アイヌと自然デジタル図鑑

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アイヌの伝承

日本語名:エゾニワトコ

アイヌ語名:ソコニ

利用:食用、薬用、祈り、生活用具

伝承者
伝承地

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ID
1023
伝承者


日本語名
P0045
エゾニワトコ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】ソコニ
【日】コンボノキ
伝承
・痔や婦人病の薬として、お湯で煮た汁で患部を洗いました。心臓が悪い人が汁を飲んだら治ったという話を聞いたことがあります。しかし家のそばに植えるものではありません。
→口承文芸資料「妻の病気と屋根に生えた木」
・お腹が痛いときにこの枝を削り、お湯で煮た汁を布に染み込ませてお腹に湿布をしました。
・子供ができて乳腺炎になったときもこの木で湿布するのではないかと思います。
ID
1024
伝承者
山川 弘さん

山川 弘さん
帯広市

日本語名
P0045
エゾニワトコ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】ソコンニ
【日】ニワトコ ゴボウノキ
伝承
・木の皮を剥き、芯の青い部分を煎じて足の怪我などの際に湿布をします。30109
・葬式の時、死者に持たせるため男の人たちがこの木を切って中をくり抜き、タバコ入れを作っていました。キセルは生前使っていたものを持たせますが、これには[死者に持たせる際の決まりとして]折る、もしくは傷をつけました。30107

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