ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
---|---|---|---|---|
1428 |
平取町 |
P0192 キンミズヒキ |
【ア】ライタ ライタキナ |
・赤痢など出血性のお腹をこわす伝染病の薬として、この根をクロイチゴの根、オオバコの根と一緒に煮て、汁を飲みました。何も混ぜずにそれだけで煮て飲んでも良いのです。34649(34651) |
1429 |
新ひだか町静内 |
P0201 エゾノコリンゴ |
【ア】セタラ |
・実を競争して食べたものです。口に入れると、溶けるようにおいしいものでした。河原にありましたが、大人になってからはあまり見かけなくなりました。34102 |
1430 |
平取町 |
P0201 エゾノコリンゴ |
【ア】セタンニ 【日】マメリンゴ |
・昔は木があり、実が鈴なりになっていましたが、今はなくなってしまいました。35268 |
1431 |
帯広市 |
P0201 エゾノコリンゴ |
【ア】セタラ セタラニ 【日】ヤマナシ |
・30110 |
1432 |
新ひだか町静内 |
P0207 シウリ(シウリザクラ) |
【ア】シウリ |
・山で造材の仕事をしていた時、家の柱材に加工したかも知れませんが、よく覚えていません。34102 |
1433 |
P0207 シウリ(シウリザクラ) |
【ア】シウリ |
・「シウリ」はアイヌ語ではないでしょうか。浜ではこの木で舟の櫂を作ります。スッとした軽い木です。 | |
1434 |
白老町 |
P0207 シウリ(シウリザクラ) |
【ア】シウリ |
・車櫂にするには一番いい木でした。30600 |
1435 |
むかわ町 |
P0211 ハマナス(ハマナシ) |
【日】ハマナス |
・生の実を食べました。豚に食べさせたこともあります。35240,35247 |
1436 |
新ひだか町静内 |
P0211 ハマナス(ハマナシ) |
【ア】マウ |
・子供の頃は山の方に住んでいて知りませんでしたが、浜に遊びに行ったときに食べられると教えてもらいました。生で丸のまま口に入れたところ中に綿がたくさんあり「これでは食べられない」と言うと、「その綿を取ってから食べるものだ」と言われました。34102 |
1437 |
新ひだか町静内 |
P0221 シロワレモコウ ナガボノシロワレモコウ |
【ア】シッカラムン |
・アワの穂のように、実がついたら穂がたれてきます。目が痛かったり目やにが出たとき、おばあさんがこの葉をとってきてくれて、お湯に通してから目をぬぐってくれました。34101,34184 |