国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブ

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suma
スマ 【suma】 石. (出典:萱野、方言:沙流)
suma
スマ 【名】石。 ☆参考 大きな石(岩)は sirar シラㇻ、 小石は pi ピ、 ござを編むためのおもりの石は pit ピッ。 {E: stone; rock.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
karsuma
カㇻスマ 【kar-suma】 火打ち石:白い珪石. (出典:萱野、方言:沙流)
piwcisuma
ピウチスマ 【名】[piwci-suma 火打ち・石]火打ち石。(HY) (出典:田村、方言:沙流)
piwcisuma
ピウチスマ 【piwci-suma】 火打ち石. (出典:萱野、方言:沙流)
ponsuma
ポンスマ 【pon-suma】 小石. (出典:萱野、方言:沙流)
poysuma
ポイスマ →ポンスマ (出典:萱野、方言:沙流)
poysuma
ポイスマ 【名】[pon-suma 小さい・石] 小石。 {E: a pebble; a small stone.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sumaepiyekar
スマエピイェカㇻ 【suma-e-piye-kar】 石をぶつける. (出典:萱野、方言:沙流)
sumakaomap
スマカオマㇷ゚ §258 エゾノリュウキンカ (2) sumakaomap (su-má-ka-o-map)「スまカオマㇷ゚」[suma(石)ka(上)oma(にある)p(もの)] 根 ⦅名寄⦆ (出典:知里植物編、方言:)
sumakotaksamampe
スマコタㇰサマンペ §044 イシガレイ (6) sumakotak-samampe (su-má-ko-tak-sa-mam-pe)「スまコタㇰサマンペ」[<suma(石)kotak(着いている)samampe(カレイ)] ⦅美幌⦆ (出典:知里動物編、方言:)
sumapitar
スマピタㇻ 【名】[suma-pitar 石・川原] 小石の川原。 {E: a pebbly riverbed.} (出典:田村、方言:沙流)
sumapukumpe
スマプクンペ §035 川に住むカジカ カジカ;カワカジカ(方言)§764 (9) sumapukumpe (su-má-pu-kum-pe)「スまプクンペ」[<suma(石)pok(下)un(にいる)pe(者)] ⦅天塩、名寄⦆ (出典:知里動物編、方言:)
sumari
スマリ §270 キタキツネ、きつね (2) sumari (su-má-ri)「スまリ」 ⦅天塩、近文、樺太全域⦆ (出典:知里動物編、方言:)
sumari
スマリ 【名】[動物] キツネ。 ☆参考 「おとなしい言葉、 cironnup チロンヌㇷ゚ は悪口、 ぶっつけて(=直接的に)キツネと言う言葉」 (S)〔知分類 p.144 キタキツネ; きつね((H.—テシオ・チカブミ; S.—全地域))〕 {E: a fox.} (出典:田村、方言:沙流)
sumari
スマリ 【sumari】 狐. (出典:萱野、方言:沙流)
sumarienonkay
スマリエノンカイ §347 クルマユリ (6) sumari-enonkay (su-má-ri-e-non-kay)「スまリ・エノンカイ」[sumari(キツネ)enonkay(エゾスカシユリの鱗茎)] 鱗茎 ⦅白浦⦆ (出典:知里植物編、方言:)
sumarihah
スマリハㇵ §347 クルマユリ (7) sumari-hah (su-má-ri-hah)「スまリ・ハㇵ」[sumari(キツネ)hah<hap クロユリの鱗茎)] 鱗茎 ⦅真岡⦆ (出典:知里植物編、方言:)
sumariharu
スマリハル 【名】[sumari-haru キツネ・食べ物][植物] 「アズキナ」の実。 ☆参考 「根や葉は言わない。」 (S)〔知分類 p.210 shumari-haru ユキザサ〕 (出典:田村、方言:沙流)
sumarisapaaraka
スマリサパアラカ §443.ずつう(頭痛)(14)キツネの頭痛 sumari-sapa-araka〔su-má-ri-sa-pa-a-ra-ka スまり・サパアラカ〕[キツネ・頭痛]⦅ウソロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
sumaritasumpe
