オンカ 【turep-onka】 ウバユリを発酵させる:ウバユリの澱粉を取った残りを発酵させる. (出典:萱野、方言:沙流)
- turep'irup
- トゥレㇷ゚イルㇷ゚ 【turep-irup】 ウバユリの澱粉. (出典:萱野、方言:沙流)
- turepakammarewrew
- トゥレㇷ゚アカㇺマレウレウ §152 ジャノメチョウの類 (1) turep-akam-marewrew(tu-rep-a-kam-ma-rew-rew)「トゥレㇷ゚アカㇺマレウレウ」⦅高島⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- turepni
- トゥレㇷ゚ニ 【turep-ni】 クワ. (出典:萱野、方言:沙流)
- turepni
- トゥレㇷ゚ニ §296 クワ (1) turepni (tu-rép-ni)「トゥれㇷ゚ニ」[turep(→注1)ni(木)、“トゥレㇷ゚のなる木”] 茎 ⦅長万部、礼文華、虻田、有珠、幌別、白老、鵡川、穂別、千歳、沙流⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- turepra
- トゥレㇷ゚ラ 【名】[turep-ra ウバイロ・葉][植物] ウバユリ(「ウバイロ」)の葉。 {E: the leaves of the turep plant (a kind of lily).} (出典:田村、方言:沙流)
- turepsito
- トゥレㇷ゚シト 【turep-sito】 ウバユリ団子. (出典:萱野、方言:沙流)
- turepta
- トゥレㇷ゚タ 【自動】[turep-ta ウバユリの根・を掘って採る] ウバユリ([ウバイロ、 オンバイロ])の根を掘る(=掘って採る)。 {E: to dig up the roots of the turep plant (a kind of lily).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tureptacir
- トゥレㇷ゚タチㇼ 【名】[turepta-cir ウバユリの根を掘って採る・鳥][動物](鳥の名)「カケスぐらいの鳥らしい。 見たことはない。 朝、 暗いうちに南へ向いて行く。 晩方に帰る。 薄暗くなったら帰ってくる。 鵡川にでもいるだろう。 “ku=maci ku=rara cik クマチ クララ チㇰ 私の妻は何もできないから(自分でしよう)”と鳴く。」 (S)〔知分類 p.209 ヤマシギ〕 {E: the name of a bird (a woodcock (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
- tureptacir
- トゥレㇷ゚タチㇼ §360 ヤマシギ (1) turep-ta-cir (tú-rep-ta-čir)「とゥレㇷ゚タチㇼ」[<turep(ウバユリの塊茎)ta(掘る)cir(鳥)] ⦅浦河、近文、屈斜路⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- tureptausi
- トゥレㇷ゚タウシ 【名】[turepta-us-i ウバユリの根を掘る・いつもみんなが習慣としてする・とき] ウバユリの根を掘る時期/季節。(S) {E: the season for digging up the roots of the turep plant (a kind of lily).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tusurepni
- トゥスレㇷ゚ニ 【tusu-repni】 呪術の時に手に持つ棒. (出典:萱野、方言:沙流)
- tutturep
- トゥットゥレㇷ゚ §222 ウバガイ;ホッキガイ;ホッキ(方言) (6) tutturep (tút-tu-rep)「とゥットゥレㇷ゚」 ⦅幌別、白老⦆ (出典:知里動物編、方言:)
- tutturep
- トゥットゥレㇷ゚ §222 ウバガイ;ホッキガイ;ホッキ(方言) (8) tutturep (tut-tu-rep)「トゥットゥレㇷ゚」 ⦅礼文華、長万部、幌別⦆ウバガイ、ホッキ (出典:知里動物編、方言:)
- tuturep
- トゥトゥレㇷ゚ 【tuturep】 ウバガイ. (出典:萱野、方言:沙流)
- ukirepumpasi(-an)
- ウキレプンパシ §448.すわる(座る)(14)あぐらをかく ukirepumpasi(-an)〔u-kí-re-pum-pa-ši ウきレプンパシ〕[u-(互いの)+kir(足を)+-e-(そこに)+pumpa(持ちあげる)+si(複数語尾)]⦅S.⦆【雅―PIL, p.192】 (出典:知里人間編I、方言:)
- urepeci(hi)
- ウレペチ(ヒ) 【名】[所](概は urepet ウレペッ) …の足の指。 suma k=épitcew wa k=úrepeci arka スマ ケピッチェウ ワ クレペチ アㇻカ 私は石につまずいて足の指が痛くなった。(S) {E: the toes of…} (出典:田村、方言:沙流)
- urepeh(c-i)
- ウレペㇸ §043.あしゆび(足指)(2)urepeh(c-i)〔u-ré-pehウれペㇸ〕[<ure-pet]⦅タラントマリ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepentok
- ウレペントㇰ 【名】[概][ure-pen-tok 足・上(かみ)の・突き出し] 足の土ふまずより前の部分。 {E: the balls of the feet.} (出典:田村、方言:沙流)
- urepentok(-i)
- ウレペントㇰ §516.つまさき(爪先)(2)ure-pentok(-i)〔u-ré-pen-tok ウれペントㇰ〕[ure(足)+pentok(先、pen「上方の」 tok「凸出」)]⦅ホロべツ,―ユ研Ⅱ, p.637⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepentok-eapkas
- ウレペントㇰエアㇷ゚カㇱ 【自動】[urepentok-e-apkas 足の土ふまずより前の部分・で・歩く] つま先で歩く。(S) {E: the balls of the feet.} (出典:田村、方言:沙流)
- urepentok-eas
- ウレペントㇰエアㇱ 【自動】[urepentok-e-as 足の土ふまずより前の部分・で・立つ] 足指で(足先で、 つま先で)立つ。 {E: to stand on one's tiptoes.} (出典:田村、方言:沙流)
- urepentokeaseas
- ウレペントケアセアㇱ §516.つまさき(爪先)(3)つまさきを立てて歩く urepentok-eas-eas〔u-ré-pen-tok|e-áš-e-aš ウれペントㇰ・エあㇱ・エアㇱ〕[urepentok(爪先)+e-as(それで・立ち)+e-as(それで・立つ)]⦅ホロべツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepentoki(hi)
- ウレペントキ(ヒ) 【名】[所](概は urepentok ウレペントㇰ) …の足の土ふまずより前の部分。 {E: the balls of the feet of…} (出典:田村、方言:沙流)
- urepererke
- ウレペレㇾケ §008.あかぎれ[る];ひび[割れる](3)足がひび割れるure-pererke〔u-ré-pe-rer-keウれペレㇾケ〕[ure(足)+pererke(ひび割れる)]⦅ビホロ、クッシャロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- ureperke
- ウレペㇾケ 【自動/名】[ure-perke 足・割れる] ①[自動]足にあかぎれがきれる。 ②[名]足のあかぎれ。 {E: ①to have chapped feet (v.). ②chapping on the feet (n.).} (出典:田村、方言:沙流)
- ureperke
- ウレペㇾケ 【ure-perke】 (足の)あかぎれ(がきれる). タネ アナㇰネ ウレペㇾケ ㇷ゚ カ テケペㇾケ ㇷ゚ カ イサㇺ コㇿカ テエータ アナㇰネ チセ カ ウェン ペ ネ クス ウレペㇾケ カ テケペㇾケ カ アン ペ ネ ア ワー=今は足があかぎれになった者も手があかぎれになった者もいないけれど昔は家も悪かったし足のあかぎれ手のあかぎれもあったものだった. (出典:萱野、方言:沙流)
- ureperke
- ウレペㇾケ §008.あかぎれ[る];ひび[割れる](2)足のあかぎれ;足にあかぎれができるure-perke〔u-ré-per-keウれペㇾケ〕[ure(足)+perke(割れる)]⦅ビホロ、クッシャロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepet
- ウレペッ 【名】[概](所は urepeci(hi) ウレペチ(ヒ))[ure-pet 足(足首から下)・細長いもの/指] 足指。 íne urepet us kameasi ruwe ka an イネ ウレペッ ウㇱ カメアシ ルウェ カ アン 四本の足指のついたばけものの足跡があった。(KK民話) ☆参考 たちの悪い人食い熊は四本指だという。 {E: the toes.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- urepet(c-i)
- ウレペッ §043.あしゆび(足指)(1)ure-pet(c-i)〔u-ré-petウれペッ〕[ure(足)+pet(裂片)]⦅サル、ホロベツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepet(c-i)
- ウレペッ §818.あしゆび(1)urepet(c-i)〔u-ré-pet ウれペッ〕[ure(足)+pet(裂片)]⦅ホロべツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepet/urepeci(hi)
- ウレペッ/ウレペチ(ヒ) 【ure-pet/ure-peci(hi)】 足の指. タン チュㇰ エアㇻキンネ メアン トゥナㇱ クス ヘ ネア ク・コㇿ ション ウレペチヒ ウウェチ ノイネ ポッピセ ネ アン=今年の秋はとっても寒くなるのが早い.それでだろうか,子供の足の指が霜焼けしたらしく水ぶくれになっている. (出典:萱野、方言:沙流)
- urepetam(-i)
- ウレペタㇺ §519.つめ(爪)(2)足指の爪 urepet-am(-i)〔u-ré-pe-tam ウれペタㇺ〕[足ゆび・爪]⦅ホロべツ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepirup
- ウレピルㇷ゚ 【名】[ure-piru-p 足・をふく・もの] 足ふき、 足をふくぞうきん。 {E: a cloth for wiping one's feet.} (出典:田村、方言:沙流)
- urepisoy(-e
- ウレピソイ(エ §039.足の外縁部[小指のつけ根からかかとのところまで]ure-pisoy(-e〔H.〕, -he〔S.〕)〔u-ré-pi-soǐウれピソイ〕[ure(足部)+pisoy(外縁部)]⦅H. S.⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepoh(k-i)
- ウレポㇹ §035.あしうら(足裏、蹠)(7)urepoh(k-i)〔u-ré-pohウれポㇹ〕[<ure(足)+pok(下)]⦅シラウラ、トンナイ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
- urepok
- ウレポㇰ 【名】[ure-pok 足・の下][古](月の名)10月。 kurukpeciyay roski, a=otérke kor ureasam ta pukukse wa kusu urepok クルㇰペチヤイ ロシキ、 アオテㇾケ コㇿ ウレアサㇺ タ プクㇰセ ワ クス ウレポㇰ 霜柱が立ち踏(ふ)むと足の裏の所でパラパラ鳴るから urepok ウレポㇰ《足の下》。(W) (出典:田村、方言:沙流)
- urepokecup
- ウレポケチュㇷ゚ 【urepoke-cup】 9月. (出典:萱野、方言:沙流)
- urepuni
- ウレプニ 【ure-puni】 神が歩く. (出典:萱野、方言:沙流)
- uymamrepunka/uymam-repunka
- ウイマㇺレプンカ 【自動/名】[uymam-repun-ka 交易・沖へ行く・(他動詞化)] ①[自動]交易をしに海外へ行く、 舟で海を越えて交易に行く。 uymamrepunka kor usa amip usa tanpaku, usa macikor, ikor otta emus otta, sintoko ne ciki, cip sikno cipekusa wa yan pe ne kusu ウイマㇺレプンカ コㇿ ウサ アミㇷ゚ ウサ タンパク、 ウサ マチコㇿ、 イコロッタ エムソッタ、 シントコ ネ チキ、 チㇷ゚ シㇰノ チペクサ ワ ヤン ペ ネ クス (夫が)舟で交易に行くと、 衣類やらたばこやら、 女の宝物やら、 宝刀でも刀剣でもシントコ(昔の日本語で行器(ほかい)という名の大きい入れ物)でも、 舟にいっぱい積んで帰って来るので。(W民話) ②[名]海外交易。 {E: ①to go overseas to trade. ②overseas trade.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yayanhurep
- ヤヤンフレㇷ゚ §215 エゾイチゴ (4) yayan-hurep (ya-yán-hu-rep)「ヤやン・フレㇷ゚」[普通の・いちご] 果実 ⦅A空知⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- yaynurepa
- ヤイヌレパ 【他動】[自動使役][複](yaynure ヤイヌレ は単複の区別なし)(二人以上が/二人以上に)思わせる。 {E: to make…think…(pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- -i 2
- イ 【接尾】[< hi ヒ](動詞に接尾して名詞をつくる。) ①[他動名詞化]…を…すること。 cis チㇱ 泣く; cisi チシ …を泣くこと(-i イ 1 とは平行しない。 むしろ -i(hi) イ(ヒ) と通じるものがある)。 ②…する所。 cikus チクㇱ 人が通る/通った、 通られる; cikus-i チクシ 通る所、 通り道。 ③…する/したとき。 turepta トゥレㇷ゚タ ウバユリ(オオウバユリ)を掘る、 -us ウㇱ …する習慣になっている; tureptausi トゥレㇷ゚タウシ ウバユリを掘る習慣になっているとき=ウバユリを掘る時期。 ④…したもの。 san サン (山手の方から海手の方へ)出る; san-i サニ …の出たもの=…の子/子孫。 (出典:田村、方言:沙流)
