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アイヌの伝承

日本語名:オオバコ

アイヌ語名:エルㇺキナ

利用:薬用、遊び、嗜好

伝承者 伝承地
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4件中 1件目から4件目まで表示

ID 伝承者 日本語名 伝承者の
アイヌ語名
/日本語名
伝承
1025 織田ステノさん

織田ステノさん

新ひだか町静内

P0053
オオバコ
【ア】エㇾムキナ エㇾムンキナ
・できものができた時に、うみの出る穴ができる前に葉を火であぶってからもんで、できものの上にかぶせておくと、早くうみの出る穴ができて治ります。34124
1026 川上まつ子さん

川上まつ子さん

平取町

P0053
オオバコ
【ア】エㇾムキナ ウコンコ
【日】オオバコ
・クマイチゴとオオバコの根を、赤痢などの時の薬としてお湯で煮た汁を飲みます。34624
・葉をできものに貼りつけます。あまり大きな葉をつけるとうみの出る穴が大きくなるので、うみの穴くらいに小さく葉を切ったものを火にあぶってからつけます。何度も貼り替え、うみの根っこが出たら治ります。34624,34625
・子供たちが穂のついた茎をお互いに引っ掛けて引っ張り合い、切れなかった方が勝ちという遊びをしました。34625
1027

黒川セツさん

平取町

P0053
オオバコ
【日】オバコ
・生の葉を傷口につけました。35270
1028 山川 弘さん

山川 弘さん

帯広市

P0053
オオバコ
【ア】ウコンコピッ
【日】オバコ
・婦人病の薬になるので干しておきました。お盆の頃、生のものをとって来てお風呂に入れたのを見たことがあります。30103
・戦争で千島に行った時、足を怪我しました。ある道内出身の人[アイヌではない]がオオバコの葉をとって来てちり紙に巻き、何かのまじない言葉を言いながら傷にあててくれました。少したってから見ると血が止まっていました。そのまじない言葉は人に教えるものではないからと言って教えてくれませんでした。30103
・穂をひっかけて引っ張り合う遊びをしました。30110

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