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アイヌの伝承

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ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1232

P0402
アワ、粟
【ア】ムンチロ
【日】アワ
・早稲、晩稲や赤、黒、白などの種類がありました。
・赤い「朝鮮アワ」という種類がありました。イナキビの仲間かも知れません。粒が大きく、つくと固いけれど粘りがあっておいしいものでした。
1233 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0408
ガマ
【ア】シキナ
・ござ編みの材料にしました。34435
・お葬式ではガマで作ったござは、死者に持たせないようにしました。「普通のペラペラの草」で編んだござを持たせました。34435
1234 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0408
ガマ
【ア】シキナ
【日】ガマ
・ござ編みの材料にしました。34734
→口承文芸資料「悪い娘がガマになった」あらすじ34602,34665,34668,34674
・昔話には、病魔はらいのときにはガマで作ったござを使ったというものがあります。お葬式のときに使うのはガマで作ったござではありませんでした。
1235 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0411
トドマツ
【ア】フプニ
・松やにをあかぎれの塗り薬にしました。34108
1236 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0411
トドマツ
【ア】フプ
・昔話では「狩り場で一晩過ごすとき、地べたに寝るのも嫌なので、トドマツの木の根元に枝を立てかけてススキでしばって家のようにし、その下で寝ました」という話があります。34627
1237

黒川セツさん

平取町

P0411
トドマツ
【日】トドマツ
・松やにをあかぎれの塗り薬にしました。35270
1238

P0411
トドマツ
・松やにを丸飲みすると、たんがきれました。
1239 上田トシさん

上田トシさん

平取町

P0414
エゾマツ
【ア】スンク
→口承文芸資料「エゾマツと魔鳥」35298AB
1240 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0414
エゾマツ
【ア】スンク スンク二
・悪い神に追いかけられ、天に届くくらいに大きなエゾマツの木のところへ逃げて助かったという昔話を聞いたことがあります。34108
1241 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0414
エゾマツ
【ア】スンク
【日】マツノキ アオキ
→口承文芸資料「黄金のエゾマツ(カオリ)」34705A,34731B
       「エゾマツと魔鳥」34626A

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