- ácautari(hi)
- アチャウタリ(ヒ) 【名】[所](概 ácautar アチャウタㇻ の例はない。)[aca-utar-i(hi) おじ・人々(=たち)・(所属語尾)] …のおじたち。 e=acautari cep nu kooka kor oka yak a=ye korka i=korepa ka somo ki エアチャウタリ チェㇷ゚ ヌ コオカ コロカ ヤ カイェ コㇿカ イコレパ カ ソモ キ あなたのおじさんたち浜でたいした(=たくさん)魚とったて言うけれどちっともくれない。(S) {E: the uncles of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- anrur
- アンルㇽ 【名】[ar-rur 反対側の・海水]北見の方(沙流地方から見て陸地の向こう側の海ぞいの地方。 方角で言うと北東になる)。 anrur ruyanpekur kus wa koyka ta sirepa kor nani menas as アンルㇽ ルヤンペクㇽ クㇱ ワ コイカ タ シレパ コㇿ ナニ メナㇱ アㇱ 北見の方を嵐の雲が通って釧路の方に着いたらまもなくやませ(南東風)が吹く。(S) {E: north-east.} (出典:田村、方言:沙流)
- apeoy
- アペオイ 【名】[ape-o-i(=hi) 火・(そこ)にある・ところ] 炉、 いろり。 {E: a fireplace; a hearth.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- arokamkinno
- アロカㇺキンノ 【副】[ar-okamkir-no 全く・わざと・(副詞接頭辞)] 全く意図的に、 わざと。 arokamkinno/asinuma/a=renkayne/repuyso ka wa/kamuy menoko/a=ekte wa アロカㇺキンノ/アシヌマ/アレンカイネ/レプイソ カ ワ/カムイ メノコ/アエㇰテ ワ [雅]わざと私の考えで沖の海原から女神をよこして。(Sユーカラ語り) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- aspe
- アㇱペ 【名】[概](所は未出)[as-pe 立っている・もの] 「repunkamuy レプンカムイ《シャチ》の頭の上の少し背中に寄ったところについているもの、 左右のまん中から上に向かって出ており、 2枚に分かれて左右に広がってから上に向かって立っている。 」 (S) repunkamuy aworun/aspe kasi aworun/a=kor ponpe aworun/oma kane wa aworun レプンカムイ アウォルン/アㇱペ カシ アウォルン/アコㇿ ポンペ アウォルン/オマ カネ ワ アウォルン シャチの頭の上のアシペの上に私の赤ちゃんがのって…。(W神謡K) (出典:田村、方言:沙流)
- asur
- アスㇽ 【名】[概](所は asuru(hu) アスル(フ)) うわさ、 評判。 asur as アスㇽ アㇱ うわさ(評判)が立つ。 asur kor wa ek アスㇽ コㇿ ワ エㇰ 知らせを持って来る。(S) wen asur as ウェン アスㇽ アㇱ/ウェナスㇽ アㇱ 悪いうわさがある。 pirka asur as ピㇼカ アスㇽ アㇱ よい評判がある。 {E: a rumour; a reputation.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- asuranpa
- アスランパ 【自動】[複](単は asurani アスラニ)[asur-anpa うわさ・(二つ以上)を持って行く)] 緊急事態を知らせる、 警報する。 sír-uhúy kor eun ikaopas utar ne ya káne kikkikpa humi he ne ya ahawkorep hawkorepa hawe ne ya mokor=an ka eaykap no asuranpa kor payoka hawe as シルフイ コㇿ エウン イカオパㇱ ウタン ネ ヤ カネ キッキㇰパ フミ ヘ ネ ヤ アハウコレㇷ゚ ハウコレパ ハウェ ネ ヤ モコラン カ エアイカㇷ゚ ノ アスランパ コㇿ パヨカ ハウェ アㇱ 山野の火事になると、 そこにかけつける人々やら半鐘を打ち鳴らす音やら有線放送で放送する声やら眠れないほど危急を知らせてまわる音がする。(S) {E: to warn; alert (pl.).} (出典:田村、方言:沙流)
- asuru(hu)
- アスル(フ) 【名】[所](概は asur アスㇽ)[asur-u うわさ・(所属語尾)] …のうわさ、 評判。 asuru as アスル アㇱ …のうわさが立つ、 うわさがある、 評判がある。…asuru as hi eysoytak アスル アㇱ ヒ エイソイタㇰ 情報があることについて話している。 asuru as pe a=ne ruwe ne アスル アㇱ ペ アネ ルウェ ネ 私は評判の高い者である。(HK民話) wakka mespa asuru ワッカ メㇱパ アスル 大水に流されたといううわさ。(W会話) asuru nu アスル ヌ …のうわさを聞く。 asuru easpa アスル エアㇱパ …のうわさが聞こえない=うわさを知らない。(NK民話) {E: to be rumoured; have a reputation.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- at 3
- アッ 【名】[概](所は atu(hu) アトゥ(フ))①ひも(紐)(何かについているひも)。 ②ツノザメ漁(repa レパ)をするときに使うもりの柄のうしろにつけてある haytus ハイトゥシ《イラクサの綱》。 ☆参考 ただ置いてあるだけの細いひもは ka カ、 ものをしばってつなぐ頑丈なのは tus トゥㇱ。 {E: a string; a cord.} (出典:田村、方言:沙流)
- atuyso
- アトゥイソ 【名】[atuy-so 海・広がりを持つ所] (直訳すると)海原=沖の方。 atuyso ka ta アトゥイソ カ タ 沖の方に、 海外に。 atuyso ka wa アトゥイソ カ ワ 沖の方から、 海外から。 ☆参考 rep レㇷ゚ 沖。 {E: the ocean.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- aynu
- アイヌ 【名】①人間(神や動物などに対して)。 aynu kotan アイヌ コタン 人間の集落、 アイヌの村。 aynu mosir アイヌ モシㇼ 人間界(神の国に対する)。 ②男(menoko メノコ《女》に対して)。 ③アイヌ(民族名、 sísam シサㇺ《和人》など に対して)。 aynu itak アイヌ イタㇰ アイヌ語。 aynu mosir アイヌ モシㇼ アイヌの国/地 (多く、 北海道を指す)。 aynu cip アイヌ チㇷ゚( 直訳すると)アイヌの舟=丸木舟。 ④(kor コㇿ《…の》のあとに置かれて)おとうさん、 おとうちゃん。 e=kor aynu uymam wa/uymam-repunka エコㇿ アイヌ ウイマㇺ ワ/ウイマㇺレプンカ あなたのとうさんは交易に行って/交易をしに海を越えて行った。(S子守歌) a=kor totto/henoo uwan/pepa=kor aynu/wakka i=kure アコッ トット/ヘノオ ウワオ/ペパコㇿ アイヌ ワッカ イクレ おかあちゃん、 おとうちゃん、 水をください。(W神謡K) ☆参考 用例の子守歌の歌い手のサダモさんは、 父親のことを言うのに、 ふだんは iyapo イヤポ を使い、 「あなたのおとうさん」は e=kor iyapo エコㇿ イヤポ と言う。 神謡の歌い手ワテケさんは、 ふだんは míci ミチ を使い、 「私のおとうさん」は ku=mici クミチ と言う。 {E: ①a human-being. ②a man. ③an Ainu. ④a father.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cétuypirup
- チェトゥイピルㇷ゚ 【名】[c(i)-e-tuy-piru-p される・その頭が・切れている・拭く・もの](tuy トゥイ は < toy トイ か?)ぞうきん。 ☆参考 類義語 urepirup ウレピルㇷ゚ 足ふき。 itapirup イタピルㇷ゚ 床(ゆか)ふき。 {E: a cloth, a duster.} (出典:田村、方言:沙流)
- cokcoksekar
- チョㇰチョㇰセカㇻ 【他動】[cok-cok-se-kar (擬音)・(重複)・と言う・する(他動詞化)] …に何回もキスをする。 {E: to kiss repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cuhtureh
-
チュㇷトゥレㇸ
§098 クロマメノキ (1) cuhtureh (cúh-tu-reh)「ちュㇷトゥレㇸ」[
rep(果実)] 果実 ⦅樺太⦆ (出典:知里植物編、方言:) - cup 2
- チュㇷ゚ 【名】①(年月日の)月 ②…カ月(月数の単位)。 tu cup re cup トゥ チュㇷ゚ レ チュㇷ゚ 二、 三カ月。 tan cup タン チュㇷ゚ [この・月]今月。 cup emko チュㇷ゚ エㇺコ [月・の半分]半月、 15日。 cup noski チュㇷ゚ ノㇱキ 月のまん中、 満月。(W) cup poro sere チュㇷ゚ ポロ セレ [月・大きい・部分]二十日ごろ。 ☆参考 [昔の月の呼び方] towetanne トウェタンネ 1月、 kuwekay クウェカイ 2月、 kiwtacup キウタチュㇷ゚ 3月、 mocup モチュㇷ゚ 4月、 sincicup シンチチュㇷ゚ 5月、 mawtacup マウタチュㇷ゚ 6月、 mawcicup マウチチュㇷ゚ 7月、 haprap ハㇷ゚ラㇷ゚ 8月、 níhorak ニホラㇰ 9月、 urepok ウレポㇰ 10月、 ruwekaricup ルウェカリチュㇷ゚ 11月、 curup チュルㇷ゚ 12月。 ☆参考 1955年、 ワテケさんは hacigaci cup ハチガチ チュㇷ゚ 8月、 kugaci cup クガチ チュㇷ゚ 9月のように言っていた。 {E: ①month. ②counter for months.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- cup 3
- チュㇷ゚ 【名】[概](所は cupi(hi) チュピ(ヒ))女性の生殖器としての腹、 おなか。 {E: “the belly” in reference to the female reproductive organs.} (出典:田村、方言:沙流)
- eca
- エチャ 【他動】[e-ca その頭・を切りとる] …の先を(穂を、 頭を)切り取る。 turep a=ecá okake an トゥレㇷ゚ アエチャ オカケ アン (ウバユリの根を掘って)ウバユリの葉を切って置いたあとがあった。(NK民話) {E: to cut the end off…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- eirpak
- エイㇼパㇰ 【後副】…と一緒に、 …と同時に。 eirpak ku=sirepa エイㇼパㇰ クシレパ 私は彼と一緒に着いた。(S) {E: together with…; at the same time as…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ekarkar 1
- エカㇻカㇻ 【他動】…を整える、 …を飾る。 {to straighten up…; prepare for…; decorate…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- eniste
- エニㇱテ 【他動】[e-niste …で・強い]…を頼りに/あてにして安心している。 sirkunne yakka taan kur a=turá yakun a=eníste シㇼクンネ ヤッカ タアン クㇽ アトゥラ ヤクン アエニㇱテ 暗くてもこの人と一緒に行けば安心だ。(S) a=eníste hum ko yupnatara アエニシテ フㇺ コ ユㇷ゚ナタラ [雅](私たちは)それをあてにして安心している。 rep ta a=kor mosir anakne haru an yak a=ye kusu a=eníste hum ko yupnatara レㇷ゚ タ アコㇿ モシㇼ アナㇰネ ハル アン ヤカイェ クス アエニㇱテ フㇺコ ユㇷ゚ナタラ 内地(本州)は豊作だそうだから私たちはあてにして安心している。(S) ☆参考 「…に強い」という意味の用例はない。 〔久辞典 191 その為にかたい、 それに持ち耐へる、 (それ)に強い、 に耐へる、 堪へる Sake a-e-nishte〕 {E: to rely on…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- epa 1
- エパ 【他動】[e-pa (そこ)に・行く] …に行く/届く/着く。 ☆参考 sirepa シレパ[自動]到着する。 {E: to go to…; reach…; arrive at…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- epetciw
- エペッチウ 【他動】[e-pet-ciw (それ)で・指・をさす](石など)につまずく。 suma k=épetciw wa k=úrepeci arka スマ ケペッチウ ワ クレペチ アㇻカ 私は石につまづいて足の指が痛くなった。(S) amip o suwop sikkewe k=épetciw アミㇷ゚ オ スウォㇷ゚ シッケウェ ケペッチウ 私は衣装箱の角(かど)につまづいた。(S) ☆参考 つる草などにつまづくことにはこの語を使わず eokok エオコㇰ《…にひっかかる》を使う。(S) ☆参考 足指は urepet ウレペッ。 {E: to stumble over…} (出典:田村、方言:沙流)
- etok(o) oyki
- エトㇰ/エトコ オイキ 【連他動】[その先・にものごとをする] …の用意をする。 en=etoko oyki エネトコ オイキ 彼が私の用意をする。 etoko k=oyki エトコ コイキ 私が彼の用意をする。 {E: to prepare for…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- etok(o) tusmak
- エトㇰ/エトコ トゥㇱマㇰ 【連他動】[先・競争する]…の先回りをする。 a=yupíhi tane pon menoko kosirepa noyne síriki, etoko tusmak híne néa pon menoko a=kosírepa hoskino ki híne アユピヒ タネ ポン メノコ コシレパ ノイネ シリキ、 エトコ トゥㇱマㇰ ヒネ ネア ポン メノコ アコシレパ ホㇱキノ キ ヒネ 私の兄がもう娘さんの所まで行きそうになっていたが、 私はその先回りをしてその娘さんの所に先に着いた。(W民話) {E: to get ahead of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- etokoyki
