エゾヤマザクラ
学名 | Cerasus sargentii (Rehder) H.Ohba,1992 |
科名 | バラ科 |
種類 | 木 |
種ID | P0205 |
山地や林内に生えるバラ科の高木です。桜の仲間は種類がいくつかありますが、最も一般的な桜はこの種です。
アイヌ文化では、この樹皮を利用して小刀のさや、煙草入れなどを作り、また器具の補強にも用いました。
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エゾヤマザクラの幹
アイヌ語辞典
植物編:植205(1)
アイヌ語名:カリンパ karimpa
地域・文献:⦅胆振、日高沙流⦆
区分:桜皮
アイヌの伝承
アイヌ語での呼び方:カリンパ
・おじいさんたちが、樹皮をとってきて「重し」を乗せ、平に伸ばしていたのを覚えています。何かの細工に使うためだったのでしょうが、細工をしているところは子供だったせいか見た覚えがありません。34102