ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1408 |
平取町 |
P0120 ケヤマウコギ |
【ア】ホロカアユシニ |
・まきにしても、なかなか皮がむけないし燃えません。あまりいい木ではないのです。35004 |
1409 |
むかわ町 |
P0127 ヒシ |
【ア】ペカンペ 【日】ヒシ |
・実を取りに行ったことがありますが、殻だけのものしかありませんでした。35240 |
1410 |
平取町 |
P0127 ヒシ |
【ア】ペカンペ |
・実を煮て食べました。ほくほくしておいしい年と、水っぽくてだめな年があります。35267 |
1411 |
新ひだか町静内 |
P0131 アキグミ |
【ア】ススマウ 【日】グミ |
・実を食べました。34102(34108) ・甘くておいしいものでしたが、今はあまり見かけなくなりました。また実をお湯で煮た汁を飲みました。これは何の薬であったかはわかりません。34137 |
1412 |
P0131 アキグミ |
【ア】ススマウ |
・お腹が悪いときに枝をお湯で煮て飲みました。 | |
1413 |
新ひだか町静内 |
P0136 サルナシ(コクワ) |
【ア】クッチ |
・コクワの実は熟していないとおいしくありません。木の上でしっかり熟してからツルを揺すって落ちたものが本当においしいのです。34101 ・川でサケを捕ったときに、コクワのツルで魚をつないでおきました。 →口承文芸資料「アチカラテスとハラテス」34161 |
1414 |
平取町 |
P0136 サルナシ(コクワ) |
【ア】クッチ シウニンクッチ 【日】コクワ |
・コクワの実は、あまりたくさん食べると舌が痛くなります。まだ熟さないうちにとって、行器や樽の中に保存しておくと熟します。熟した順に食べて行きますが、熟したものは食べないとすぐに腐ってしまい長持ちはしません。34618,34651 ・コクワやマタタビのツルがからまって家の屋根のようになったところには、実のなる時期にはクマがいることがあるので、よく見て注意しなければなりません。34711 |
1415 |
新ひだか町静内 |
P0137 マタタビ |
【ア】マタタンプ 【日】マタタンビ |
・実が熟してから食べたらおいしいものです。34444 ・白老に来たら「ネコのケッツ」と言うので何のことかと思いました。34101 |
1416 |
平取町 |
P0137 マタタビ |
【ア】マタタンプ |
・聞いたことがあります35004 |
1417 |
平取町 |
P0137 マタタビ |
【ア】マタタンプ マタタブ フレクッチ |
・実が熟したときに若い枝を取り、ツルをお湯で煮た汁を神経痛、婦人科の病気、膀胱の病気の薬として飲みました。実をお酒に漬けておいて食べたり、お酒を飲んだりしました。34651 ・コクワやマタタビのツルがからまって屋根のようになったところには、実のなる時期になるとクマがいることがあるので、クマがいないかどうかをよく見て注意しなければなりません。34711 |