ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1468 |
新ひだか町静内 |
P0353 ユキザサ(方言:アズキナ) |
【ア】ペペロ |
・食べられます。根は竹箸くらいに細いものです。34132 |
1469 |
P0353 ユキザサ(方言:アズキナ) |
【ア】ペペロ 【日】アズキナ |
・茎や葉を汁物の具にして食べました。 | |
1470 |
平取町 |
P0359 バイケイソウ |
【ア】スクプキナ |
・「村に飢饉が来て、村の半分が山に逃げていきました。野草を食べていたのですが、ある時バイケイソウを間違って食べて危なく死ぬところでした」という昔話があります。34653 |
1471 |
P0359 バイケイソウ |
【ア】ホシキテイネ |
・湿地に生えるもので、皮膚病の薬としてお風呂に入れました。 | |
1472 |
新ひだか町静内 |
P0418 イチイ(方言:オンコ) |
【日】オンコ |
・イチイの若木が束になって生えていることがあります。これはカラスか何かが実を食べ、フンをした中に種がたくさん入っていたものが育ったのでしょう。34109 |
1473 |
P0421 トクサ |
【ア】シプシプ |
・聞いたことはありますが、どんなものかは覚えていません。 | |
1474 |
帯広市 |
P0421 トクサ |
【ア】シプシプ |
・30100 |
1475 |
新ひだか町静内 |
P0427 クジャクシダ |
【ア】ケムトゥイェキナ |
・「血止め草」という名のきれいな草で、家の水汲み場のまわりに生えています。普段から干しておきました。1年経って新しい草が出ると、古いものは外の祭壇に持って行って神の国に送り、また新しいものをとりました。子供の頃おもちゃにしようとすると「薬だから粗末にしてはいけない」と言われました。手がしびれて固くなる病気(リュウマチか)の人が飲んだのかどうしたか知りませんが、これで治ったと言っていました。34123 (編注:和名は不明でしたが、最近になって織田さんのご遺族が「この草だ」と示してくださったのはクジャクシダでした) |
1476 |
新ひだか町静内 |
P0431 ワラビ |
【日】ワラビ |
・赤ちゃんの肌が赤くなったときつけるのに一番いいものでした。そのうちに天花粉というものができて、そちらを使うようになりました。34121 |
1477 |
P0431 ワラビ |
【日】ワラビ |
・お餅にして食べました。アイヌ語の名前は思い出せません。 |