ID | 伝承者 | 日本語名 | 伝承者の アイヌ語名 /日本語名 |
伝承 |
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1106 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキン二 |
・体がだるいときに、お湯で煮たものを飲みました。 ・子供のときに小さい袋に入れて、お守りに持たされました。 ・伝染病の神の魔よけとして枝を水桶に入れたり、窓や戸口のわきに刺したりしました。 →口承文芸資料「流行病とナナカマドの祭壇」 |
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1107 |
平取町 |
P0223 ナナカマド |
【ア】キキンニ |
・伝染病がはやったときには、家のまわりに置きます。35100 |
1108 |
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P0206 エゾノウワミズザクラ |
【ア】キキンニ |
・黒い実を食べます。30110 |
1109 |
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P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユㇱニ 【日】アカタランボノキ |
・この木でおはらいをします。35243 →口承文芸資料「火の女神の嫉妬(アテヤテンナ)」35277,35239,35241,35248 |
1110 |
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P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユㇱニ フレエマウリニ 【日】キイチゴ |
・血便が出るようなお腹の病気のとき、枝をとってきて、少しの小豆と一緒に煮てお茶の代わりに飲んで治しました。それを知らないでいると隠れ(=隔離)病院に入ることになります。34107,34121,34142 |
1111 |
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P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユㇱニ |
・エゾヨモギと混ぜて清め草を作り、悪い神、木原のおばば、キツネ、死霊などがついたときにおはらいをしました。普通のお葬式のときは、どんな草でもいいので清め草を作りおはらいをしました。 34602,34610,34624,34665,34714(34626,34723) ・窓に刺しておきます。34713 |
1112 |
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P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユㇱニ |
・小さい頃は私の体が弱かったので近親者がおはらいをしてくれました。人が山や川で死んだ時にもおはらいをしながら神に祈りました。35002,35003,35004 |
1113 |
平取町 |
P0214 タチイチゴ、クマイチゴ、エゾノクマイチゴ |
【ア】フレアユㇱニ |
・伝染病がはやったときには、家のまわりに置きます。35100 ・いちごがなる、とげのある木です。魔よけに手草にしておはらいをします。35112(35012) |
1114 |
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P0241 クサノオウ |
【ア】オトンプイキナ |
・お湯で煮た汁を、かゆいところにつけました。この草は効き目が強いので、お湯にかゆいところをつけるとピリピリとしびれました。34124(34153) |
1115 |
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P0241 クサノオウ |
【ア】オトンプイキナ |
・陰干しをしておき、お腹が痛いときや、婦人科の病気や産後の具合が良くないときにお湯で煮た汁を飲みました。34626,34647,34729 |