ヘッダーメニューここまで

ここからメインメニュー

  • 自然図鑑
  • アイヌ語辞典
  • アイヌの伝承
  • 物語や歌
  • 絵本と朗読
  • 語り部
  • スタッフ

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

ここから本文です。

物語や歌

C0067. ペナウンペの物干しざお

あらすじ


 ペナウンペとパナウンペがいました。私(パナウンペ)はまきを背負って和人の町へ行って、着物と取り替えていました。おいしい食べ物ももらってきて豊かに暮らしていました。

 ペナウンペがやってきて「どうしてそんないい着物を着て、おいしい物を食べているんだ」と聞いてきました。そこで家に招き入れ、「一物を和人の村に伸ばしていくと、和人の女性が物干し竿と間違えて着物を干したので、一物を縮めて着物を手に入れたのだ」と嘘を教えてやりました。ペナウンペはまねをしようと思って帰っていきました。

 翌日ペナウンペは和人の町に行って一物を伸ばしました。和人の女性はいい物干し竿だと言って着物を干そうとした時、つい嬉しくなって笑ったために、一物が上下に動いてしまいました。女性たちはびっくりして、男たちは刃物を持ってきて「化け物だ」といって一物を細切れに切ってしまいました。死にそうになって家まではって帰ってきて、その妻は泣きながらパナウンペの家に来て、悪口を言って帰っていきました。やがてペナウンペは死んでしまい、ペナウンペは悪い心を持っていたので神から罰せられたのだと、村人に教え諭して私も死んでいくのです。

 

本文ここまで

ページの先頭へ戻る

ここからフッターメニュー