夏鳥で、大きさはスズメより少し大きいくらいです。春早くから草原でさえずりを始めます。繁殖期にはさえずりながら空高く舞い上がり、やがて地上に降りて来ます。
アイヌ文化では、その特徴的な飛び方と鳴き方に色々な意味があると考えられています。当館の採録資料には「太陽の神様にお金を貸しているので催促に飛んでいく。でも太陽ほど高くは飛べないので、途中であきらめて降りてくる」という話があります(日高地方)。
アイヌ語辞典
動物編:動306(1)
アイヌ語名:リコチㇼポ rikocirpo
語義:[<rik(高所)o(に行く)cirpo(小鳥)]
地域・文献:⦅幌別⦆