ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1375 |
帯広市 |
A0421 ヘビ(蛇) |
【ア】シリカウンカムイ 【日】ヘビ |
・ヘビを殺した時は、頭にヨモギの茎を刺しておけと言われました。たたられるのを恐れてそのようにしていたのかも知れません。30100 |
1376 |
新ひだか町静内 |
A0469 カニ |
【ア】アンパヤヤ |
→口承文芸資料「カニ神の艶笑譚(ヨイヤセ)」34161 |
1377 |
むかわ町 |
A0275 カワウソ、ニホンカワウソ |
【ア】エサマン 【日】カワウソ |
・キツネのように人をだますものです。食べ物をひとりじめする人のことを「カワウソのようだ」といいました。35245 |
1378 |
新ひだか町静内 |
A0275 カワウソ、ニホンカワウソ |
【ア】エサマン |
・ろくでもないものです。34181 |
1379 |
A0275 カワウソ、ニホンカワウソ |
【ア】エサマン 【日】カワウソ |
・魚とりが上手な人は「カワウソ」というあだ名をつけられました。 →口承文芸資料「ぬすっとカワウソ」 |
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1383 |
平取町 |
P0027 コウゾリナ |
【ア】イセポアンチャミ |
・電柱の根元などから生えています。食べることはありませんでした。35003 |
1384 |
平取町 |
P0027 コウゾリナ |
【ア】イセポアンチャミ |
・家の中にヘビが入ったときは、炉の火の上にヨモギ、アカザ、コウゾリナなどの青草をかぶせて煙を家に充満させると屋根から逃げて行きました。34605 ・アイヌ語名「ウサギのアザミ」は、ウサギが食べるからそのように名前がついたのかも知れません。34632 |
1385 |
新ひだか町静内 |
P0032 ツリガネニンジン エゾツリガネニンジン |
【ア】ムケカシ |
・葉を汁の具にして食べます。やわらかくておいしいものでした。しかし根は「ボサラボサラ」しておいしくありません。根を食用にするのは「あたりまえのムク(種名未詳)」です。34109 |
1386 |
P0032 ツリガネニンジン エゾツリガネニンジン |
【ア】ムケカシ |
・葉を汁の具にして食べました。 | |
1387 |
平取町 |
P0033 ツルニンジン |
【ア】トプムク |
・名前を聞いたことがあります。バアソブかジイソブかははっきりわかりませんが、根を食べた覚えがあります。少し渋いものでした。35003 |