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自然図鑑 検索結果

日本語名:フキ

アイヌ語名:コロコニ

利用:食用、薬用、生活用具、住

アキタブキ

アキタブキ

学名Petasites japonicus  Maxim.
科名キク科
種類
種IDP0026

 人の背丈以上にも生育するキク科の多年草です。
 アイヌ文化では、山仕事のときにこの葉でひしゃくを作ったり、鍋にして煮炊きをしたり、狩小屋の屋根をふいたりします。また食用としてフキノトウや茎を、生または焼く、煮るなどの調理をして食べます。茎を湯通ししてから干して保存食にもします。
 当館の採録資料には、薬用としてはしかの薬として根の煮汁を飲ませるとあります。また産後の母親に飲ませると後産に良いそうです。生まれたばかりの赤ちゃんに布に染み込ませて吸わせたともあります(日高地方)。

アイヌ語辞典

植物編:植026(1)
アイヌ語名:コル kor
地域・文献:⦅各地⦆
区分:

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アイヌの伝承

アイヌ語での呼び方:マカヨ(フキノトウ)/コロコニ(フキ)
日本語の呼び方:フキノトウ/フキ
・フキノトウを食べたことはあります。火であぶって皮をむき、汁の中に入れて食べると、口の中で柔らかくなって甘みがあっておいしいものです。34132
・成長した茎を、生のまま皮をむいてむしゃむしゃ食べました。口は真っ黒に、舌も渋くなりました。34138
・お産の後にフキの根をお湯で煮た汁を飲みます。生まれた赤ん坊にも、赤い布を乳首みたいにして煮汁を染み込ませて吸わせました。そうすれば胎便が出るのです。34122,34182

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