スマリタスンペ §156.おでき;できもの;はれもの;しゅもつ(25)キツネのひょう疽 sumari-tasumpe〔su-má-ri-ta-sum-peスまり・タスンペ〕[sumari(狐)、…]⦅ウソロ⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
sumarura
スマルラ §102 ヤツメウナギ、カワヤツメ、スナヤツメ  b(2) sumarura (su-má-ru-ra)「スまルラ」[<suma(石)rura(運ぶ)] ⦅白糠⦆ (出典:知里動物編、方言:)
sumarurap
スマルラㇷ゚ §102 ヤツメウナギ、カワヤツメ、スナヤツメ  b(1) sumarurap(su-má-ru-rap)「スまルラㇷ゚」[<suma(石)rura(運ぶ)p(者)]⦅美幌、屈斜路、塘路⦆ (出典:知里動物編、方言:)
sumaruy
スマルイ §113 ネキリムシ(根切虫);ジムシ(地虫)、コガネムシ類の幼虫 (9) suma-ruy(su-ma-ruy)「スマルイ」⦅屈斜路、美幌⦆ルリカナブン (出典:知里動物編、方言:)
sumaruykikir
スマルイキキㇼ §112 カミキリムシ (11) suma-ruy-kikir(su-ma-ruy-ki-kir)「スマルイキキㇼ」⦅足寄⦆ノコギリカミキリ (出典:知里動物編、方言:)
sumaruykikir
スマルイキキㇼ §112 カミキリムシ (6) suma-ruykikir(su-ma-ruy-ki-kir)「スマルイキキㇼ」⦅足寄⦆ノコギリカミキリ成虫119上 (出典:知里動物編、方言:)
sumaw
スマウ 【名】[概](所は sumawe(he) スマウェ(ヘ))熊の獲物、 殺した熊。 {E: a bear killed as game.} (出典:田村、方言:沙流)
sumaw ne
スマウ ネ §389.しぬ(死ぬ)(21)神が死ぬ sumaw ne〔su-máŭ-ne スまウネ〕[sumaw(神のぬけがら、神のなきがら→「死体」の項参照)+ne(になる)]⦅H.⦆【雅】 (出典:知里人間編I、方言:)
sumaw(-e)
スマウ §387.したい(死体);死骸(13)死体[クマ、フクロウなどの] sumaw(-e)〔su-máŭ スまウ;su-máŭ シュまウ〕⦅H. 一般⦆ (出典:知里人間編I、方言:)
sumaw/sumawe(he)
スマウ/スマウェ(ヘ) 【su-maw/-mawe(he)】 (殺した)熊. (出典:萱野、方言:沙流)
sumawe(he)
スマウェ(ヘ) 【名】[所](概は sumaw スマウ) (熊)の死んだ獲物。 {E: dead game (i.e. a bear).} (出典:田村、方言:沙流)
sumawekor
スマウェコㇿ 【他動】[ (熊の)死んだ獲物[所]・を持つ](=sumawe kor スマウェ コㇿ)(熊)を殺す。 tup sumawekor rep sumawekor トゥㇷ゚ スマウェコㇿ レㇷ゚ スマウェコㇿ (熊を)二頭も三頭も(=たくさん)殺した(=とった)。 {E: to kill two, three (which equal a lot of) bears.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sumawkor
スマウコㇿ 【su-maw kor】 獲物が手に入る,熊を獲る:鹿や熊を獲っても熊が死んだ,鹿が死んだなどとは言わずにスマウコㇿ・アン(獲物を手に入れた)という.▷ス=鍋 マウ=湯気 コㇿ=持つ →鍋の湯気をたてることができる→食べ物が手に入る タン ト ポン ユㇰ ク・スマウコㇿ=今日小さい鹿を私は獲った.キㇺ タ ポロ ユㇰ スマウェヘ ク・コㇿ ナ カㇺ セ クニ ウタㇻ アシㇰネン パㇰノ エン・トゥラ ヤン=山で大きい鹿を獲ったので,肉を背負う人たち5人ほど私と一緒に来てくれよ(スマウェ ク・コㇿの形もある).オキㇺネ ワノ アイヌ エㇰ ハウ カリカリ ヒクス プヤㇻ カ ア・オㇱマ インカㇻアナクス(インカㇻ・アン アクス) オヤチキ キムンカムイ スマウコㇿ パ ワ ネ アアン=山の方から人が来る声が響いて来たので窓から体を出して見ると,知らなかったが.熊を獲って来たのであった.ナイクスン(ナイクㇱ ウン) アチャポ オサッ エトコホ タ スマウコㇿ ヤㇰ ア・イェ アクス コタヌン(コタン ウン) ウタㇻ ウハウェポポ パ コㇿ ナイ トゥラシ アㇻパ ア ワ=沢の向かいのおじさんがオサツ沢の奥の方で熊を獲ったということで村人たちは大勢でがやがや騒ぎながら沢をのぼって行ったよ. (出典:萱野、方言:沙流)
sumawkor
