ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
---|---|---|---|---|
1478 |
新ひだか町静内 |
P0476 ホソバトウキ(イワニンジン) |
【ア】ウペウ 【日】イワニンジン |
・朝鮮人参というものが知られてから、このイワニンジンも薬になるといって採取されました。34132 ・風邪をひいたとき、二日酔いのときお茶にして飲みました。34137,34178 |
1479 |
P0476 ホソバトウキ(イワニンジン) |
【ア】ウペウ |
・岩場に生えます。お茶にして、二日酔いのときなどに飲みます。 |
|
1480 |
平取町 |
P0064 ジャガタライモ、ジャガイモ |
【ア】エモ |
・しばれイモは、水が出てべちゃべちゃになります。35009 |
1481 |
平取町 |
P0064 ジャガタライモ、ジャガイモ |
【ア】エモ 【日】イモ ジャガイモ |
・丸のまま塩ゆでにして筋子をつけて食べたり、汁物の具にしたり、缶に釘で穴をたくさん開けたものですりおろして団子にし、汁物に入れたりして食べました。しばれイモも作って食べました。これはひと冬屋外で放ったらかしにしたジャガイモの皮を剥き、何回も水を替えて汚れを取り、つぶして平らなお団子状にしました。それを汁物やおかゆに入れたり、焼いて油をつけて食べました。イモは食糧の要なので、土に埋めて保存しておきました。34631,34733 ・お腹をこわしたときの薬にしました。オオウバユリのデンプンよりも効き目がありました。34732 |
1482 |
平取町 |
P0064 ジャガタライモ、ジャガイモ |
【日】ジャガイモ |
・長イモも、ジャガイモと同じようにしばれイモにして食べるとおいしいものでした。35311 |
1483 |
むかわ町 |
P0477 カボチャ |
【日】カボチャ |
・昔はマメと一緒に煮て食べました。35245 |
1484 |
新ひだか町静内 |
P0477 カボチャ |
【ア】カンポチャ |
・産後「カボチャを急に食べるな」と言われました。芋は塩煮などにしてもらって食べました。34123 |
1485 |
平取町 |
P0477 カボチャ |
【日】カボチャ |
・そのまま塩ゆでにして食べます。ヒエのご飯に混ぜても食べました。34631 ・干して保存しておきました。マメとトウモロコシと干したカボチャを煮物にして食べます。34631 ・昔の人は、死んだ後にあの世で作物を作るためにマメやカボチャ、アワ、ヒエの種を編み袋に入れて用意しておきました。遺族が忘れていると、夢に出てきて催促をされたといいます。それで改めて種を燃やして送り届けたということでした。34618,34674 |
1486 |
平取町 |
P0477 カボチャ |
【日】カボチャ |
・どんぐりとマメと一緒に干したカボチャを入れ、煮物料理にして食べました。35267 |
1487 |
白老町 |
P0477 カボチャ |
【日】カボチャ |
・マメとトウモロコシと一緒に煮たものを「ボツボツ」といいます。35212 |