ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
---|---|---|---|---|
1573 |
![]() |
A0420 カメ |
【ア】エチンケ エチンケカムイ |
・海漁をする人たちが祈る神様であるといいます。34131(34441) |
1574 |
A0420 カメ |
【ア】エチンケ |
・ウミガメの神様の頭骨を木幣で包んだものが家の宝壇に置いてありました。 ・頼んで雨を降らせるのだといいます。 |
|
1575 |
![]() |
A0510 イモムシ(チョウやガの幼虫の一種) |
【ア】イコンカㇷ゚他 【日】イモムシ ケムシ |
・「ムネケンナイ」というのは草についている緑色のイモムシで、「ニエケンナイ」は木の色をした茶色の大きいイモムシです。寝転がって「自分はムネケンナイだ、嫌がれ嫌がれ」といい、または木のところへ行って「私はニエケンナイだ、嫌がれ嫌がれ」というと、力の強い神がよけて通るといいます。でもこのイモムシは恐ろしいものだから、見つけたら鎌で切って殺してしまえと言われます。34129 ・「トイエンビッキ」は真っ黒い角の生えたイモムシです。それを見たら天の神様に祈りながら、鎌で細かく刻んで罰しないと駄目だといいます。目についたものを逃がしたら命を取られるという恐ろしいものです。津波が来て、逃げる暇がないときは、土を押さえて「私はイモムシだ、嫌がれ嫌がれ」と言うと津波が避けるそうです。34146 |
1576 |
A0510 イモムシ(チョウやガの幼虫の一種) |
【ア】イコンカㇷ゚他 【日】ケムシ |
・いい言葉ではないです。悪いものだといいます。 ・「トイエンビッキ」は恐ろしいものだから殺せといいます。 |
|
1577 |
![]() |
A0510 イモムシ(チョウやガの幼虫の一種) |
【ア】イコンパㇷ゚ 【日】ケムシ |
・色々な種類がいます。34726 |
1578 |
![]() |
A0111 クワガタムシ;鍬形虫 |
【ア】コヨミ(幼虫) |
・幼虫の名前「コヨミ」はアイヌ語名だと思います。34435 |
1579 |
![]() |
A0111 クワガタムシ;鍬形虫 |
【ア】チクパㇷ゚ 【日】クワガタ |
・はさみで挟むからついた名前だと思います。34719(34726) |
1580 |
![]() |
A0123 アリ 蟻 |
【ア】イトゥンナ イトゥンナㇷ゚ 【日】アリ |
・ヒグマは腐った木をひっくり返してアリを食べます。それを真似して食べた人がいました。35002 →口承文芸資料「アリにされた弟」34119.30006 |
1581 |
![]() |
A0123 アリ 蟻 |
【ア】イトゥンナ 【日】アリ |
・アカヤマアリ、クロヤマアリなどアイヌ語名の区別があります。34719 |
1582 |
![]() |
A0124 ヒトノミ;蚤 |
【ア】タイキ 【日】ノミ |
・「タイキ」34153 ・小さいとき、ノミと蚊で眠れなかったのを覚えています。34129 ・ノミを駆除するためといってショウブを敷きつめた上に寝たことがありますが、そのにおいがきつくて酔ってしまい、大変な目にあったことがあります。34143 |