ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1101 |
平取町 |
P0205 エゾヤマザクラ、オオヤマザクラ |
【ア】カリンパニ |
・おじいさんたちが、樹皮を巻いて作られたたばこ入れを持っていたのを覚えています。でもそれはアイヌが作ったのではなく、和人から買ったものだったかも知れません。34627 |
1102 |
P0205 エゾヤマザクラ、オオヤマザクラ |
【ア】カリンパ 【日】サクラ |
・舟を作ったり、山刀のさやを作りました。 | |
1103 |
新ひだか町静内 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキンニ |
・風邪をひいたときにお茶にして飲んだり、おかゆに入れたりします。34132,34178 ・枝を窓や戸口に刺します。水桶にも入れます。34178 |
1104 |
平取町 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキンニ |
・二日酔いのときにお茶にして飲みます。34641,34653 ・水桶に枝を刺してふたをし、魔物が入らないようにしておきます。魔よけの意味以外にも、水の香りが良くなります。34605,34626,34729,34641 ・病気の神が来ないように、火にくべて燃やしたり、窓や戸口に枝を刺したりします。寝る前に火にくべて、燃え尻を灰の中に埋めておきます。すると翌朝家の中に香りが広がっているのです。34605,34640,34713 |
1105 |
平取町 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキンニ 【日】ナナカマド |
・二日酔いのときや風邪をひいたときにヒエのおかゆに入れて食べました。35267,35269,35270 ・伝染病がはやったときに炉で燃やすと、香りが家中に広がり、病気の神様が嫌がって近寄らないといいます。35294 |
1106 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキン二 |
・体がだるいときに、お湯で煮たものを飲みました。 ・子供のときに小さい袋に入れて、お守りに持たされました。 ・伝染病の神の魔よけとして枝を水桶に入れたり、窓や戸口のわきに刺したりしました。 →口承文芸資料「流行病とナナカマドの祭壇」 |
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1107 |
平取町 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキンニ |
・伝染病がはやったときには、家のまわりに置きます。35100 |
1108 |
帯広市 |
P0206 エゾノウワミズザクラ |
【ア】キキンニ |
・黒い実を食べます。30110 |
1109 |
むかわ町 |
P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユシニ 【日】アカタランボノキ |
・この木でおはらいをします。35243 →口承文芸資料「火の女神の嫉妬(アテヤテンナ)」35277,35239,35241,35248 |
1110 |
新ひだか町静内 |
P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユシニ フレエマウリニ 【日】キイチゴ |
・血便が出るようなお腹の病気のとき、枝をとってきて、少しの小豆と一緒に煮てお茶の代わりに飲んで治しました。それを知らないでいると隠れ(=隔離)病院に入ることになります。34107,34121,34142 |