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アイヌの伝承

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ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1498 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0479
マメ
【日】マメ
・ノダイオウの実とマメを一緒に煮たものを食べたことがあります。34138(34124,34152,34183)
・そのまま煮て食べたり、オオハナウドまたはアマニュウの茎と一緒に煮て、油を入れて食べました。34135,34137
・手豆が作物の神に天から人間界に降ろされ、人間の女性の姿になって心のきれいな人間を探して村を訪ね歩いていました。ある家に泊まり、歓迎されて楽しく話をして眠りについたところ、翌朝その女性の姿はなく、寝ていたところにマメが山のように置いてありました。それを村中で分け合って畑にまき、手豆が人間の世界に広まっていったという昔話があります。34109
→口承文芸資料「ニコㇿマメを授けた女神」34435
1499 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0479
マメ
【日】マメ
・秋に収穫して、煮て油をつけて食べます。これは筋子を一緒に煮ることがあります。またカボチャとトウモロコシの実と一緒に煮物料理にします。発酵オオウバユリの団子と一緒に混ぜ煮にしたり、バアソブと一緒に混ぜ煮にし、油を入れてつぶして食べたりもしました。ギョウジャニンニク、タチギボウシと一緒に煮て食べたり、おかゆに入れることもありました。34630,34631(34616,34625,34645,34648,34653,34713,34715,34733)
・昔の人は、死んだ後にあの世で作物を作るためにマメやカボチャ、アワ、ヒエの種を編み袋に入れて用意しておきました。遺族が忘れていると、夢に出て来て催促をされたといいます。それで改めて種を燃やして送り届けたということでした。34618,34674
1500

黒川セツさん

平取町

P0479
マメ
【日】マメ
・手豆と干したカボチャの煮物料理はおいしいものでした。35267
・干す前の青々したマメを塩ゆでにして、イワシ油をつけて食べました。35311
1501

P0479
マメ
【日】マメ
・コケイランの根とマメを一緒に煮て食べました。
1502 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0480
コメ(米)、(イネ)
【ア】シアマム
【日】コメ
・コメは殿様の食べ物です。34153
・お酒のことを「コメのおかゆ」と言ってだまされた上で飲まされ、酔っぱらったことがあります。34442,34443
1503 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0480
コメ(米)、(イネ)
【日】コメ
・30代の頃は、コメだけではなく、アワやヒエなどの穀物に混ぜて食べていました。34717
・神様に祈るときや先祖供養のとき、コメやタバコ、お酒、お菓子などをまきました。34605(34613,34640,34660)
1504

P0480
コメ(米)、(イネ)
【ア】シアマム
・お椀一杯の玄米をもらったら、臼で搗いて精白して食べたものです。
1505 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0008
シロヨモギ
【ア】レタンノヤ
・浜のほうに住む親族にとってきてもらって干したものを、もち米やイナキビなどと混ぜてもちにし、何度も食べたことがあります。こしが強い、ねばりが強いものです。歯がいいときには、その固さが好きでした。しかし年を取り歯が悪くなってからは食べていません。34132,34137
1506 川上シンさん

川上シンさん

平取町

P0061
タバコ
【ア】タンパク
・ヨモギとタバコを刻んでもみ、血止め薬につけました。35009
・シャクナゲやヨモギの葉をタバコとして飲んだことがあります。35003
1507 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0061
タバコ
【ア】タンパク
【日】タバコ
・土地を開墾するとき、木質ツル性植物が茂って家の屋根のようになっている場所には、木原のおばばなどの妖怪が住んでいることがあるので、母は私にタバコやヒエを精白したものを持たせてくれました。それをまいて「これを持ってどこかへ行ってください」と祈りました。34602,34624,34662
・先祖供養のとき、まく順番はまずお酒、その後がタバコでした。キセルでふかしてから捧げる、もしくは吸う人がいなければほぐして火にくべました。食べ物はその後に捧げました。タバコを忘れていると、「どうしてタバコをくれないんだ」と先祖が夢に出て来るのだそうです。34617,34626
・昔話に、今にも自分を殺しにかかって来そうな神にタバコを差し出したところ、気持ちが静まったという話があります。だから本人がタバコを飲む飲まないに関わらず、山へ行くときは小さい袋に入れたタバコを持って行くものだといいます。シナ皮はぎに行ったときも、立ち姿の美しい木に「無事に帰ることができますように」とタバコをまいて祈りました。道に迷った男性が、木の根元にタバコや食物をまいて眠ったところ、木の女神に守ってもらい無事に村へ帰ったという昔話もあります。34624,34626,34627
・交易に行くと「刻みタバコ」が手に入りましたが、そうでない場合は「畑で作るタバコ」を作ったのだと思います。34627
・死んだ人のお棺に入れる袋の中には、装飾品、食糧、小銭、タバコなどを入れました。34672,34673,34674
・村全体の儀式、伝染病の神への祈りの儀式のときも他の供物とともにタバコを捧げました。34627,34734

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