- エトコイキ 【他動】…の用意をする、 (動詞のあとに置かれて)…する用意をする。 tanepo hecirasa etokoyki kor an emukkane nonno o タネポ ヘチラサ エトコイキ コラン エムッカネ ノンノ オ 初めて咲く用意をしつつある(=咲きそうになっている)つぼみがついている。(W) ☆参考 意味は etok oyki エトㇰ オイキ と同じ。 不定人称形は a=etókoyki アエトコイキ。 {E: to prepare for…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- etucikere
-
エトゥチケレ
§282 トガリネズミ類、もぐら (3) etucikere (e-tú-či-ke-re)「エとゥチケレ」[
rep] ⦅十勝、釧路、北見、天塩、石狩⦆ (出典:知里動物編、方言:) - eturas
- エトゥラㇱ 【他動】 …にとびかかる、 とんではねて…にとびつく。 néa ponmenoko a=kosírepa hoskino ki híne a=etúras a=etúras kane iki=an akusu ネア ポンメノコ アコシレパ ホㇱキノ キ ヒネ アエトゥラㇱ アエトゥラㇱ カネ イキアン アクス その娘さんの所に私のほうが兄より先に着いて、 ピョンピョン跳ねて娘さんにとびかかりとびかかりすると。(W民話)(エゾイタチの自叙) {E: to throw oneself upon…; jump at…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- eyaykohetopo
- エヤイコヘトポ 【他動(?)】[e-yayko-hetopo …について・一人で・逆もどりして]くりかえす。 {E: to repeat…} (出典:田村、方言:沙流)
- haruan
- ハルアン 【完動】[haru-an 食物の収穫・がある] 豊作である。 rep ta a=kor mosir anakne haruan yak a=ye レㇷ゚ タ アコㇿ モシㇼ アナㇰネ ハルアン ヤカイェ 内地(本州およびそれ以南)は豊作だそうだ。 {E: to have a plentiful, good harvest.} (出典:田村、方言:沙流)
- hawkokari
- ハウコカリ 【他動】[haw-ko-kari 声・と共に・…を回す] 何度もくり返して言う。 yayapapu hawkokari ヤヤパプ ハウコカリ 何度もくり返しあやまる。 {E: to say something repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- hawkore
- ハウコレ 【他動】[haw-kore 声・…に…を与える] (直訳すると)…にしゃべらせる=…でしゃべる。 ahawkorep hawkorepa hawe ne ya アハウコレㇷ゚ ハウコレパ ハウェ ネ ヤ 有線放送でしゃべるとか。(S) (出典:田村、方言:沙流)
- hene
- ヘネ 【副助】①(一例として提示する。) …でも(あるいはそうでなくても)、 …なり。 hekattar hene ikipa ruwe ne kuni ku=ramu ヘカッタㇻ ヘネ イキパ ルウェ ネ クニ クラム 子どもたちでもやったんだろうと私は思う。(S) cip hene a=kar wa チㇷ゚ ヘネ アカㇻ ワ 舟か何かをつくって。 e=os ek hene ki ka somo ki エオㇱ エㇰ ヘネ キ カ ソモ キ あなたの後から来たりなどしもしない。 tup hene rep hene ku=kor rusuy トゥㇷ゚ ヘネ レㇷ゚ ヘネ クコン ルスイ 二つでも三つでもいいからほしい。 ohonno hene iruka hene オホンノ ヘネ イルカ ヘネ 長い間でも短い間でも。(W会話) ②po hene ポ ヘネ なおいっそう(po ポ《なお》を強調する言い方)。 {E: ①even…; either…or… ②more; even more.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- henoo uwao
- ヘノオ ウワオ 【間投】(uymamrepunka ウイマㇺレプンカ《海外交易》の神謡の折り返し。 意味不明。) (W神謡K) (出典:田村、方言:沙流)
- heper
- ヘペㇾ 【名】[動物]子熊。 heper soyne ヘペㇾ ソイネ (熊送りのとき)子熊がおり(檻)から外に出る。(W) ☆参考 呼び名として pewrep ペウレㇷ゚《若いもの》とも言う。 {E: a bear cub.} (出典:田村、方言:沙流)
- hoski 2
- ホㇱキ 【副】①先に、 最初に。 hoski arpa kor an, e=os k=arpa kusu ne na ホㇱキ アㇻパ コラン、 エオㇱ カㇻパ クス ネ ナ 先に行っていなさい、 (私は)あなたの後から行くから。(S) uwerpak hoyuppa=an ro, inan kur hoski sirepa ya ウウェㇾパㇰ ホユッパアン ロ、 イナン クㇽ ホㇱキ シレパ ヤ 一緒に走ろう、 どの人が(=だれが)最初に着くか。(S) ②ちょっと待って(その前にすることがあるからちょっと待ってと、 急いで止めるときに言う)。 ponno hoski! ポンノ ホㇱキ! ちょつ、 ちょっと待って! ③(時を表す語の前に置かれて、 一つ前のその時を表す。) hoski an ホㇱキ アン 去年の、 もう一つ前の。 hoski an to ホㇱキ アン ト 一昨日(少し他方言の感じがある)(=hoskinuman ホㇱキヌマン)。 hoski cukne ホㇱキ チュㇰネ 一昨年の秋(二つ前の秋)。(cukne チュㇰネ は去年の秋、 この前の秋。) hoski matane ホㇱキ マタネ 一昨年の冬、 二つ前の冬。 hoski paykar(ne?) ホㇱキ パイカㇻ(ネ?) 一昨年の春、 二つ前の春。 hoski sakne ホㇱキ サㇰネ 一昨年の夏、 二つ前の夏。 hoski isam cup ホㇱキ イサㇺ チュㇷ゚ 先月(=hoskicup ホㇱキチュㇷ゚)。 {E: ①firstly; before. ②Wait a moment! ③used in expressions of time.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- humkuspare
- フㇺクㇱパレ 【他動】[hum-kus-pa-re 音・…を通る・(複)・させる][雅] kasi humkuspare カシ フㇺクㇱパレ [雅] …に音を鳴り響かせる。 tu repun mosir/mosirso kasi/humkuspare トゥ レプン モシㇼ/モシㇼソ カシ/フㇺクㇱパレ [雅] いくつもの沖の島(外国)の地面の上に音を鳴り響かせます。(Sユーカラ) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- húresisam
- フレシサㇺ 【名】[húre-sísam 赤い・異民族] 白人。 ☆参考 髪の毛が赤いから。(W) ☆参考 repunkur レプンクㇽ 外国人。 ☞sísam シサㇺ {E: a Caucasian.} (出典:田村、方言:沙流)
- hutureh
-
フトゥレㇸ
§091 ツルコケモモ (3) hutureh (hú-tu-reh)「ふトゥレㇸ」[
rep生の・果実] 果実 ⦅樺太⦆ (出典:知里植物編、方言:) - huype
- フイペ 【名】[概/所] [hu-ipe 生で・食べる物]肝臓、 レバー。 huype oro emus kusparepa フイペ オロ エムㇱ クッパレパ 彼らは熊のレバーに刀を通して切った。(NK民話) {E: liver.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ihurere
- イフレレ 【自動】[i-húre-re ものを・赤くなる・させる] 布を赤く染める。 ihurere kor an イフレレ コㇿ アン (W) 赤く染めている。 ☆参考 húrep kar フレㇷ゚ カㇻ とも言う。 ☞húre フレ {E: to dye cloth, material red.} (出典:田村、方言:沙流)
- ikoahun
- イコアフン 【自動】[単](複は ikoahup イコアフㇷ゚)[i-ko-ahun もの・に向かって・入る] あぶないところへ思い切って入る。 pon pewrep oka noyne haw as na ikoahun wa uk wa ek ポン ペウレㇷ゚ オカ ノイネ ハウ アㇱ ナ イコアフンマ ウㇰ ワ エㇰ 小さい子熊がいるらしい声がするから入って取って来なさい。(S) {E: to resolve oneself to enter a dangerous place or situation.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- íne 2
- イネ 【連体】[数連体][i-ne 四(?)・である]四つの、 四人の。 íne to イネ ト 四日。 íne sike イネ シケ 四個の荷物。 íne poyson イネ ポイソン 四人の子ども。 íne urepet us pe ne aan イネ ウレペッ ウㇱ ペ ネ アアン (熊の足跡があったので見ると)四本指のついたやつだった(=たちの悪い人食い熊の足跡だった)。(S) (注 普通の熊には指が五本ある。) {E: four, as a counter, e.g. four people.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- inkus
- インクㇱ 【自動】悪いことが起こることを察知/予知する、 悪い予感がする。 maratto an kor síran korka inkus utar oka ruwe ne, topattumi ek noyne iramuan ruwe ne マラット アン コㇿ シラン コㇿカ インクㇱ ウタㇻ オカ ルウェ ネ、 トパットゥミ エㇰ ノイネ イラムアン ルウェ ネ 酒宴が行われていたけれど、 予知する人たちがいて、 夜襲の群団が来るらしいとわかった。(W言い伝え) a=i=ráyke wa a=sapáha arerepasi arpa yakun, inkus=an pe ne ruwe ne na アイライケ ワ アサパハ アレレㇷ゚ アシ アㇻパ ヤクン、 インクサン ペ ネ ルウェ ネ ナ 私が殺されて私の首(=頭)がずうっと沖の方へ飛んで行ったら、 恐ろしいことの前兆ですからね。(W民話) {E: to have a premonition that something bad is going to happen.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- inumpe
- イヌンペ 【名】炉ぶちの板(=inunpe イヌンペ)。 {E: the wooden boards around a fireplace.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- iramno
- イラㇺノ 【副】同時に、 一緒に。 iramno sirepa=as イラㇺノ シレパアㇱ 同時に/一緒に私たちは着いた。(S) yakun aoká ka iramno pay=an hike? ヤクン アオカ カ イラㇺノ パヤニケ? それなら私たちも一緒に行きましょうか(pay=an パヤン は paye=an パイェアン が早く発音されて縮まった形)。(S) ☆参考 uweirpak/uwerpak ウウェイㇼパㇰ/ウウェㇾパㇰ 同時に。 utura ウトゥラ 一緒に連れだって。 {E: together (with.); at the same time as.} (出典:田村、方言:沙流)
- irkamuy(-e)
- イㇼカムイ §022.きょうだい(兄弟姉妹)(19)ir-kamuy(-e)〔ír-ka-muǐ いㇼカムイ〕⦅東シズナイ⦆兄弟の神。(kanna-ka-muy 「雷」とrep-un-kamuy「鯱」とはir-kamuyだなど)。 (出典:知里人間編Ⅱ、方言:)
- irup
- イルㇷ゚ 【名】[< i-ru-p もの(に)・とける・もの]でんぷん(澱粉)。 emo irup エモ イルㇷ゚ イモ(ジャガイモ)のでんぷん。 turep irup トゥレㇷ゚ イルㇷ゚ 「ウバイロ」(ウバユリ)のでんぷん。 eskerimrim irup エㇱケリㇺリㇺ イルㇷ゚ カタクリのでんぷん。 ☆参考 〔知分類 p.198 「i(< e そこに)-ru 溶ける-p もの」〕 {E: starch.} (出典:田村、方言:沙流)
- iruwe
- イルウェ 【名】[i-ruwe もの・の通った跡[所]] 熊の足跡。 iruwe an kusu ku=nukar akusu íne urepet us pe ne aan イルウェ アン クス クヌカラクス イネ ウレペッ ウㇱ ペ ネ アアン 熊の足跡があったので見たら四本指のやつだった。 ☆参考 四本指の熊は、 たちの悪い人食い熊だと言われる。 {E: paw prints, tracks left by a bear.} (出典:田村、方言:沙流)
- itapirup
- イタピルㇷ゚ 【名】[ita-piru-p 板/床/飯台・を拭く・もの] ぞうきん、 台ぶきん。 ☆参考 urepirup ウレピルㇷ゚ 足ふき。 {E: a cloth; a dustcloth; a towel.} (出典:田村、方言:沙流)
- iworso
- イウォㇿソ 【名】[iwor-so 山(の谷あい)・平らな広がりを持つ所] 山奥の地(神々が住む所)。 kim un iworso ka wa a=matkorepa キムン イウォㇿソ カ ワ アマッコレパ 山奥の地から妻を(神から)与えられた。(S言い伝え) rep un iworso atuyso ka wa uwaste hike レプン イウォㇿソ アトゥイソ カ ワ ウワㇱテ ヒケ ずっと沖の方(海の向こう)から妻をめとって子孫がふえたものは…。(S言い伝え) {E: deep in the mountains.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- iye-e-
