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アイヌの伝承

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ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1598 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0164
セミ類
【ア】ヤキ
【日】セミ
・セミの声を聞くと怠け者になるといいます。暑いからでしょう。34726
1599

A0164
セミ類
【ア】ヤキ
・「ヤキ」という名前しか知りません。
1600 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0178
バッタ
【ア】パッタキ(総称)
・チシマフウロを「バッタ草」といいます。実をさわるとはじけて縮まってしまうのでこの名前があります。34184
※織田氏は和名について語っているわけではなく、写真を見て答えています。
1601 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0178
バッタ
【ア】パッタ(総称) アマムパッタ(キリギリス)
【日】キリギリス
・キリギリスのお腹がふくれていると、その年は豊作だといいます。34726
1602 葛野辰次郎さん

葛野辰次郎さん

新ひだか町静内

A0178
バッタ
【ア】イポプテカムイ
【日】コオロギ
・鍋を煮るときのような声で鳴くので「煮立たせる神」といいます。30213
1603

A0178
バッタ
【ア】コロコロセプ(カンタン?)、アマンポキキリ(キリギリス)
【日】キリギリス
・キリギリスが鳴くのと同じ頃、夜にコロコロときれいな声で鳴く、3㎝もないくらいの小さな虫がいます。「コロコロと鳴くもの」という名前がついています。言い伝えで、沙流地方で舟で沖漁に出た人が、海が時化て霧がかかり帰る方向がわからなくなりました。舟の舳先を叩きながら神に助けを求めていると、コロコロと鳴く虫の声が聞こえて来たのでそちらの方に向かって舟を漕いで行くと、一週間かかって様似のあたりに上陸して助かったものだといいます。
・キリギリスのお腹からハリガネムシが出て来たのを見たことがあります。
1604 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0118
テントウムシ(瓢虫)
【ア】セイウンキキリ
【日】コガネムシ
・毛虫に対して、テントウムシなど固い皮のある虫は「殻のついた虫」といいます。34719
1605 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

A0125
カ 蚊
【ア】エトゥタンネ
・昔話に、人間の娘にほれて子供を作ったという話があります。34133
1606 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

A0125
カ 蚊
【ア】エトゥタンネ
【日】カ
・青草を燃やしていぶすといなくなります。34719
1607

A0125
カ 蚊
【ア】エトゥタンネ
・カばかりではなく、普通の虫がたくさんいます。

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