ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1602 |
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A0178 バッタ |
【ア】イポプテカムイ 【日】コオロギ |
・鍋を煮るときのような声で鳴くので「煮立たせる神」といいます。30213 |
1603 |
A0178 バッタ |
【ア】コロコロセプ(カンタン?)、アマンポキキリ(キリギリス) 【日】キリギリス |
・キリギリスが鳴くのと同じ頃、夜にコロコロときれいな声で鳴く、3㎝もないくらいの小さな虫がいます。「コロコロと鳴くもの」という名前がついています。言い伝えで、沙流地方で舟で沖漁に出た人が、海が時化て霧がかかり帰る方向がわからなくなりました。舟の舳先を叩きながら神に助けを求めていると、コロコロと鳴く虫の声が聞こえて来たのでそちらの方に向かって舟を漕いで行くと、一週間かかって様似のあたりに上陸して助かったものだといいます。 ・キリギリスのお腹からハリガネムシが出て来たのを見たことがあります。 |
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1604 |
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A0118 テントウムシ(瓢虫) |
【ア】セイウンキキリ 【日】コガネムシ |
・毛虫に対して、テントウムシなど固い皮のある虫は「殻のついた虫」といいます。34719 |
1605 |
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A0125 カ 蚊 |
【ア】エトゥタンネ |
・昔話に、人間の娘にほれて子供を作ったという話があります。34133 |
1606 |
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A0125 カ 蚊 |
【ア】エトゥタンネ 【日】カ |
・青草を燃やしていぶすといなくなります。34719 |
1607 |
A0125 カ 蚊 |
【ア】エトゥタンネ |
・カばかりではなく、普通の虫がたくさんいます。 | |
1608 |
A0142 チョウ(蝶) |
【ア】マレウレウ |
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1609 |
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A0129 ハエ類 |
【ア】モシ(成虫) モソシペ(幼虫) 【日】ハエ |
・「大きなハエが食べ物にくっつくので叩いて殺せ」といわれました。34129 |
1610 |
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A0129 ハエ類 |
【ア】ムシ(成虫) ピチリペ(卵) モソシペ(幼虫) 【日】ハエ ウジムシ |
・大きいのも小さいのも銀色のも、みんな「ムシ」といいます。34726 |
1611 |
A0129 ハエ類 |
【ア】モシ(成虫) モソシペ(幼虫) ウレムニンカ 【日】ハエ |
・6月頃、湿地に「ウレムニンカ」という虫が固まっていることがあります。 |