- イイェエ 【接頭】[i-y-e-e もの・(挿入音)・(と一緒)で・で]…番目。(「二」以上の数詞と共に用いられる。) iye-einen イイェエイネン 四人目。 iye-einep ne イイェエイネㇷ゚ ネ 四番目の。 iye-einep ne ku=poho イイェエイネㇷ゚ ネ クポホ 四番目の息子。 iye-eiwan to イイェエイワン ト 六日目。(W神謡) iye-ere pa イイェエレ パ 三年目。(W民話) iye-erep イイェエレㇷ゚ 三番目。 iye-erep ne イイェエレㇷ゚ネ 三番目の。 iye-ererko イイェエレㇾコ[名][i-e-e-rerko もの・で・それで・三日] 三日目。 iye-etup イイェエトゥㇷ゚ 二番目。 a=o uske oro wa iye-erep oro ta ráp=an アオ ウㇱケ オロ ワ イイェエレㇷ゚ オロ タ ラパン 乗った所から三つ目で降りましょう。(S) ☆参考 電車に乗ってから次の次の駅で降りることを言っている。 乗った駅を一つ目として数えている。 ☆発音 二語のアクセントで発音される。 iyé-etú、 iyé-eré。 ☆参考 このように iye-e- イイェ エ を使って言う「…番目」の言い方はサダモさんのみから聞いた。 ワテケさんによれば「…番目」という言い方はなく、 hoski a=ye p, iyos a=ye p, na iyos a=ye p ホㇱキ アイェㇷ゚、 イヨㇱ アイェㇷ゚、 ナ イヨㇱ アイェㇷ゚《最初に言ったこと、 その後に言ったこと、 さらに後に言ったこと》のように言う。 しかしワテケさんも、 神謡の中では iye-eiwan to イイェエイワン ト《六日目の日》のようにこの形を使って歌っている。 (出典:田村、方言:沙流)
- iyekenkenu
- イイェケンケヌ 【自動】覚悟する。 tasaaspe e=eramu-mukkosanpa kusu ne na, iyekenkenu kor an タサアㇱペ エエラムムッコサンパ クス ネ ナ、 イイェケンケヌ コㇿ アン 仕返しに気が遠くなるほどやっつけてやるからな、 覚悟していろ。(S) {E: to be ready; prepared.} (出典:田村、方言:沙流)
- ka(si) oyoko
- カ(シ) オヨコ 【連他動】[ka(si) o-yoko …の上・に待ちかまえる] …の様子をうかがう。 toy tum omarepa wa ora kasi oyoko wa an wenkamuy トイ トゥㇺ オマレパ ワ オラ カシ オヨコ ワ アン ウェンカムイ (その少女を)土の中に埋めてそれから見張っているばけもの(悪い熊)を…。(KK民話) {E: to look over, check out…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kamuy 1
- カムイ 【名】①神。 …epunkine kamuy …エプンキネ カムイ (そこ)を守る神。 haru kamuy ハル カムイ 自然の恵みの食糧の神。 kanna kamuy カンナ カムイ 上天の神。 kimun kamuy キムン カムイ [山の・神] 熊(=kimunkamuy キムンカムイ)。 kemram kamuy ケㇺラㇺ カムイ 飢饉の神。 kotankor kamuy コタンコㇿ カムイ (1)村の守り神=フクロウ神。 (2)神の村での村おさの神。 mosirkar kamuy モシㇼカㇻ カムイ 国づくりの神。 páse kamuy パセ カムイ 尊い神(位の高い神)。 oripak kamuy オリパㇰ カムイ 天然痘の神。 payoka kamuy パヨカ カムイ 流行病の神。 repun kamuy レプン カムイ [沖の・神]シャチ ☞repunkamuy レプンカムイ。 nispa kamuy ニㇱパ カムイ 神のように尊い方(男性を尊んで言う表現)。 kamuy onisposo カムイ オニㇱポソ 神が空(雲)を突き抜けて落ちてくる=雷が落ちる。 kamuy cikap(-po) カムイ チカㇷ゚/チカッポ ☞kamuycikap カムイチカㇷ゚、 kamuycikappo カムイチカッポ。 kamuy cep カムイ チェㇷ゚ ☞kamuycep カムイチェㇷ゚。 kamuy hum カムイ フㇺ ☞kamuyhum カムイフㇺ。 kamuy nis カムイ ニㇱ ☞kamuynis カムイニㇱ ②神のように立派な、 非常に立派な…。 {E: ①a god. ②.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kane 2
- カネ 【助動/接助/副助】(意外、 予想以上、 誇張の表現に多く使われる)。 ①[助動](なんと)…している。 ponpon kane ayne tane us wa isam ポンポン カネ アイネ タネ ウㇱ ワ イサㇺ だんだん小さくなってとうとう消えてしまった。(S) íne urepet kor kane p ne noyne イネ ウレペッ コㇿ カネㇷ゚ ネ ノイネ 四本指を持っているもの(ばけもの熊)であるらしく。 ②[接助](なんと)…して、 …したままで、 …するほど。 sinu kane reye kane ahup シヌ カネ レイェ カネ アフㇷ゚ 彼らはひざをついて身をずらしはって家の中へ入った(遠慮して身を低くして入る様子)。 mérayke wa hecururu kane an メライケ ワ ヘチュルル カネ アン 寒いので首をちぢめている。(S) suwop or k=ómare kikir mak iki ayne etuk kane iki kor an スウオㇷ゚ オㇿ コマレ キキㇼ マㇰ イキ アイネ エトゥㇰ カネ イキ コラン 箱に入れておいた虫どうやって出てきたのだろう。 ku=sanpe ka wen kane a=utári k=ésikarun クサンペ カ ウェン カネ アウタリ ケシカルン 気持ちも暗くなるほどに身内の者に会いたい。(S) ③[副助](慣用表現の中で、 副詞句の後に置かれて)néno kane an ネノ カネ アン …とそっくりだ。 sísam nisu a=kutkore ruwe néno kane an シサㇺ ニス アクッコレ ルウェ ネノ カネ アン 日本の臼に帯をしめさせたのみたいだ。 (néno an ネノ アン は《…に似ている》。) sekor kane セコㇿ カネ …というふうに(言った)(sekor セコㇿ《と(言った)》だけよりもちょっとした強めのニュアンスが加わる)。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kikkik
- キッキㇰ 【他動】[kik-kik …を打つ・(重複)] …を何度も打つ、 …をドンドン叩く、 …をボカボカなぐる。 {E: to hit, beat, knock…repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kimunkamuy
- キムンカムイ 【名】[動物][kim-un-kamuy 山・にいる・神](=kimun-kamuy キムン カムイ) 山の神=熊。 ☆参考 最も正式な呼び名。 通常簡単に言うときは kamuy カムイ と言う。 ほかに kamuy-caca カムイチャチャ《神/熊・じいさん》のような呼び方もある。 ☆参考 合成語の要素としては yuk ユㇰ が熊を表すことがある。 ☆参考 kucan クチャン 雌熊、 síyuk シユㇰ 雄熊、 heper ヘペㇾ 子熊、 pewrep 同(呼び名)、 wenkamuy ウェンカムイ ばけもの(悪い熊を悪く言う呼び名)、 nupurikesun cáca ヌプリケスン チャチャ 山すそのじじい(最もたちの悪い熊の呼び名)、 そのほか、 昔は熊の年齢・性別・性質・それに対する話者の気持ちなどによっていろいろな名称が使い分けられていたらしい。 〔知分類 p.151〕 {E: a mountain god; a bear.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kirkew
- キㇼケウ 【名】[概](所は kirkewe(he) キㇼケウェ(ヘ))[kir-kew 足・骨格] ①足の付け根の幅の広い骨(通常は死んだ鹿、 熊、 豚、 牛等の。 生きているときには言わない)。(S) yuk kirkew ユㇰ キㇼケウ 鹿の足の付け根の骨。(S) ②(次の表現で) kirkew ka(si) キㇼケウ カ(シ)あぐらをかいている足の上面、 ひざ。 heynu Poysar un kur/heynu kirkew kasi/heynu c=óreporep ヘイヌ ポイサㇻ ウン クㇽ/ヘイヌ キㇼケウ カシ/ヘイヌ チョレポレㇷ゚ 私は小沙流の人のひざの上をトントンたたいた。(HC神謡) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- koasuras
- コアスラㇱ 【他動】[ko-asur-as に・評判・立つ] …に評判が高い、 …の評判が立つ。 {E: for…to have a good reputation.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kopak 1
- コパㇰ 【他動】[ko-pak …に・とがめる]…をとがめる。 somo a=poho a=hosípire yak po kamuy i=kopak kusu ソモ アポホ アホシピレ ヤㇰ ポ カムイ イコパㇰ クス 息子を返さないとなおいっそう神様が私をとがめる(=神のおとがめを受ける)から。(W神謡語り) ne wa an pe a=eci=kopák wa kusu ネ ワ アン ペ アエチコパㇰ ワ クス そのことで私はあなたたちをとがめて。(KC民話) {E: to blame, reprimand…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- korpare
- コㇿパレ 【複他動】[複](単は kore コレ)[kor-pa-re 持つ・[複]・させる] ①(二人以上が/二人以上に/二つ以上を) …に…を与える、 a=unúhu a=onáha póho tono korpare wa hoppapa アウヌフ アオナハ ポホ トノ コㇿパレ ワ ホッパパ (引用文中で)私の母親と父親がその息子を和人の殿様に与えて置いて来た。(S民話) usa okay pe ataye pirkano i=korpare ウサ オカイ ペ アタイェ ピㇼカノ イコㇿパレ いろいろなものをよい値で(交換して)(引用文中の私に)与えてくれた。(S民話) ②[補助動詞]wa korpare ワ コㇿパレ (…のために)…してあげる。 mosir a=kar wa a=korpare kamuy utar モシㇼ アカㇻ ワ アコㇿパレ カムイ ウタㇻ 陸地をつくって与えられた(もらった)神々。(S言い伝え) ☆参考 korepa コレパ とも言う。 語構成から見ると korpare コㇿパレ は《(二人以上に/二つ以上)を与える》、 korepa コレパ は《(二人以上が/二人以上に)与える》のような区別がありそうに見えるが、 実際には両方の語形が両方の場合に使われている。 この項の最初の用例では、 母と父(二人)が和人の殿(一人)に息子(一人)を与えたという話に korpare コㇿパレ が使われている。 ほかにもこのような例はある。 korepa コレパ より korpare コㇿパレ のほうがずっと多く使われている。 {E: ①to give…to…(pl.). ②to do …for…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kotpokke
- コッポッケ 【位名】[所](概は kotpok コッポㇰ) …のちょっと前の所。 en=kotpokke péka arpa kor an エンコッポッケ ペカ アㇻパ コラン 私の前を行っている。(S) en=kotpokke kus no sirepa ruwe ne yak a=ye エンコッポッケ クㇱ ノ シレパ ルウェ ネ ヤカイェ 私のちょっと前に着いたのだそうだ。(S) {E: just before, in front of, ahead of…} (出典:田村、方言:沙流)
- koyka
- コイカ 【位名】[概](所は koykas(i)ke)[koy-ka 波・の上] 海沿いに東の方、 つまり静内、 釧路の方(方角で言うと東ないし東南の方)。 koyka un itak/koyka ta itak コイカ ウン イタㇰ/コイカ タ イタㇰ 静内や釧路の方(東の方)の言葉。 anrur ruyanpekur kus wa koyka ta sirepa kor nani menas as アンルㇽ ルヤンペクㇽ クㇱ ワ コイカ タ シレパ コン ナニ メナㇱ アㇱ 北見の方(北東)を嵐の雲が通って静内・釧路の方(東)に着くとまもなくやませ(南風)が吹く。(S) ☆参考 cupka チュㇷ゚カ 日の出る方角、 東。 土地の方向として東を言うときには koyka コイカ が最も一般的に使われる。 ☆対語 koypok コイポㇰ 海沿いに西の方、 つまり有珠、 虻田の方。 {E: along the coast in an easterly direction.} (出典:田村、方言:沙流)
- kuni 1
- クニ 【助動】…することになっている、 …する見込みである、 …することが望ましい、 …するべきである、 …しよう。 ekimne a=e=sé wa a=e=ráyke kuni sekor an pe エキㇺネ アエセ ワ アエライケ クニ セコㇿ アン ペ あなたを山へ運んで行って殺そうということを。(W民話) tun ku kuni sake トゥン ク クニ サケ 二人が飲む酒(飲むべき/ことができる酒)。(S民話) herepasi arpa kuni pekor iki, pet turasi arpa kuni pekor iki, ayne, arherepasi arpa ヘレパシ アㇻパ クニ ペコㇿ イキ、 ペッ トゥラシ アㇻパ クニ ペコㇿ イキ、 アイネ、 アㇻヘレパシ アㇻパ (その飛び上がった首は)沖の方へ行くみたいにし、 川の方へ向かって行くみたいにしていてから、 しまいにずうっと沖の方へ行ってしまった。(W民話) en=kupa kuni pekor ku=yaynu エンクパ クニ ペコㇿ クヤイヌ (その犬)が私にかみつこうとしているように私は思った。(W) kuni p クニㇷ゚ …する(べき)もの。 c=e kuni p anakne porono an チェ クニㇷ゚ アナㇰネ ポロノ アン 私たちが食べるものはたくさんある。(S) (注 cékunip チェクニㇷ゚ [名]は《魚》。)oro ta, e=ewonne usa ki, e=wakkaku usa ki ranke kuni p ne na オロ タ、 エエウォンネ ウサ キ、 エワッカク ウサ キ ランケ クニㇷ゚ ネ ナ あなたはそこで顔を洗ったり、 水を飲んだりすればいいのですよ。(W民話) mak é=iki hawe an? somo an kuni p e=ye hawe ne na ne na マㇰ エイキ ハウェアン? ソモ アン クニㇷ゚ エイェ ハウェ ネ ナ ネ ナ あなたは何をなさる(とおっしゃる)のですか。 してはならないことをおっしゃっておられるのですよ。(W民話) kuni hi クニ ヒ ☞kunihi クニヒ ☆参考 他の助動詞のように文末に置かれることは少なく、 連体的に使われることが多い。 それも p ㇷ゚《もの、 の》の前が圧倒的に多い。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- kunnepkar
