ヘッダーメニューここまで

ここからメインメニュー

  • 自然図鑑
  • アイヌ語辞典
  • アイヌの伝承
  • 物語や歌
  • 絵本と朗読
  • 語り部
  • スタッフ

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

ここから本文です。

アイヌの伝承

種の日本語名 キーワード
伝承者 伝承地
アイヌの伝承から探す
アイヌ語アーカイブから探す
(空欄の場合は全件表示されます)

647件中 251件目から260件目まで表示

最初 | 前へ | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 次へ | 最後

ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1252 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0473
イナキビ(キビ)
【ア】メンクル
・アワやイナキビを穂摘み具で収穫しました。34442
・「柔らかい穀物」「固い穀物」という区別があり、固いイナキビはごはんのように炊いて食べました。34104,34143
・白イナキビ、赤イナキビ、黒イナキビという種類がありました。白いイナキビは手でもむと精白できましたが、赤イナキビはいくらついても固くて駄目でした。34103,34152
1253 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0473
イナキビ(キビ)
【ア】シプシケプ
【日】イナキビ イナキミ
・干した実を精白し、お団子にして食べました。ヒエはお団子になりませんが、アワとイナキビは粘りがあるのでお団子にするには良いものでした。34616
・柔らかいイナキビは、ごはんのように炊くのに適していました。豆を混ぜて食べると溶けるようにおいしかったものです。粉でとろみをつけたおかゆにもしました。固いイナキビもありましたが、作りませんでした。34630
・白イナキビ、赤イナキビ(朝鮮イナキビ)、黒イナキビ、半黒イナキビという種類がありました。赤と黒がおいしく、他の穀物には絶対に混ぜないで保存しておいたものでした。34630,34717
・死者に持たせる袋の中には精白したヒエ、アワ、イナキビ、豆などを入れました。34674
・アワやヒエは穂摘み具で収穫しましたが、イナキビは刈ってから唐竿で叩いて脱穀しました。34744
・先祖供養などの儀式のときにはアワやイナキビの団子を作ってふるまいました。34616
1254

黒川セツさん

平取町

P0473
イナキビ(キビ)
【日】イナキビ
・とろみのついたおかゆに豆とイナキビの粉を入れ、キハダの実を入れて食べました。35269
1255

P0473
イナキビ(キビ)
【ア】メンクル
【日】イナキビ
・白イナキビ、赤イナキビ(朝鮮キビ)、黒イナキビ、半分黒い、早稲(わせ)イナキビという種類がありました。
・カワシンジュガイの穂摘み具で収穫しました。
1256 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0363
エゾテンナンショウ、コウライテンナンショウ
【ア】ラウラウ
・子供の頃、黄色い毒の部分を取り除き、鍋の底にカヤを十字に置いて、その上に根を並べて蒸してから食べました。とてもおいしいものでした。「もっと食べたい」と言うと「あまり食べるものではない」と言われました。34179
・根が小さいうちにコケイランなど他の食用の根と間違えて食べると、唇も舌も腫れあがって大変なことになります。その毒でクマも獲るという猛毒なのですから。34121,34179
1257

黒川セツさん

平取町

P0363
エゾテンナンショウ、コウライテンナンショウ
【ア】ラウラウ
・根を生ですりおろして焼酎につけ、布にくるんで痛いところに湿布しました。布にくるまないと皮がむけてしまいました。35269,35270,35309
・実を食べたり薬に使ったりしました。35269
1258

P0363
エゾテンナンショウ、コウライテンナンショウ
【ア】ラウラウ
・根の毒を取り除いて、焼いて食べるとおいしいものだといいます。また根を生ですりおろして、足が痛いときに湿布したともいいます。
・根の毒を取ってから食べるのでないと辛くてひどいもんだといいます。
・頭がはげている人を「ラウラウ」と呼んでばかにしました。
1259 新井田セイノさん

新井田セイノさん

むかわ町

A0298
ハシブトガラス
【ア】パシクル
【日】カラス
→口承文芸資料「カラスに育てられた女の子」35239A,35240A,35298B
1260 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0298
ハシブトガラス
【ア】パシクル
【日】カラス
・ハシブトガラスでもハシボソガラスでも、送り方が悪いと恐ろしいものだと祖母が語りました。34103
・カラスはむやみに殺したり、殺した時に魂を神の国に送り返す方法が良くないと恐ろしい仕返しをして来るので、鉄砲で撃ったりしてはならないと言われました。34153
・カラスの悪口を言うと、人に取り憑くので恐ろしいものです。カラスが巣をかけたスモモの木を倒してしまった年は、畑に植えたトウモロコシを全てカラスに食べられてしまいました。「食べる物がなくてカラスはトウモロコシに手を出したんだ」と言って、私が木を倒した者たちを叱りました。その翌年はカラスはトウモロコシに手を出さなかったので、本当のことだったと皆で納得しました。34142
・カラスの鳴き声で海が荒れるのがわかったり、どんな人が家を訪問して来るかがわかったりしました。またカラスが夜に鳴くと、何か悪い神が歩き回っているのだと言いました。神様が私たちにこっそりと何かを教えてくれているのを聞き逃さずによく聞いて、あたりをよく観察するものです。34154
1261 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0298
ハシブトガラス
【ア】パシクル
【日】カラス
→口承文芸資料「イクレスイェとカラス神」34637B

本文ここまで

ここからフッターメニュー