スマウコㇿ 【自動】[sumaw-kor (熊の)死んだ獲物・を持つ] 熊を殺す、 熊をとる。 hempara sumawkor=an yakka yayhomsu sak no sumawkor=an ka eramiskari p a=ne ruwe ne ヘンパラ スマウコラン ヤッカ ヤイホㇺス サㇰ ノ スマウコラン カ エラミㇱカリㇷ゚ アネ ルウェ ネ 私はいつ熊をとってもあぶない目に会わずに熊をとったことはなかった。(HK民話) {E: to kill a bear.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
sumawne
スマウネ 【su-maw-ne】 獲物となる.▷ス=鍋 マウ=湯気 ネ=なる (出典:萱野、方言:沙流)
sumawne
スマウネ 【自動】[sumaw-ne (熊の)死んだ獲物・になる](射た/打った熊が)死ぬ。 inawcipa parpok ta arpa kor sumawne ruwe ne イナウチパ パㇻポㇰ タ アㇻパ コㇿ スマウネ ルウェ ネ (射てしとめた熊は)幣場の入口まで行って死んだ。(NK民話) {E: for a bear to die.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
surkukiksuma
スㇽクキㇰスマ 【surku-kik-suma】 矢毒臼. 図[スㇽクキㇰスマ] (出典:萱野、方言:沙流)
toykikirisuma
トイキキリスマ §212 ミミズ (20) toykikiri-suma (toy-ki-ki-ri-su-ma)「トイキキリスマ」 ⦅白浦⦆ミミズ石 (出典:知里動物編、方言:)
tup sumawekor
トゥㇷ゚ スマウェコㇿ 【他動】[tup sumawe-kor 二つ(二頭)・の殺した獲物・を持つ] …を二頭殺す。 tup sumawekor rep sumawekor トゥㇷ゚ スマウェコㇿ レㇷ゚ スマウェコㇿ (熊などを)二頭も三頭も殺した。 {E: to kill two…(game).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
uhuysuma
ウフイスマ 【名】[uhuy-suma 燃えた・石] 軽石。 {E: pumice.} (出典:田村、方言:沙流)
cironnup
チロンヌㇷ゚ 【名】[ci-ronnu-p 我々が/される・殺す・もの][動物] キツネ(悪口、 「ぶっつけことば」 (S))。 ☆参考 キツネを呼ぶのに最も一般的によく使われる名称。 ☞sumari スマリ {E: a fox.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
epetciw
エペッチウ 【他動】[e-pet-ciw (それ)で・指・をさす](石など)につまずく。 suma k=épetciw wa k=úrepeci arka スマ ケペッチウ ワ クレペチ アㇻカ 私は石につまづいて足の指が痛くなった。(S) amip o suwop sikkewe k=épetciw アミㇷ゚ オ スウォㇷ゚ シッケウェ ケペッチウ 私は衣装箱の角(かど)につまづいた。(S) ☆参考 つる草などにつまづくことにはこの語を使わず eokok エオコㇰ《…にひっかかる》を使う。(S) ☆参考 足指は urepet ウレペッ。 {E: to stumble over…} (出典:田村、方言:沙流)
kaysotono
カイソトノ 【名】[< 日本語 会所殿(?)] 松前時代の役人の一つ(総監督)。 {E: an offical of the Matsumae Period.} (出典:田村、方言:沙流)
koci(hi)
コチ(ヒ) 【名】[所](概は kot コッ) …を置いた跡、 …があった跡、 …の(くぼんだ)跡。 suma a=ari kocihi スマ アアリ コチヒ 石を置いた跡。 cise kocihi a=kar チセ コチヒ アカㇻ 家の地ならしをする。 cise a=carpa kocihi an チセ アチャㇻパ コチヒ アン 家をこわした跡(のくぼみ)がある。(S) ☆参考 通った跡は ruwe(he) ルウェ(ヘ)、 手や足の跡は rúkoci(hi) ルコチ(ヒ)。 {E: the remains, traces…} (出典:田村、方言:沙流)
kote
コテ 【複他動】…に…を結びつける、 …を…にゆわえつける。 itese ka a=koté suma réhe pit イテセ カ アコテ スマ レヘ ピッ ござを編む糸に結びつけてある糸の名前は「ピッ」。(S) ☆参考 sirkote シㇼコテ (馬や犬や舟など)を木などにつなぐ。 {E: to link, join, tie…to, with…} (出典:田村、方言:沙流)