- クンネㇷ゚カㇻ 【自動】[kunne-p-kar 黒い・もの・をつくる] 着物/布を黒く染める。 ☆参考 húrepkar フレㇷ゚カㇻ 着物/布を赤く染める。 {E: to dye clothing, material black, dark.} (出典:田村、方言:沙流)
- kunnetureh
-
クンネトゥレㇸ
§098 クロマメノキ (2) kunne-tureh (kún-ne-tu-reh)「くンネトゥレㇸ」[
rep(果実)] 果実 ⦅真岡⦆ (出典:知里植物編、方言:) - matkor
- マッコㇿ 【自動】[mat-kor 女/妻・を持つ] 妻を持つ、 妻を持っている、 妻をめとる。 repuyso ka ta a=rokte kamuy oro wa matkor hike matkor レプイソ カ タ アロㇰテ カムイ オロ ワ マッコリケ マッコㇿ 沖のほう(=海外)に住む神の所から妻をめとる者はめとり…。(S言い伝え) ☆参考 mat kor マッ コㇿ、 mat etun マッ エトゥン とも言う。 ☞mat マッ {E: to have a wife.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- mosir
- モシㇼ 【名】[< mo-sir 小さい(?)/静かな・地]国土、 島、 地(広い範囲の大きなまとまった土地を言う。 一つの国を指すこともあり、 広く世界全体を指すこともある。 神の国、 人間の国等の「国」をも指し、 また、 せまく言うときは、 一つの島、 一つの地方を指すこともある。 kotan コタン が人の集まって住んでいる所、 つまり村や集落、 あるいは村々の集まり(地域)等を表すのに対し、 mosir モシㇼ は、 人が住んでいても住んでいなくても言う)。 a=kor mosir アコㇿ モシㇼ 私たちの国土(北海道を指すこともあり、 日本を指すこともある)。 aynu mosir アイヌ モシㇼ (神の国に対して)人間の国、 (sísam mosir シサㇺ モシㇼ に対して)アイヌの国(多くの場合北海道を指す)。 kamuy mosir カムイ モシㇼ 神の国、 天国。 kanna mosir カンナ モシㇼ 天の国(=神の国)。 repun mosir レプン モシㇼ 沖の島=海外(本州等も外国も含む)。 samor mosir サモㇿ モシㇼ 本州。 sísam mosir シサㇺ モシㇼ 和人の国(多くの場合、 本州以南を指す。 また北海道の中で交易相手の和人の住んでいた地方を指すこともある)。 mosir hoppa モシㇼ ホッパ (=mosiroppa モシロッパ)世を去る、 (身分のある人や敬われている人などが)亡くなる。 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- nimunimu
- ニムニム 【自動】[nimu-nimu 木登りする・(重複)] 木登りを繰り返す(木によじ上ったり下りたりする)。 ☆参考 níkomimu ニコミム 木登りする。 {E: to repeatedly climb up and down a tree.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- niyuturke
- ニユトゥㇽケ 【名】[所](概は niyutur ニユトゥㇽ)[古] …の歯の間、 彼の歯の間。 niyuturke sep ニユトゥㇽケ セㇷ゚ 歯の間が広い。(S)no ノ 1【接助】(動詞/動詞句の後に置かれて副詞句をつくる。) ①(肯定で)…するままで、 …するように、 …するほど(その他、 文脈によっていろいろに訳せる)。 hu no e=e siri? フ ノ エエ シリ? (S) 生で食べてるの? nep ka a=emína no a=ewtastasa hawe ka ネㇷ゚ カ アエミナ ノ アエウタㇱタサ ハウェ カ 何か笑うように(こっけいなことを)言い合うのも。(S会話) síno nitan kur anak na cup ri híne sirepa no a=kotánu kucacise or wa sirhanke p ne シノ ニタン クㇽ アナㇰ ナ チュㇷ゚ リ ヒネ シレパ ノ アコタヌ クチャチセ オㇿ ワ シㇼハンケㇷ゚ ネ 非常に足の速い人ならまだ日が高いうちに着くぐらい私の村は狩小屋から近いのです。(NK民話) ②(否定で)somo…no ソモ…ノ …せずに。 sekor somo hése no hawean セコㇿ ソモ ヘセ ノ ハウェアン …と息もつかずに言った。(S民話) korka a=nu ka somo ki no a=sikéhe a=kor híne ahun=an コㇿカ アヌ カ ソモ キ ノ アシケヘ アコㇿ ヒネ アフナン しかし私は(その言葉を)聞きもせずに荷物を持って家の中に入った。(W民話) iteki…no イテキ…ノ …せずに(…せよ)。 iteki cis no mokor イテキ チㇱ ノ モコㇿ 泣かないで眠りなさい。(S)ほか 子守歌 ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- noyke
- ノイケ 【自動】ねじれる、 ねじれている。 cikiri noyke wa urepeci osmake un kesupi kotcake un an チキリ ノイケ ワ ウレペチ オㇱマケ ウン ケスピ コッチャケ ウン アン 足がねじれて指が後ろへかかとが前へ向いている。 {E: to be wound, twisted.} (出典:田村、方言:沙流)
- nuyar
- ヌヤㇻ 【他動】[nu-yar 聞く・人にさせる](nu ヌ の不定使役形) …を人に聞かせる、 …を人に聞いてもらう。 nen póka, oripak=an yakka sirepa wa e=hawe póka nuyar! ネン ポカ オリパㇰアン ヤッカ シレパ ワ エハウェ ポカ ヌヤㇻ! どうか恐縮だけれどもやって来てあなたの声だけでも聞いてもらってください。(W会話) {E: to make, have someone listen to…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- oattapne
- オアッタㇷ゚ネ 【副】[oar-tapne 全く・このとおり]気の毒なことに、 すまないなあ。 oattapne síno オアッタㇷ゚ネ シノ まことにお気の毒です(間投詞のように言う。 副詞 síno シノ は後につくことに注意)。 oattapne e=mesu kuni é=iki he an un? オアッタㇷ゚ネ エメス クニ エイキ ヘ アヌン? ああもぎとれる(手で割れる)んだろうか(リンゴを手で二つに割ろうとするのを見て言った言葉)。(S) oattapne nep ka eci=érep ka isam, eci=korép ka isam, ku=ramuot humi wen humi! オアッタㇷ゚ネ ネㇷ゚ カ エチエレㇷ゚ カ イサㇺ、 エチコレㇷ゚ カ イサㇺ、 クラムオッ フミ ウェン フミ! 申し訳ないなあ、 何も食べさせるものもない、 あげるものもない、 お気の毒だなあ。(S) {E: sorry; pity.} (出典:田村、方言:沙流)
- oharkiso
- オハㇻキソ 【名】[o-harki-so その尻・左の・座] 左座、 家の中の上座から見て左側の座、 つまり入口(西側)から入って右側(中心にある炉の南側)の座。 oharkiso un a オハㇻキソ ウン ア 左座(炉の南側の席)に座った。 ☆対語 osiso オシソ 右座。 {E: the left seat; the seat to the left, as seen from the place of honour in a house, that is, the seat on the right of the fireplace as seen from the entrance.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- okimunpe
- オキムンペ 【名】[okimun-pe 山から来る・もの] 山から来る洪水(「山津波」)。 ☆対語 orepunpe オレプンペ 津波。 {E: the crumbling of a mountainside due to floodwaters: a landslide.} (出典:田村、方言:沙流)
- oraye
- オライェ 【複他動】[o-ray-e (そこ)に・行く/来る・(他動詞化)]…を…の方へ寄せる。 cip ya k=óraye チㇷ゚ ヤ コライェ 私は舟を岸に寄せる。(S) cip rep k=óraye チㇷ゚ レㇷ゚ コライェ 私は舟を沖の方へ出す。 usat ya-oraye ウサッ ヤオライェ おき(☞usat)を(いろりのまん中の方から)外の方へ(端に近い方へ)寄せる。 usat rep-oraye ウサッ レポライェ/レㇷ゚オライェ おきを(いろりの端に近い方から)まん中の方へやる。 mak マㇰ 奥;mákoraye マコライェ (袖)をまくり上げる。 (出典:田村、方言:沙流)
- ore tapkanru
- オレ タㇷ゚カンル ☞ore オレ、 tapkanru タㇷ゚カンル {E: to repeat any number of times.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- osiraye
- オシライェ 【他動】[単](複は osiraypa オシライパ)[o-si-raye そこに・自身・を行かせる/来させる[単]] …に行く/来る/入る/出る。 hur tapka a=osíraye フッ タㇷ゚カ アオシライェ 山の頂上まで上がった。(KK民話) porke imakake a=osíraye ポㇿケ イマカケ アオシライェ 私は掘割の向こう側に渡った。(HK民話) cip sinenne rep osiraye kor an na ikiya mom na チㇷ゚ シネンネ レㇷ゚ オシライェ コラン ナ イキヤ モㇺ ナ 舟が一人で(だれもこがないのに)沖の方へ向かって行くよ、 流れてしまわなければいいがなあ。(S) {E: to go to…; come from…; enter, leave…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- pakno
- パㇰノ 【後副】[pak-no …まで/ほど・(副詞形成)] ①…まで。 te pakno テ パㇰノ 今まで。 uni pakno ウニ パㇰノ 彼の家まで。 Tokiyo pakno henpak to ne wa sirepa? トキヨ パㇰノ ヘンパㇰ ト ネ ワ シレパ? 東京まで何日で着きますか。(S) onne utar onne pakno オンネ ウタㇻ オンネ パㇰノ 年老いた人々が亡くなるまで。 ②…ぐらい。 sine cup pakno シネ チュㇷ゚ パㇰノ 一ヵ月ぐらい。 ínep pakno イネㇷ゚ パㇰノ 四つほど。 asiknep pakno アシㇰネㇷ゚ パㇰノ 五つほど。 attem pakno an senkaki アッテㇺ パㇰノ アン センカキ 半ひろ(三尺)ほどある布。(S) mak pak ku=kar kor pirka? マㇰ パㇰ クカㇻ コㇿ ピㇼカ? (お金を)いくらぐらい払えばいいですか。(S) ③…ほど(比較の対象)。 k=éraman pakno ケラマン パㇰノ 私がわかるだけ(のことは全部)。(S会話) tuymano a=turá easkay pakno an hekaci トゥイマノ アトゥラ エアㇱカイ パㇰノ アン ヘカチ 遠くへ連れて行くことができるほどに(大きく)なった男の子。(NK民話) k=éaskay pakno túnas k=ek ケアㇱカイ パㇰノ トゥナㇱ ケㇰ (私は)できるだけ早く来ます。(S) ④[熟語・慣用表現]pakno/pakno ka パㇰノ/パㇰノ カ これまで、 これで終わり。 pakno ka ku=ye パㇰノ カ クイェ これで私が言うことは終わりです。 pakno ka パㇰノ カ 「もうたくさん」(もっと食べるようにとか、 お代わりをどうぞとか言われたときにこれ以上いらないと断る言い方)。 pakno ka c=e wa iyayiraykere パㇰノ カ チェ ワ イヤイライケレ (私たちは)もう充分(「たくさん」)いただきました、 ごちそうさま。(S) ney ta pakno ネイ タ パㇰノ いつまでも。 utaspa pakno ウタㇱパ パㇰノ 互いに。 (tap)…hi pakno ne (タㇷ゚)…ヒ パㇰノ ネ 今…したばかりだ。 tap unukar=an hi pakno ne wa ora suy uwekohoppa=an wa paye=an oasi na タㇷ゚ ウヌカラニ パㇰノ ネ ワ オラ スイ ウウェコホッパアン マ パイェアン オアシ ナ(私たちは)今会ったばかりなのにまた別れて行かなければならないのかなあ。(S) {E: ①until. ②about; roughly. ③the extent of.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- par(o) osuke
- パㇻ/パロ オスケ 【連他動】[par(o)-o-suke 口・のところに・炊事する] …に食事をつくってあげる。 en=par e=osuke エンパㇻ エオスケ あなたは私に食事をつくってくれる。(S) {E: to prepare food for…} (出典:田村、方言:沙流)
- parpa
- パㇻパ 【他動】[複](単 paru パル は独立の他動詞としては未出) …をあおぐ(うちわなどを使って風を当てる)。 ape ku=parpa ayne ape ruy アペ クパㇻパ アイネ アペ ルイ (私は)火を何回もあおいでやっと火がよく燃え出した。(S) en=parpa humi ku=merayke エンパㇻパ フミ クメライケ 私はあまりあおがれて寒い(暑いからとうちわであおいでくれるのはありがたいけれどそんなにあおがれては)。(S) {E: to fan …(repeatedly)} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- pópurusep
- ポプルセㇷ゚ 【名】高潮(しけたとき、 小さい波だがずっとおか(陸)まで来る。 おかの漁師の家まで来る。 orepunpe オレプンペ とは違う)。(S) pópurusep yan ポプルセㇷ゚ ヤン 高潮が陸に上がって来る。(S) ☆参考 orepunpe オレプンペ 津波。 {E: flood tide.} (出典:田村、方言:沙流)
- ra 2
