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自然図鑑 検索結果

日本語名:ツルウメモドキ

アイヌ語名:ハイプンカラ

利用:生活用具

ツルウメモドキの実

ツルウメモドキの実

学名Celastrus orbiculatus
科名ニシキギ科
種類つる植物
種IDP0153

 日当りのいい場所に生えるニシキギ科の木質ツル性植物です。
 アイヌ文化では、この木の内皮から糸を作りました。冬の終わりに雪ざらしにして真っ白い糸に仕上げます。糸は丈夫で上質なので、弓の弦や下帯(※)、荷縄などを作ります。

※下帯とは、祖母や母から女性に受け継がれてきた肌に直接身につける帯のことで、他人に見せたり触れさせたりしてはならないものです。

カツラに巻きつくツルウメモドキ

カツラに巻きつくツルウメモドキ

ツルウメモドキの花

ツルウメモドキの花

アイヌ語辞典

植物編:植153(1)
アイヌ語名:ハイ・プンカル haypunkar
語義:[hay(イラクサ、内皮の繊維)punkar(蔓)]
地域・文献:長万部幌別穂別
区分:

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アイヌの伝承

アイヌ語での呼び方:ハイ ハイプンカラ
・3月頃、堅雪の上で雪ざらしにします。34102
・糸にしてござ編みの糸にしましたが、麻の糸が店で売られるようになってからはそちらを使うようになり、ツルウメモドキをとることもなくなりました。34138
・サケ皮の靴を縫うときも、丈夫なこの糸を使いました。34156
・弓の弦、下帯など肝心なところに使いました。34163

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