meske
メㇱケ 【自動】[mes-ke (もぐ/はぐ等を表す語根)・(自動詞形成)] もげる、 はがれる。 suma ani a=kar yakun meske yakka yaske yakka ukotuk ka eaykap スマ アニ アカㇻ ヤクン メㇱケ ヤッカ ヤㇱケ ヤッカ ウコトゥㇰ カ エアイカㇷ゚ (人間を)石でつくったらもげても(欠けても)裂けてもくっつくことができない。(S言い伝え) ☆参考 他動詞は mesu メス。 ☆参考 emeske エメㇱケ 上のほうが/一部がもげる、欠ける。 {E: to come off.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
mukuru
ムクル §387.したい(死体);死骸(12)死体[クマ、フクロウなどの] mukuru〔mu-kú-ru ムくル〕[<Jap.むくろ?]⦅クッシャロ⦆[=sumaw] (出典:知里人間編I、方言:)
niste
ニㇱテ 【自動】固い、 丈夫である(こわれにくい)。 niste kam ne wa ku=kuykuy ka eaykap ニㇱテ カㇺ ネ ワ ククイクイ カ エアイカㇷ゚ かたい肉なので私は噛むことができない。 (筋のせいではなく、 歯がたたないように固い。) ☆参考 senkaki センカキ《布》、 ka カ《ひも》、 suma スマ《石》、 kam カㇺ《肉》などについて言う。肉などが筋だらけでかたいことは ritne リッネ、 編む草のかたいことは cawre チャウレ。 氷のようにコチコチに硬いことは nitne ニッネ。 ☆対語 riten リテン 柔い、 hapur ハプㇽ こわれやすい。 ☆参考 eniste エニㇱテ は《…を頼りにする》。 {E: to be hard; solid.} (出典:田村、方言:沙流)
piwci
ピウチ 【名】[< 日本語 ひうち] 火打ち石。(W) ☆参考 piwcikani ピウチカニ (別項)も piwcisuma ピウチスマ (別項)も含めて言う。(HY) {E: a flint; a firestone.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
ponconpa
ポンチョンパ 【名】[pon-conpa 小さい(役の低い)・帳場係] 松前時代(?)の役職の一種(帳場係)。 {E: a kind of official in the Matsumae Period.} (出典:田村、方言:沙流)
ponkanpi 2
ポンカンピ 【名】[pon-kanpi 小さい・書類(を扱う役)] 松前時代(?)の役職の一種(番頭のような)。 {E: an official of the Matsumae Period.} (出典:田村、方言:沙流)
poroconpa
ポロチョンパ 【名】[poro-conpa 大きい(役の高い)・帳場係] 松前時代(?)の役職の一種、 帳場係長。 ☆対語 ponconpa ポンチョンパ。 {E: a type of official in the Matsumae Period.} (出典:田村、方言:沙流)
porokanpi
ポロカンピ 【名】[poro-kanpi 大きい(役の高い)・書類(を扱う役)] 松前時代(?)の役職の一種、 総取締り大番頭のような役人。 ☆対語 ponkanpi ポンカンピ。 {E: a type of official in the Matsumae Period.} (出典:田村、方言:沙流)
raworere
ラウォレレ 【他動】[自動使役][raworer-e 沈む・させる] …を沈める。 suma kote wa raworere wa anu スマ コテ ワ ラウォレレ ワ アヌ 石をゆわえつけて沈めておきなさい。(S) ☆参考 raworerka ラウォレㇾカ とも言う。 {E: to sink…} (出典:田村、方言:沙流)
rere
レレ 【他動】[rer-e(沈む/沈めることを表す語根)・(他動詞形成)]…を沈める。 ipetam anakne suma a=koté wa poro to noski un a=reré イペタㇺ アナㇰネ スマ アコテ ワ ポロ ト ノㇱキ ウン アレレ 人食い刀は石を結びつけて大きな沼の中に沈める。(W) ☆参考 raworere ラウォレレ 水に沈める。 raworer ラウォレㇾ 水に沈む。 (出典:田村、方言:沙流)
rutke