- ラ 【名】[概/所][植物](草の)葉、 (蔓草の場合は)出始めの短い蔓。 turep ra トゥレㇷ゚ ラ ウバユリ(「ウバイロ」)の葉。 (=turep ham トゥレㇷ゚ ハㇺ) mukekas ra ムケカㇱ ラ ツリガネニンジン(?)の出始めの蔓/葉。 ikema ra イケマ ラ イケマの出始めの蔓/葉。 kosa ra コサ ラ 「フジ」の出始めの蔓/葉。 cituyrep ra チトゥイレㇷ゚ ラ カガイモ(?)の出始めの蔓/葉。 pukusa ra プクサ ラ ギョウジャニンニク(「キトピロ」)の葉。 muk ra ムㇰ ラ バアソブ(?)の出始めの蔓/葉。 ☆参考 蔓がのびてからまるようになればもう ra ラ と言わず、 kosa コサ 「フジ」の場合は kosa at コサ アッ [「フジ」・紐]と言い、 他の植物のつるは punkar プンカㇻ と言う。 〔知分類 p.281 地下部を食用とする草本植物の葉〕 {E: a blade of grass.} (出典:田村、方言:沙流)
- rára
- ララ 【他動】(人)を何もできると思わない、 …を何もできない人だと思って見下げる。 ku=maci ku=rara cik クマチ クララ チㇰ 私の妻はなにもできないから(tureptacir トゥレㇷ゚タチㇼ という名の鳥の鳴き声)。 ☆参考 irara イララ 人を軽視して悪いいたずらをする。 {E: to make fun of; mock (B.).} (出典:田村、方言:沙流)
- rehnihah
- レㇸニハㇵ §248 チョウセンゴミシ (4) rehnihah (réh-ni-hah)「れㇸニハㇵ」[<repni-hat] 果実 ⦅真岡⦆ (出典:知里植物編、方言:)
- rek 1
- レㇰ 【自動】(鳥などが)鳴く、 (ムックリ(口琴)や笛などが)鳴る。 hoyya pewrep rek haw ホイヤー ペウレㇷ゚ レㇰ ハウ 子熊のなく声。(Sほかウポポ) ku=rekte kusu ne yakka rek ka somo ki クレㇰテ クス ネ ヤッカ レㇰ カ ソモ キ (笛が)私が鳴らそうとしても鳴らない。(S) sayren rek kusu sini=an ro サイレン レㇰ クス シニアン ロ(お昼の)サイレンが鳴ったから休みましょう。(W) {E: (for birds) to sing; the sound of a flute etc.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- resu
- レス 【他動】[単](複は respa レㇱパ)(一人)を育てる、 (動物などの一匹/一頭)を飼う(「あずかう」)。 pewrep a=resú ペウレㇷ゚ アレス 子熊を飼う(「あずかう」)。(W) {E: to raise, bring up a child, an animal.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- reyereye
- レイェレイェ 【自動】[reye-reye はう・(重複)] はう動作をくりかえす、 ずうっとはっていく。 {E: to repeatedly, continually creep; crawl.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rokte
- ロㇰテ 【他動】[自動使役][複](単は áre アレ)[rok-te (二人以上が)座る・させる](二人以上)を座らせる。 (神のことについて、 不定人称形 a=rokte アロㇰテ《座らされる》の形で)まします。 rep ta atuyso ka ta a=rokte kamuy レㇷ゚ タ アトゥイソ カ タ アロㇰテ カムイ 沖の海原にまします神。 {E: to make, let…sit.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- rum
- ルㇺ 【名】もり先(repa レパ《ツノザメ漁》をする op オㇷ゚《槍、 もり》の先につけるもの、 先は金(かね)でその下には骨がついており、 それが op オㇷ゚ にささっている。 金(かね)は骨にきちんとかぶさっている)。 rum etu/kane ne ruwe ne/kane kursutu/pone ne ruwe ne ルㇺ エトゥ/カネ ネ ルウェ ネ/カネ クㇽストゥ/ポネ ネ ルウェ ネ もり先の先端は金(かね)だ、 金(かね)の根元の部分は骨だ。(S神謡の解説) ☆参考 ワテケさんが歌っている神謡では runum ルヌㇺ といっている。 (出典:田村、方言:沙流)
- ruwe(he)
- ルウェ(ヘ) 【名】[所](概は ru ル)…の通った跡、 (…が)通ってできた道、 彼の通った跡、 …の足跡。 X ruwehe ne noyne X ルウェヘ ネ ノイネ Xの足跡らしい。(S) íne urepet kor kane p ne noyne arpa ruwe an イネ ウレペッ コㇿ カネㇷ゚ ネ ノイネ アㇻパ ルウェ アン 足の指が四本のやつらしく行った跡がある(足の指が四本のやつとは人を食い殺すようなたちの悪い熊)。(S) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sahtureh
-
サㇵトゥレㇸ
§095 エゾクロウスゴ、オククロウスゴ (3) sahtureh (sáh-tu-reh)「さㇵトゥレㇸ」[
rep(木の実)] 果実 ⦅樺太⦆ (出典:知里植物編、方言:) - samorunkur
- サモルンクㇽ 【名】[samor-un-kur 本州・の・人] 本州の人、 本州人、 内地人。 ☆対語 yaunkur ヤウンクㇽ [ya-un-kur 陸・の・人] 北海道の人、 repunkur レプンクㇽ [rep-un-kur 沖・の・人] 海外の人、 外国人。 {E: a person from Honshu (Japanese).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- san 1
- サン 【自動】[単](複は sap サㇷ゚)[sa-n 前(奥の反対)・へ行く(移動の動詞を形成)] ①(川下方向へ)行く/来る、 (水が)流れる、 (魚が)下る、 (浜へ)出る。 pis ta san ピㇱ タ サン 浜に出る。 kesto an kor arpa=an sán=an ruwehe ケㇱト アン コㇿ アㇻパアン サナン ルウェヘ 毎日毎日(山の方へ)行ったり(山の方から町の方へ帰って)来たりしてついた道。(S民話) ②火(いろり)の方(sa サ)へ行く。 sá ta san サ タ サン 火のそばに行く。(S) sá ta sap wa apekuran サ タ サㇷ゚ ワ アペクラン 火のそばに行ってあたりなさい。(S) ☆参考 山手/川上の方から海手/川下の方へ移動することを言う。川下の方から川上の方へ向かう移動や横の移動には arpa アㇻパ [単]/paye パイェ [複]《行く》や ek エㇰ [単]/arki アㇻキ [複]《来る》が使えるが、 川上の方から川下の方への移動にはそれらの語は使われず、 たとえ隣りの家に行くときでもこの san サン[単]/sap サㇷ゚ [複]が使われる。 ☆参考 家の中で、 いろりは海や沼になぞらえられ、 奥の方(壁際の方)は山手に、 いろりばたの方は海手に、 またいろりの中では中央の方は沖に、 炉ぶちの所は岸になぞらえた言い方で表現される。 {E: ①to go downstream, upstream; (for water) to flow; (for fish) to go downstream; to go onto a beach; go from the inside of a house towards the hearth. ② to go to, towards a fireplace.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sawre
- サウレ 【自動】①ゆるんでいる。 ②一生懸命やらない。 ku=sawre hike kú=iperepa easkay hawe? クサウレ ヒケ クイペレパ エアㇱカイ ハウェ? 私が何もしなかったらみんなに食べさせられない(反語表現)。(S) {E: ① loose ② to not do one's best; not try hard.} (出典:田村、方言:沙流)
- setkorimse
- セッコリㇺセ 【自動】[set-ko-rimse クマの檻・に・踊る] 檻に向かって(?)踊る(子熊を檻(おり)から出すときに歌うウポポの歌詞の一部)。 hoyya pewrep rek haw/hoyya setkorimse/hoyya setkotapkar ホイヤー ペウレㇷ゚ レㇰ ハウ/ホイヤー セッコリㇺセ/ホイヤー セッコタㇷ゚カㇻ 子熊のなく声、 檻(おり)に向かって(?)/檻のところで(?)踊る、 檻に向かって(?)/檻のところで(?)踏舞する。 ☆参考 檻(おり)から出されようとしている子熊が激しく動いていることを「踊る」と表現しているらしい。 あるいはその子熊に向かって「踊れ」と言っているのかもしれない。 ☆参考 この地方の日常語では踊ることを horipi ホリピ[単]/horippa ホリッパ[複] と言い、 rimse リㇺセ とは普通言わないが、 歌や叙事詩ではよく rimse リㇺセ が使われる。 {E: to dance facing the cage of a bear cub.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sikehe
- シケヘ 【名】[所](概は sike シケ) …の荷物、 …の背負い荷、 彼/彼女の荷物/背負い荷。 tup rep a=etáypa híne a=sikéhe a=kar トゥㇷ゚ レㇷ゚ アエタイパ ヒネ アシケヘ アカㇻ 私は(その昆布を)二、 三本引き抜いて背負い荷をつくった。(W民話) oharkisoun a=sikéhe a=anú híne オハㇻキソウン アシケヘ アアヌ ヒネ 私は左座(=訪問者の席)に私の荷物を置いて。(W民話) {E: a load of…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sikmasmasa
- シㇰマㇱマサ 【自動】[sik-mas-mas-a 目・(あけ広げることを表す語根)・(重複)くり返し…する・(他動詞形成)] 目を大きく開いたり閉じたりする。 {E: to repeat the process of opening the eyes wide then closing the eyes..} (出典:田村、方言:沙流)
- sir-hanke
- シㇼハンケ 【完動/自動】[sir-hanke 地・近い] ①[完動]近い、 近くである、 時間が近づく。 tókap or un sir-hanke トカㇷ゚ オルン シㇼハンケ お昼に近づいた。(S) ②[自動]近い。 nitan kur anak na cup ri híne sirepa no a=kotánu kucacise or wa sir-hanke p ne ニタン クㇽ アナㇰ ナ チュㇷ゚ リ ヒネ シレパ ノ アコタヌ クチャチセ オㇿ ワ シㇼハンケㇷ゚ ネ 足の速い人ならまだ日が高いうちに行き着くくらいに私の村は狩小屋から近いのです。 NH民話 {E: ① for something to be near, close. ② to be near; close.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sito
- シト 【名】(植物のでんぷんをかためてつくった食べ物の名)シト、 餅、 団子(だんご)(伝統的なものは turep トゥレㇷ゚《オオバユリの根》や emo エモ《ジャガイモ》のでんぷんでつくる。 しばしば「団子」と訳されるが団子のような球形ではなく円盤形につくられる。 中央に穴をあけ、 ひもを通して何枚もつないでかけて干しておき、 保存食とする)。 emo-sito エモ シト じゃがいもでつくったシト。 sum ani a=ma sito スマニ アマ シト 油で焼いた餅 (「パン」の訳語として出た)。(S) ☆参考 サダモさんは「もち」と訳していた。 {E: a dumpling.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- siyusacari
- シユサチャリ 【自動】[si-y-usa-cari 自分・(挿入音)・バラバラに・…を散らす] 散らばる。 toop repun mosir wa cípo he ne ya nep o wa siyusacari p aynu ne wa トオㇷ゚ レプン モシㇼ ワ チポ ヘ ネ ヤ ネㇷ゚ オ ワ シユサチャリㇷ゚ アイヌ ネ ワ アイヌははるか海の向こうの島から舟に乗ってか何かに乗って来てあちこちに散らばったので。(S言い伝え) {E: to be scattered, disordered.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- so 4
- ソ 【名詞語根】[< so ソ 2](語構成の要素として、 平らで広がりのある場所を表す。) atuy アトゥイ 海; atuyso アトゥイソ 海原、 海外の地方。 repuyso レプイソ[repun-so] 沖の方、 海外の地方。 kim un iworso キムン イウォㇿソ 山の奥の地。 (出典:田村、方言:沙流)
- sóho
- ソホ 【名】[所](概は so ソ)…の座、 …でつくった敷物を敷いて整えた所。 {E: a seat of…; a place prepared with a mat laid out.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- sumawekor
- スマウェコㇿ 【他動】[ (熊の)死んだ獲物[所]・を持つ](=sumawe kor スマウェ コㇿ)(熊)を殺す。 tup sumawekor rep sumawekor トゥㇷ゚ スマウェコㇿ レㇷ゚ スマウェコㇿ (熊を)二頭も三頭も(=たくさん)殺した(=とった)。 {E: to kill two, three (which equal a lot of) bears.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- surkuemawri
- スㇽクエマウリ 【名】[surku-emawri 毒・イチゴ][植物]ヘビイチゴ。〔知分類になし。 p.115 hurep シロバナノヘビイチゴ〕 {E: an Indian strawberry.} (出典:田村、方言:沙流)
- suyesuye
