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クサノオウの花
日当りの良い場所に生えるケシ科の2年草です。植物を傷つけると黄色い乳液が出ます。これは有毒のアルカロイド成分を含みますが、古くから民間薬として使われてきました。 アイヌ文化では、茎や葉の煮汁を便秘や痔のときに飲みます。乳液をいぼや傷につけて治します。痔の薬にもすることにアイヌ語名が由来すると考えられます。
クサノオウ(7/5)
植物編:植241(1)アイヌ語名:オトンプイ・キナ otompuykina 語義:[肛門・草]地域・文献:⦅長万部、幌別、穂別、様似、芽室⦆⦅A沙流・鵡川・千歳・石狩・有珠⦆区分:茎葉
織田ステノさん 新ひだか町静内
アイヌ語での呼び方:オトンプイキナ ・お湯で煮た汁を、かゆいところにつけました。この草は効き目が強いので、お湯にかゆいところをつけるとピリピリとしびれました。34124(34153)