ヘッダーメニューここまで

ここからメインメニュー

  • 自然図鑑
  • アイヌ語辞典
  • アイヌの伝承
  • 物語や歌
  • 絵本と朗読
  • 語り部
  • スタッフ

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

ここから本文です。

アイヌの伝承

種の日本語名 キーワード
伝承者 伝承地
アイヌの伝承から探す
アイヌ語アーカイブから探す
(空欄の場合は全件表示されます)

647件中 271件目から280件目まで表示

最初 | 前へ | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 次へ | 最後

ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1276 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0316
ツバメ
【ア】ルヤンペチカプ
【日】ツバメ
・この鳥が固まって飛んでいるのを見たら、必ず雨が降ります。34142
・家の馬屋の廊下に巣をかけていたので、家の者に「絶対にさわるな」と言いました。昔ある人が馬に乗っていると、ツバメが列になって低く飛んできました。若い者がいたずらをして板を立てると、そこに一羽がぶつかって、そのまま落ちて死んでしまいました。そのことがあってからその人の家は不幸が続いて、子供が続けて死んだのです。だからツバメに悪さをしてはなりません。34141
・アマツバメの踊りは、スピードを競うのではなくゆっくりと踊るものです。34134
1278 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0320
トラツグミ
【ア】マウシロチリ
・夜に口笛のような声で鳴く鳥で、その声を真似して口笛を吹くと、おばけが呼ばれたと思って寄ってくると言って禁止しました。34130
1281 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0327
アカショウビン
【ア】ウユイケチリ
・夏に鳴く鳥です。ふるえるような声で鳴くのを聞いたことがあります。春なのに寒そうな声でした。私が怖がると、親戚のおじさんに「アカショウビンだから怖がることはない」と言われました。34130
1282 葛野辰次郎さん

葛野辰次郎さん

新ひだか町静内

A0327
アカショウビン
【ア】ウユイケチリ
【日】アカショッキング
・鳴き声のまねをすると、山に行ったときに道に迷ってしまうと言います。30200
1284 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0329
クマゲラ
【ア】チプタチリ
・名前を聞いたことはありますが、どんな鳥なのかは知りません。34129
1286 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0330
エゾアカゲラ エゾオオアカゲラ コアカゲラ
【ア】エソクソキ
・身内のいうことをきかなかった女の子が神から罰を受け、アカゲラに姿を変えられてしまったという話があります。罰として木を掘って虫をたった一匹しか食べることができないのだといいます。34129
1287 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0330
エゾアカゲラ エゾオオアカゲラ コアカゲラ
【ア】ニトクトキ
・若い頃、アカゲラはいい着物を着てうらやましいと思っていました。34610
1288 葛野辰次郎さん

葛野辰次郎さん

新ひだか町静内

A0330
エゾアカゲラ エゾオオアカゲラ コアカゲラ
【ア】エソクソキ
・アカゲラを鉄砲で撃つと、一生あの鳥のようなボロボロの着物しか着ることができなくなるといいます。30200
1290 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0328
ヤマゲラ、おおげら(方言)
【ア】シルシチリ
・薄緑色の鳥です。親の言うことを聞かなかったために子供が神様から罰せられ、水場で水を飲むことを許されず、虫一匹しか食べることを許されていない鳥です。もし水場で水を飲んでいるところを見かけたらすぐに神様に知らせないと災いがふりかかるといいます。34129(34181)
1292 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0332
カッコウ
【ア】カッコク
【日】カッコドリ
・春になってカッコウが鳴くと、年寄りたちは「カッコウの神が作物の種を背負って天から降りて来た。あの声を聞いたら穀物や豆、何を植えてもいいんだよ」といい、初鳴きを聞いてから畑に種をまきました。淡路島から静内に移住して来た農家の人が「自分の家の年寄りも同じように言っていた」というので「昔の人がいうのは嘘ではないんだよ。カッコウが鳴く前に種をまいたら霜にあたるか、もしくは寒くて種が腐ってしまうので、まき直さなければならないんだよ」と答えました。34109,34130
・昔、川向こうの村の悪い子どもたちがカッコウが鳴いたのを聞いて、盛んに鳴きまねをしました。その村では子ども達がまねをするのを放っておきました。すると作物が何もとれなくなってしまったといいます。こちら側の村ではカッコウの神に敬意を払って、子どもたちがまねをするのを叱ってやめさせました。すると作物が沢山とれたといいます。34130

本文ここまで

ここからフッターメニュー