- スイェスイェ 【他動】[suye-suye 振る・(重複)] …を何回もゆらす/振る/ゆすぶる。 iteki suyesuye, taan pe hácir na, rapapse na, kasi ta okay pe rapapse na イテキ スイェスイェ、 タアンペ ハチン ナ、 ラパㇷ゚セ ナ、 カシ タ オカイ ペ ラパㇷ゚セ ナ グラグラゆすぶらないで、 これが落ちるから、 バラバラ落ちるから、 上にのってるものがみんな落ちてしまうから。(S) {E: to shake, swing…repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ta 1
- タ 【他動】(生活にいるものを地面や地下から)取って来る、 …を掘る(採取する)。 cikuni ta チクニ タ まきにする木を集める、 たきぎにする木を拾う。 sat cikuni ta サッ チクニ タ 乾いた木を集める。 kaykuma ta カイクマ タ たきぎ(細い柴木)を採る。 wakka ta ワッカ タ 水を汲む。 emo ta エモ タ いもを掘る。 turep ta トゥレㇷ゚ タ ウバイロを掘る。 “taan pe ikemara somo ne?” “aː, sonno ka ikemara ne na, a=ta wa inkar=an” 「タアン ペ イケマラ ソモ ネ?」「アー、 ソンノ カ イケマラ ネ ナ、 アタ ワ インカラン」 「これイケマの葉じゃない?」「ああ、 ほんとにイケマの葉だよ、 掘ってみよう。」 (S) ☆参考 木や草の実を摘み取ることは kar カㇻ、 まきなどを切ることは tuye トゥイェ、 たくさん集めることは uwomare ウウォマレ、 土などを掘ることは ouri オウリ、 埋まっているものを掘り出すことは pusu プス。 {E: to gather, collect…; dig (up)…; bring, take out…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- takup
- タクㇷ゚ 【副助】…だけ、 …しか…しない。 rur takup i=erepa ルッ タクㇷ゚ イエレパ 彼らは汁だけしか食べさせてくれなかった(肉も魚もくれなかった)。(W民話) apekur takup a=ki アペクッ タクㇷ゚ アキ 私は火にあたっているだけだった(炊事も何の仕事もせずに)。(W民話) teknum takup etuk kane kú=isitoma テㇰヌㇺ タクㇷ゚ エトゥㇰ カネ クイシトマ 手首だけ出てきて(私は)恐ろしかった。(S) ku=cis a ku=cis a kor patek k=an pe un, ku=yaypira takup ki wa クチサ クチサ コㇿ パテㇰ カン ペ ウン、 クヤイピラ タクㇷ゚ キ ワ 私は泣いて泣いてばかりいたんだよ、 ただもうがっかりして。(S) ☆参考 patek パテㇰ《だけ、 ばかり》が肯定的に「…だけ/ばかり…する/した」というニュアンスで使われているのに対して、 takup タクㇷ゚ は「…しか…しない」という否定的なニュアンスで使われる。 {E: just; only.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- takupi
- タクピ 【副助+所属語尾】[takup-i …だけ・(所属語尾)](名詞が所属形にならず、 その代りに、 その後に置かれた takup タクㇷ゚《…しか…しない》に所属形語尾がつく。) a=sapá takupi erepasi arpa yakun アサパ タクピ エレパシ アㇻパ ヤクン 私の頭だけ(体から離れて)はるか沖の方へ行ったならば。(W民話) ku=hon takupi poro wa ora icen ka ku=sak クホン タクピ ポロ ワ オラ イチェン カ クサㇰ 私はおなかだけ大きくなってお金はない。(S) {E: just; only.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tawkitawki
- タウキタウキ 【他動】[tawki-tawki 刃物でたたいて切りつける・(重複)](刃物で)…を何回も何回もたたいて切りつける(tawki タウキ の動作の繰り返し)。 {E: to strike, cut…repeatedly.} (出典:田村、方言:沙流)
- temesirkik
- テメシㇼキㇰ 【自動】[tem-e-sir-kik 手・で・あたり・を打つ] 手であたりをたたく、 (ユーカラに合わせて)手でひざなどをたたいて拍子を取る。 yúkar akusu néa kucan ahun híne temesirkik kor an ayne ユカㇻ アクス ネア クチャン アフン ヒネ テメシㇼキㇰ コㇿ アン アイネ (兄が)ユーカラを歌うとその雌熊が入って来て手で拍子を取っていてから。(NK民話) ☆参考 木の棒で拍子を取る(rep レㇷ゚)には炉ぶちをたたくが、 手で拍子をとるときはひざなどをたたく。(KSg) ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- terketerke
- テㇾケテㇾケ 【自動】[terke-terke 跳びはねる・(重複)] くり返し跳ぶ/跳ねる、 ピョンピョン跳ぶ/跳ねる。 {E: to jump, bounce up, about repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- tup sumawekor
- トゥㇷ゚ スマウェコㇿ 【他動】[tup sumawe-kor 二つ(二頭)・の殺した獲物・を持つ] …を二頭殺す。 tup sumawekor rep sumawekor トゥㇷ゚ スマウェコㇿ レㇷ゚ スマウェコㇿ (熊などを)二頭も三頭も殺した。 {E: to kill two…(game).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- turehni
-
トゥレㇸニ
§296 クワ (2) tureh-ni (tu-réh-ni)「トゥれㇸニ」[
rep-ni] 茎 ⦅多蘭泊⦆ (出典:知里植物編、方言:) - tuyma
- トゥイマ 【自動】遠い。 tuyma uske トゥイマ ウㇱケ 遠い所。 tuyma hi wano k=ek トゥイマ ヒ ワノ ケㇰ 私は遠い所から来た。 tuyma repunkur トゥイマ レプンクㇽ (直訳すると)遠くの海外の人=外国人。 ☆対語 hanke ハンケ 近い。 {E: to be far; distant.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uciwpare
- ウチウパレ 【他動】[u-ciw-pa-re 互い・に刺さる・[複]・させる](次の表現で) otu tapkanru ore tapkanru uciwpare オトゥ タㇷ゚カンル オレ タㇷ゚カンル ウチウパレ 踏舞(両腕を広げて斜め上へかざし少し動かしながら一歩一歩進んで行く舞い)を何回も何回もくり返した。(W神謡語り) {E: to repeat over and over again.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uhayta
- ウハイタ 【自動】[u-hayta 互い・に及ばない] ①(そろっているはずのものが)数が足りない。 urepeci uhayta ウレペチ ウハイタ 足の指が足りない(三本とか四本とかしかない)。(S) ②上下の差別がある(?) iteki umonpok ta uhayta no yaynu イテキ ウモンポㇰ タ ウハイタ ノ ヤイヌ 上下のわけへだてや差別をして考えるな。(S独話) {E: ①for the number of something to be lacking; insufficient. ②for there to be discrimination, distinction between upper and lower, superior and inferior.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ukoninu
- ウコニヌ 【他動】[uko-ninu 一緒に・…を縫う] …を縫い合わせる。 rep ne usama wa ukoninu wa pónayay yarpehe kar レㇷ゚ ネ ウサマ ワ ウコニヌ ワ ポナヤイ ヤㇻペヘ カㇻ 三枚に折りたたんで縫い合わせて赤ん坊のおむつをつくる。(S) {E: to sew…together.} (出典:田村、方言:沙流)
- ukoramuriten
- ウコラムリテン 【自動】[u-ko-ramu-riten 互い・に・その心・柔軟である] 互いに/皆やさしくおだやかである(悪酔いして悪さをしたり乱暴したりしないで、 心おだやかにしてなごやかにすごす)。 iteki paskur sinot ki no ikuosirepa pakno ukoramuriten yak pirka! イテキ パㇱクㇽ シノッ キ ノ イクオシレパ パㇰノ ウコラムリテン ヤㇰ ピㇼカ! カラスみたいな悪ふざけをしないで酒宴が終わるまでなごやかに楽しみなさいよ。(HC神謡の最後の語りの部分) {E: to be kind and gentle with one another.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- un 2
- ウン 【格助】[< un ウン 1] ①(連体句をつくる、 つまり名詞にかかる。) …にある/いる…、 …につく/ついている…、 (そこ)の、 …出身の。 Sar un kur サルン クㇽ 沙流の人(一語のアクセントで発音される)。 atuy or un cikap アトゥヨルン チカㇷ゚ 海の鳥。 te un húci テ ウン フチ ここの(=この家の)おばあさん。(S) (注 特定のおばあさんを言うときは un ウン でなく ta タ を使って te ta X húci テ タ X フチ ここの(この家の)Xおばあさん。(S) ) ②(連用句をつくる、 つまり動詞にかかる。) …へ/に(移動の方向/目的地、 心理的に向かう方向)、 …に/から(見える方向、 音や声などが聞こえる方向、 ものを取る相手やその場所)、 …で(仕事や飲食をする入れものの中や台の上などの場所)。 Tokiyo un k=arpa kusu ne トキヨ ウン カㇻパ クス ネ 私は東京へ行きます。(S) osmake un esirkociwe no a オㇱマケ ウン エシㇼコチウェ ノ ア 後ろへ押し分けて坐りなさい。(S) atuy or un put kor to アトゥヨルン プッ コッ ト 海へ口を持った沼。 urepeci osmake un an, kesupi kotcake un an ウレペチ オㇱマケ ウン アン、 ケスピ コッチャケ ウン アン 足指が後のほうにある、 かかとが前のほうにある。 ③siyoka un inkar シヨカ ウン インカㇻ 後ろを見る。 pínay asam un sir-kunne kane síran, rawne wa ki ピナイ アサムン シㇼクンネ カネ シラン、 ラウネ ワ キ 谷底の方が暗くなっている、 深くて。 to noski un háwas ト ノㇱキ ウン ハワㇱ 沼のまん中で声がする。 kamuy hayokpe/iyoykir ka un/a=uyna katu カムイ ハヨㇰペ/イヨイキㇼ カ ウン/アウイナ カトゥ [雅]立派なよろいかぶとを宝器類の上から取って下ろしたことを。(Sユーカラ) nisu or un iyuta ニス オルン イユタ 臼でヒエつきする。(W) káneya ka un ma カネヤ カ ウン マ (魚を)かなあみの上で焼く。(S) kasi un e=kanpinuye hemanta カシ ウン エカンピヌイェ ヘマンタ その上であなたが書きものするやつ(=机)。(S) {E: ①to be; exist; be from… ②to… ③from, at…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- usatrayoci
- ウサッラヨチ 【名】[usat-rayoci おき・にじ(虹)] 炉のおきがパーッと飛び上がったもの。 yam kap turano a=ma kor patke wa usatrayoci únarayoci hopuni wa a=sitóma p ne ヤㇺ カㇷ゚ トゥラノ アマ コㇿ パッケ ワ ウサッラヨチ ウナラヨチ ホプニ ワ アシトマㇷ゚ ネ 栗を皮ごと焼くとはぜて火がとんだり灰がパーッと舞い上がったりして恐ろしいもんだ。(S) {E: the sparks that fly out of a fireplace.} (出典:田村、方言:沙流)
- usipa
- ウシパ 【複他動】[複](usi ウシ は単複の区別なし)(二人以上皆が/二人(二つ)以上皆に/二つ以上皆を)…に…をつける/ぬる。 numi a=kar wa, ne wa an pe, nen nen, sum usipa, rataskepi karpa, sitoho karpa, nen nen ikipa wa ヌミ アカㇻ ワ、 ネ ワ アン ペ、 ネン ネン、 スㇺ ウシパ、 ラタㇱケピ カㇻパ、 シトホ カㇻパ、 ネン ネン イキパ ワ その(菱)の実を取り出して、 それを、 いろいろと、 油をつけたり、 まぜ煮をつくったり、 だんごにしたり、 いろいろして。(S会話) arki koyaykus pe kam a=uhúyka, uhuy paspasi kirouske a=usípa, úsey a=kar wa a=kurepa アㇻキ コヤイクㇱ ペ カㇺ アウフイカ、 ウフイ パㇱパシ キロウㇱケ アウシパ、 ウセイ アカㇻ ワ アクレパ 来ることのできない者たちには肉を焼いてこがして、 そのこげて炭になったのを関節にぬりつけ、 煎じ湯をつくって飲ませた。(NK民話) {E: to attach, stick, paint…on, to… (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- utanne 2
- ウタンネ 【副】[utar-ne 同族・として] 同族として、 そこの一族になって。 rep ta eci=oká hike anak rep ta utanne eci=oká レㇷ゚ タ エチオカ ヒケ アナㇰ レㇷ゚ タ ウタンネ エチオカ 海の向こうに住むあなた方は、 海の向こうの人になって暮らす。(S言い伝え) {E: of the same tribe, family.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- utannimara
