日本語名:マルバノバッコヤナギ(エゾノバッコヤナギ)
アイヌ語名:シウスス
利用:生活用具、祈り

バッコヤナギ
学名 | Salix hultenii Floderus var. angustifolia Kimura |
科名 | ヤナギ科 |
種類 | 木 |
種ID | P0320 |


ヤナギ科の高木です。
アイヌ文化では、内皮から糸を作り縄や靴を作ります。縄は漁ろうにも使われます。当館の採録資料では、この木で木幣を作るとあります(日高地方)。
アイヌ語辞典
植物編:植320(1)
アイヌ語名:チプニ・スス cipnisusu
語義:[cip-ni(舟・木)susu(ヤナギ)“舟材になったヤナギ”]
地域・文献:⦅名寄⦆
区分:茎
アイヌの伝承
アイヌ語での呼び方:プシニ チャロルイニ トゥシチコロ
日本語の呼び方:バッコヤナギ
・まきして火にくべると、パカパカはねてござに穴があくので「おしゃべりな木」といいます。34103
・木幣にすると削りやすいといいます。34131