ルッケ 【自動】[rut-ke (擬態の語根)・(自動詞形成)] ①ずれて動く、 すべる。 ②脆(もろ)い、 ボロボロくずれてくる。 rutke suma ルッケ スマ もろい石。 rutke pira ルッケ ピラ もろい崖。 a=keré kor rutke uske ne wa a=sitóma アケレ コㇿ ルッケ ウㇱケ ネ ワ アシトマ さわるとボロボロくずれる所だから恐ろしい。(S) ③☞oruitakur-rutke オルイタクㇽルッケ ☆参考 形の上で対応する他動詞は rutu ルトゥ《…を押してずらす》。 したがって rutke ルッケ のもとの意味は、 ずれて動くことだろうから崖などがボロボロくずれることをこの語で言うのは、 表層がずれて動くところをとらえているのであろう。 {E: to be easily broken.} (出典:田村、方言:沙流)
sinrus
シンルㇱ 【名】[sir-rus 地・毛皮](地面の)こけ(苔)。 sinrus us シンルㇱ ウㇱ コケが生える。 pira kotor (suma kasi/cikuni kasi) sinrus us wa an ピラ コトㇿ (スマ カシ/チクニ カシ) シンルㇱ ウㇱ ワ アン 崖面(石の上/木の上)にコケが生えている。 〔知分類 p.244〕 {E: moss.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
takse
タㇰセ 【自動】[tak-se 塊・(自動詞形成)]大きい(石や岩)。 takse suma タㇰセ スマ 大きな石。 takse sirar タㇰセ シラㇻ 大きな岩。 ☆参考 原義は《大きな塊をなす》であろう。 ☆参考 takne タㇰネ は《短い》。 {E: large (for rocks, stones).} (出典:田村、方言:沙流)
urepeci(hi)
ウレペチ(ヒ) 【名】[所](概は urepet ウレペッ) …の足の指。 suma k=épitcew wa k=úrepeci arka スマ ケピッチェウ ワ クレペチ アㇻカ 私は石につまずいて足の指が痛くなった。(S) {E: the toes of…} (出典:田村、方言:沙流)
uwepekennupa
ウウェペケンヌパ 【自動】[複](uwepekennu ウウェペケンヌ は単複の区別なし) (二人以上が皆)わけ/事情/くわしいことをたずねる。 “suma he ani a=kar kor pirka, cikuni he ani a=kar kor pirka hawe an?” sekor suy uwepekennupa 「スマ ヘ アニ アカㇻ コㇿ ピㇼカ、 チクニ ヘ アニ アカㇻ コㇿ ピㇼカ ハウェ アン?」 セコㇿ スイ ウウェペケンヌパ (人間をつくってもよいとのことですが)石でつくればいいでしょうか、 木でつくればいいのでしょうか?」と(地上の神々は)またおうかがいをたてた。(S言い伝え) {E: to ask inquire about conditions, reasons, details (pl.).} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
wátara
ワタラ 【名】[雅][古] 岩石、 角の立った大きなゴロゴロした石。 nokan wátara ノカン ワタラ 小さい岩石。 rupne wátara ルㇷ゚ネ ワタラ 大きい岩石。 ☆参考 sirar シラㇻ 海岸などの大きい石。 suma スマ 石。 {E: rock.} (出典:田村、方言:沙流)
yaske 1
ヤㇱケ 【自動】[yas-ke (裂く/裂けることを表す擬音の語根)・と言う/となる(自動詞形成)] 裂ける。 suma ani a=kar yakun meske yakka yaske yakka ukotuk ka eaykap スマ アニ アカㇻ ヤクン メㇱケ ヤッカ ヤㇱケ ヤッカ ウコトゥㇰ カ エアイカㇷ゚ (人間を)石でつくったら欠けても裂けてもくっつくことができない。(S言い伝え) ☆参考 {E: to tear.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
yayhomsu
ヤイホㇺス 【自動】[yay-homsu 自分・…が危なかったなと思う(?)] あぶない目に合う。 yayhomsu sak no sumawkor=an ka eramiskari ヤイホㇺス サㇰ ノ スマウコㇿアン カ エラミㇱカリ 私はあぶない目に合わずに熊をとったことはなかった。(HK民話) {E: to be exposed to danger; have a dangerous experience.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)