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自叙者は石でできた家のなかで姉に育てられている。あるときから姉が出て行っては家の外、海の上で神の戦いが続くようになった。自分は殺される神々に哀れみの心を持ったけれども石の家なので出口がわからない。やがて姉が帰ってきて「敵をやっつけて安心した、これから私たちは夫婦になろう、私は石の女だ、お前はpoyyaunpeの息子であって、赤ん坊のときに私が悪い心を植え付けて母親の胸乳をえぐって殺させ、お前の父も今私が殺してきたのだ」という。そこで私はまずカムイノミをしてくれと頼み、姉が酔ったところを殺した。そして憑き神に頼んで自分の村に帰り、兄と姉に許してもらって暮らすようになった。とトゥンプオルンクルが物語った。
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