- ウタンニマㇻ 【名】[所](概の用例はない)[utar-nimara 同族・の半数/一部] 仲間の一部、 仲間の半分ぐらい(ごく少しの一部とも限らず、 またちょうど半分とも限らない。 全部ではないことを言う。 だいたい半分ぐらいをさすことが多い。 数のあるものについて言う。 一個の半分/片割れのことには使われない)。 oro ta sirepa=an korka, a=utannimara nani nani, tan mosir akkari wa toop na herepasi wa hetopo herepasi wa paye rusuy オロ タ シレパアン コㇿカ、 アウタンニマラ ナニ ナニ、 タン モシㇼ アッカリ ワ トオㇷ゚ ナ ヘレパシ ワ ヘトポ ヘレパシ ワ パイェ ルスイ 私たちはそこに(その島に)着いたけれど、 私たちの仲間の一部はまもなく、 この島を通り越してもっと遠く海の向こうへもどって行きたいと言った。(S言い伝え) {E: a portion; half.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- utapke
- ウタㇷ゚ケ 【他動】(こわれたもの、 破れたもの)を直す、 つくろう、 修繕する(糸やなわで。 網、 舟、 小出し、 背負い袋、 また家でも)。(W) (S) {E: to repair, mend, fix…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uwaste
- ウワㇱテ 【自動】[u-w-as-te 互い・(挿入音)・立つ・させる](?) (植物が)繁殖する、 (人間でも)子孫が生まれてふえる。 nonno o wa ipeo wa pókor hi koraci aynu ka uwaste ノンノ オ ワ イペオ ワ ポコリ コラチ アイヌ カ ウワㇱテ (木が)花が咲いて実がなるのと同じように人間もふえていく。(S言い伝え) motoho anak sinep ne korka uwaste katu repun iworso atuyso ka wa uwaste hike néno aynu ne yakka usinnayno katkor モトホ アナㇰ シネㇷ゚ ネ コㇿカ ウワㇱテ カトゥ レプン イウォㇿソ アトゥイソ カ ワ ウワㇱテ ヒケ ネノ アイヌ ネ ヤッカ ウシンナイノ カッコㇿ 起源は一つであってもふえ方が沖の方、 海外から妻をめとってふえた者はそれなりに同じ人間であっても姿形が違っている。(S言い伝え) tapan yam e=carpa yakun oro wano yam sekor a=ye p uwaste yakne タパン ヤㇺ エチャㇻパ ヤクン オロ ワノ ヤㇺ セコㇿ アイェㇷ゚ ウワㇱテ ヤㇰネ あなたがこの栗をまけばそこから栗というものがふえていって。(W神謡語り) ☆参考 動物が繁殖することは uwatte ウワッテ。 {E: to breed; reproduce.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uweci
- ウウェチ 【自動】[u-w-e-ci 互いに・(挿入音)・と共に・やける](?) 凍傷になる(「雪の中にでも入っていると腐って指がとれたりする」)。(S) ☆参考 「しもやけ」にちょうど相当する語はない。 méhupka メフㇷ゚カ 寒さでふくれる。 kéttok ケットㇰ 「水かぶれ」(水仕事を長く続けていて赤くかぶれる)、 じんましん。 mécire メチレ 寒さでヒリヒリする。 cawawke チャワウケ ひび割れる、 ひびが切れる。 tekeperke テケペㇾケ 手にあかぎれが切れる。 ureperke ウレペㇾケ 足にあかぎれが切れる。 {E: to become frostbitten.} (出典:田村、方言:沙流)
- uweirpak
- ウウェイㇼパㇰ 【副】[u-w-eirpak 互い・(挿入音)・と一緒に](二人以上)互いに一緒に(同時に)。 uweirpak sirepa=as ウウェイㇼパㇰ シレパアㇱ 私たちは(別々に来たが)同時に着いた。(S) ☆参考 早く言うと uwerpak ウウェㇽパㇰ と発音される。 ☞uwerpak ウウェㇾパㇰ {E: together (pl.).} (出典:田村、方言:沙流)
- uwerpak
- ウウェㇾパㇰ 【副】[u-w-eirpak 互い・(挿入音)・と同時に](二人以上が)一緒に、 同時に(=uweirpak… ウウェイㇼパㇰ…)。 uwerpak hoyuppa=an ro ウウェㇾパㇰ ホユッパアン ロ 一緒に走ろう。(S) uwerpak sirepa=as ウウェㇾパㇰ シレパアㇱ (=uweirpak sirepa=as ウウェイㇼパㇰ シレパアㇱ)(別々に来て)同時に着いた。(S) ☆参考 uweirpak ウウェイㇼパㇰ を早く発音して i イ が落ちた形。 ウウェㇽパㇰ と発音する。 ☆参考 「同時に」というニュアンスをもった「一緒に」。 utura ウトゥラ は「相伴って、 連れ立って」というニュアンスの「一緒に」。 ☞uweirpak ウウェイㇼパㇰ、 utura ウトゥラ {E: at the same time; together (pl.).} (出典:田村、方言:沙流)
- uwomarpare
- ウウォマㇻパレ 【他動】[複](単は uwomare ウウォマレ)[uwomar-pa-re 集める(u-oma ウオマ の使役形 uwomare ウウォマレ《集める》の語幹)・[複]・させる](たくさんのもの/散らばっているもの)を集める。 a=kar wa an pe a=uwómarpare, a=tar pe opitta a=ukómuymampa híne, poro sike a=kar híne アカㇻ ワ アン ペ アウウォマㇻパレ、 アタㇻ ペ オピッタ アウコムイマンパ ヒネ、 ポロ シケ アカㇻ ヒネ 私はつくってあったものを拾い集め、 敷き物を全部かき集めて、 大きな荷物をつくって。(W民話) ☆参考 理論的に予想される uwomapare ウウォマパレ または uwomarepa ウウォマレパ の形の用例はなく、 この uwomarpare ウウォマㇻパレ の形が用いられている。 {E: to bring…together; gather…} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uworkopoyke
- ウウォㇿコポイケ 【自動】[u-w-or-kopoyke 互い・(挿入音)・の所・にまじる] 互いの中に入りまじる、 まぜこぜになる。 aynu ne ciki sísam ne ciki repunkur, sonno repunkur ne ciki uworkopoyke wa mosir epitta siyusacari アイヌ ネ チキ シサㇺ ネ チキ レプンクㇽ、 ソンノ レプンクンネ チキ ウウォㇿコポイケ ワ モシレピッタ シユサチャリ アイヌも和人(日本人)も外国人、 本当の外国人も入りまじって国じゅうに散らばった。(S言い伝え) ☆参考 ukopoyke ウコポイケ はただ《まざる、 (まぜたものが)まざって均質になる》。 {E: to become mixed.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- uwos
- ウウォㇱ 【副】[u-w-os 互い・(挿入音)・の後から](二回くり返して) uwos uwos ウウォスウォㇱ 次々に続いて、 後から後から。 uwos uwos hepokiki hepokiki kane oka wa ahup a ahup a híne ウウォスウォㇱ ヘポキキ ヘポキキ カネ オカ ワ アフパ アフパ ヒネ (来た人々は)後から後から、 頭を低く下げたままで、 次々に入って来て。(W民話) {E: continually; repeatedly.} (出典:田村、方言:沙流)
- uye
- ウイェ 【自動】[u-ye 互い・に/を言う] 互いに言い合う。 repunkur sekor uye yakka yaunkur sekor uye yakka aynu motoho anak sinep ne korka レプンクㇽ セコㇿ ウイェ ヤッカ ヤウンクㇽ セコㇿ ウイェ ヤッカ アイヌ モトホ アナㇰ シネㇷ゚ ネ コㇿカ お互いに外国人(海外の人)だ日本人(国内の人)だと言い合っても人間の起源は一つなのだけれど(yaunkur ヤウンクㇽ は多くの場合北海道の人、 通常アイヌを指すが、 この例では外国人に対して日本人を指している)。(S言い伝え) {E: to quarrel.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- ya 2
- ヤ 【位名】[概](所は yáke ヤケ) ①(独立的に)陸地(「おか」)(ときどき北海道をさす)。 yáp=an wa ya ta sinot=an ro ヤパン ワ ヤ タ シノッアン ロ 岸へ上がって陸地で遊ぼう。(S) tan ya ta oka utar タン ヤ タ オカ ウタㇻ この北海道にいる人。(S言い伝え) ②岸、 (家の中で、 いろりを海になぞらえて)いろりの端の方、 炉端。 yá-oraye ヤオライェ[岸・に寄せる](いろりのまん中のほうにあるおき)をいろりの端の方へ寄せる。 ③(相対的に)…の岸。 to ya ta ト ヤ タ 沼/湖の岸に。 ☆対語 rep レㇷ゚ 沖。 {E: ①land. ②the shore; the coast. ③the shore, coast of …} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yakyaku
- ヤㇰヤク 【他動】[単](複は yakyakpa ヤㇰヤㇰパ)[yak-yak-u (つぶすことを表す語根)・(重複)・(他動詞形成)](yaku ヤク の重複形) …を何回もつぶす、 …をグチャグチャにつぶす。 {E: to crush…repeatedly, finely.} (出典:田村、方言:沙流)
- yáoraye/ya-oraye
- ヤオライェ 【自動】[ya-o-raye 岸・に・寄せる](舟)を岸の方へ寄せる、 (いろりのおき)をまん中から外の方へ出す(そうすると暖かい)。(S) rep o usat yáoraye ya o usat réporaye レポ ウサッ ヤオライェ ヤ オ ウサッ レポライェ 沖(=いろりのまん中の方)にあるおき(燠)を端に寄せ端の方にあるおきをまん中の方へやる(むずかしい問題を長い間考えているときの仕事の描写、 民話や神謡の慣用表現)。 (出典:田村、方言:沙流)
- yas
- ヤㇱ 【自動】流し網をする。 heta, yas=an ro sekor a=en=siren hi kus kú=itura wa yas=as akus cep rep ka ci=rayke ヘタ、 ヤサン ロ セコㇿ アエンシレニ クㇱ クイトゥラ ワ ヤサㇱ アクㇱ チェㇷ゚ レㇷ゚ カ チライケ さあ、 流し網に行こうとさそわれたのでついて行って流し網をしたら鮭を三匹も殺した(=鮭が三匹もとれた)。(S) ☆参考 「舟二そうで四人組んでやる、 とも(舟の後部)を川下へ向けて二そうを平行に並べる、 二人がそれぞれの舟のへさき(舟の前部)に立って一つの網を二そうの間に広げて持ち、 二人がともにいて川下へ向けてこいでいく、 網に魚(鮭)が入ったら網を上げる、 何回か川下へ行っては川上へ上り、 一晩に五、 六十本もとることもある。」 (S) {E: to cast a net across a river between two boats.} (出典:田村、方言:沙流)
- yaunkur
- ヤウンクㇽ 【名】[ya-un-kur 陸・の・人](=ya un kur ヤ ウン クㇽ)陸の/この島の/北海道の人。 ☆対語 repunkur レプンクㇽ 沖の人=海の向こうの人。 {E: refers to the land, island, people of Hokkaido.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yayetokoyki
- ヤイェトコイキ 【自動】[yay-etokoyki 自分・の用意をする] 身じたくをする、 (服装や持ちものなど、 出かけるための)したくをする。 ☆参考 似た状況で sipine シピネ[単]/sipinpa シピンパ[複] も使われるが、 これは着る物を着、 身につけるべきものを身につけること。 ☞etok(o) oyki エトㇰ/エトコ オイキ {E: to prepare, ready oneself.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yaykoruyruypa
- ヤイコルイルイパ 【他動】[yay-ko-royruypa 自分・に・…を何回もなでる(ruye ルイェ の複数形の重複形)] …をだきしめて何回も何回も愛撫する/かわいがってなでなでする。 {E: to caress…repeatedly.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yaykosotkikarkar
- ヤイコソッキカㇻカㇻ 【自動】[yay-ko-sotki-karkar 自分・に・寝床・を整える] 寝るしたくをする(悪口)。 tane suy yaykosotkikarkar kor an タネ スイ ヤイコソッキカㇻカㇻ コラン また(彼は)もはや寝るしたくをしている。(S) {E: to prepare to go to sleep (slang).} (出典:田村、方言:沙流)
- yayotapkar-eciwitara
- ヤヨタㇷ゚カレチウイタラ 【自動】[yay-o-tapkar-e-ciw-itara 自分・その尻(?)・踏舞・で・にささる・…した状態が続いている][雅]踏舞(両手を広げて斜め前にかざし一歩一歩進んでいく舞い)を続けている。 ☆参考 同じことを表すのに、 otu tapkanru ore tapkanru ukakuspare オトゥ タㇷ゚ カンル オレ タㇷ゚カンル ウカクㇱパレ など、 他の言い方もある。 ☞tapkar タㇷ゚カㇻ {E: to repeat a dance over and over.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yayrekkisar-kikikiki
- ヤイレッキサㇻキキキキ 【自動】[yay-rek-kisar-kiki-kiki 自分・ひげ・耳・をかく(掻く)・(重複)]もみあげを何度もかきかきする(男の人が言う言葉を考えている様子の描写)。 ☆参考 rekkisar レッキサㇻ《ひげの耳》はもみあげのあたりをさす。 {E: to repeatedly scratch one's sideburns.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yukcikap
- ユㇰチカㇷ゚ 【名】[yuk-cikap 熊/鹿・鳥][動物] コミミズク(?)/フクロウ(?)(“pewrep ci=koyki” 「ペウレㇷ゚ チコイキ 私は子熊を襲う」と鳴く)。(S)〔知分類 p.198 (アオバズクの項)((B))鴟梟の一種〕 {E: name of a bird (the screech owl (B.)).} (出典:田村、方言:沙流)
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萱野 茂『萱野茂のアイヌ語辞典』1996年 ©萱野れい子
田村すず子『アイヌ語沙流方言辞典』1996年 ©田村洋一