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アイヌの伝承

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ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1628 伊藤年吉さん

伊藤年吉さん

白老町

A0356
アホウドリ、しかべ
【ア】シカンベ、シカンベトリ、シカンベカムイ
・木幣をつけて祭っていました。海漁に持って行き、ガスがかかって方向がわからなくなったときは頭骨に祈ってから木幣を取り去り頭の上に乗せ、落として方向を占いました。頭のいい神様もいれば間違える神様もいて、遭難することがありました。30612
1629

熊野末太郎さん

白老町

A0270
キタキツネ
【日】キツネ
・山で行方不明になった人がいたとき、キツネの頭骨で行方を占ったのを見ました。術者が頭の上にキツネの頭骨を乗せ、神に祈ってから落としました。2,3回繰り返した後に生きているという結果が出て、その翌日に無事発見されました。30604,30612
1630

近江竹次郎さん

白老町

A0270
キタキツネ
【日】キツネ
・漁に行く舟には木幣で巻いたキツネの頭骨を乗せて行き、ガスがかかって方向がわからなくなったときは祈ってから頭骨を投げ、方向を占いました。30608
1631 伊藤年吉さん

伊藤年吉さん

白老町

A0270
キタキツネ
【ア】チロンヌプカムイ
【日】キツネ
・木幣で包んで家の神様として置いておきました。30612
1632

熊野末太郎さん

白老町

A0019
カタクチ(カタクチイワシ)
【日】マルイワシ
・寄り上がるのは、マイワシではなくカタクチイワシでした。たて網と流し網でとりました。30603
1633

山丸武雄さん

白老町

P0065
ナギナタコウジュ
【ア】エンド
・とっくりのせんにこの葉を使うと、水が腐りませんでした。30604,30608
1634

山丸武雄さん

白老町

P0322
ナガバヤナギ、オノエヤナギ、カラフトヤナギ
【日】ヤナギ
・舟のおはらいをするときは、ヤナギの枝を使います。合計8本のヤナギで舟の両側4本ずつに別れて、舟の舳先から船尾まで舟の外側をはらい、使い終わったものは砂浜の小高くなったハマナス原にあった祭壇に納めました。30604
1635

豊年今朝吉さん

白老町

P0322
ナガバヤナギ、オノエヤナギ、カラフトヤナギ
【日】ヤナギ
・漁に行く前日、舟をヤナギでおはらいしました。その後舟に削りかけをつけ、祈りの儀式をしました。30608
1636

山丸武雄さん

白老町

P0246
ホオノキ(ホウノキ)
【日】ホウノキ
・銛の柄はホウノキで作ります。30604
1637

山丸武雄さん

白老町

P0224
ノリウツギ(サビタ)
【日】サビタ
・銛の中柄はノリウツギで作ります。30604

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