| ID |
| 1170 |
| 伝承者 |
上田トシさん
平取町
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| 日本語名 |
P0301
ミズナラ オオナラ
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】ペロ
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| 伝承 |
| →口承文芸資料「ヤナギとミズナラの会話を聞いた女」35238 |
| ID |
| 1171 |
| 伝承者 |
織田ステノさん
新ひだか町静内
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| 日本語名 |
P0301
ミズナラ オオナラ
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】ペロニ
【日】ナラ
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| 伝承 |
・昔は不作の年はどんぐりの実りが悪いので、来年のことを考えてどんぐりを拾い、ゆで干しをしておいたものです。それをふたのない漆器に入れて保存しておき、おやつがわりに食べました。
34121,34131
・この木の皮をとってきて、オヒョウの木の皮と一緒に煮ました。するとオヒョウの皮が赤く染まります。それから泥染めなどをして染めたものです。ミズナラで煮ていないものを何日泥につけておいてもきれいに染まりません。34103
・男の人たちは、魚の漁をする網をミズナラの皮で赤く染めました。白い網だと魚から見えてしまうのだといいます。34103
・子供がお腹をこわしたときに「お腹が固まるから」と言って食べさせました。あまり食べ過ぎると今度は出なくなってしまうのでした。34107,34131
→口承文芸資料「クマと木の神の会話を聞いた男」 |
| ID |
| 1172 |
| 伝承者 |
川上まつ子さん
平取町
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| 日本語名 |
P0301
ミズナラ オオナラ
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】ペロ
【日】ナラ
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| 伝承 |
・村の上手に大きなミズナラが立っていて、そこには祭壇がありました。村を守る神といって、春先や伝染病がはやったときには木幣を供えて儀式をしました。34605,34613,34640
・シナノキの皮を煮るときは、やわらかくするためにミズナラなどのかたい木の木灰を入れました。やわらかい木の木灰ではなかなかやわらかくなりませんでした。34729
→口承文芸資料「イクレスイェとミズナラの神」34695 |