アイヌと自然デジタル図鑑

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アイヌの伝承

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ID
1252
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
P0473
イナキビ(キビ)
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】メンクル
伝承
・アワやイナキビを穂摘み具で収穫しました。34442
・「柔らかい穀物」「固い穀物」という区別があり、固いイナキビはごはんのように炊いて食べました。34104,34143
・白イナキビ、赤イナキビ、黒イナキビという種類がありました。白いイナキビは手でもむと精白できましたが、赤イナキビはいくらついても固くて駄目でした。34103,34152
ID
1253
伝承者
川上まつ子さん

川上まつ子さん
平取町

日本語名
P0473
イナキビ(キビ)
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】シプシケプ
【日】イナキビ イナキミ
伝承
・干した実を精白し、お団子にして食べました。ヒエはお団子になりませんが、アワとイナキビは粘りがあるのでお団子にするには良いものでした。34616
・柔らかいイナキビは、ごはんのように炊くのに適していました。豆を混ぜて食べると溶けるようにおいしかったものです。粉でとろみをつけたおかゆにもしました。固いイナキビもありましたが、作りませんでした。34630
・白イナキビ、赤イナキビ(朝鮮イナキビ)、黒イナキビ、半黒イナキビという種類がありました。赤と黒がおいしく、他の穀物には絶対に混ぜないで保存しておいたものでした。34630,34717
・死者に持たせる袋の中には精白したヒエ、アワ、イナキビ、豆などを入れました。34674
・アワやヒエは穂摘み具で収穫しましたが、イナキビは刈ってから唐竿で叩いて脱穀しました。34744
・先祖供養などの儀式のときにはアワやイナキビの団子を作ってふるまいました。34616
ID
1254
伝承者

黒川セツさん
平取町

日本語名
P0473
イナキビ(キビ)
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【日】イナキビ
伝承
・とろみのついたおかゆに豆とイナキビの粉を入れ、キハダの実を入れて食べました。35269
ID
1255
伝承者


日本語名
P0473
イナキビ(キビ)
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】メンクル
【日】イナキビ
伝承
・白イナキビ、赤イナキビ(朝鮮キビ)、黒イナキビ、半分黒い、早稲(わせ)イナキビという種類がありました。
・カワシンジュガイの穂摘み具で収穫しました。
ID
1256
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
P0363
エゾテンナンショウ、コウライテンナンショウ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】ラウラウ
伝承
・子供の頃、黄色い毒の部分を取り除き、鍋の底にカヤを十字に置いて、その上に根を並べて蒸してから食べました。とてもおいしいものでした。「もっと食べたい」と言うと「あまり食べるものではない」と言われました。34179
・根が小さいうちにコケイランなど他の食用の根と間違えて食べると、唇も舌も腫れあがって大変なことになります。その毒でクマも獲るという猛毒なのですから。34121,34179

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