アイヌと自然デジタル図鑑

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アイヌの伝承

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ID
1262
伝承者
葛野辰次郎さん

葛野辰次郎さん
新ひだか町静内

日本語名
A0298
ハシブトガラス
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【日】カラス
伝承
→口承文芸資料「カケスとカラスの神謡」あらすじ30200
ID
1264
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
A0300
カケス、ミヤマカケス
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】エヤミ
伝承
・神の国でも並ぶ者のないくらいに雄弁な男神であるといいます。カケスをとったら、大切に保管して自分の憑き神になって自分を見守ってもらうように祈ります。そのことは誰にも言ってはならず、自分の心にだけいつもとどめておきます。そうすれば雄弁など、他の人にはない才能に恵まれるようになるといいます。34154(34153)
→口承文芸資料「金色のひしゃく銀色のひしゃく(トゥノヤケレノヤケ)」30007,30008
ID
1265
伝承者
川上まつ子さん

川上まつ子さん
平取町

日本語名
A0300
カケス、ミヤマカケス
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】エヤミ
【日】カケス
伝承
・カケスは神様だという話も、口承文芸に出てくるのも聞いたことはありません。ただ、木のわなを仕掛け、えさのトウモロコシをカケスがつついたら木がはねて挟まりました。とったカケスは頭も体も刻んで汁物にして食べました。34600
ID
1266
伝承者
葛野辰次郎さん

葛野辰次郎さん
新ひだか町静内

日本語名
A0300
カケス、ミヤマカケス
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】エヤミ
【日】カケス
伝承
→口承文芸資料「カケスとカラスの神謡」あらすじ30200
ID
1268
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
A0303
スズメ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】アマムエチカプ アマムエチカッポ
【日】スズメ
伝承
・スズメが家に寄りつかない、巣を作らないと、火の元が心配だといいました。人と共に暮らすことになっているのでしょう。スズメは家の神と火の神の言うことを聞きながら暮らしているのだから、いたずらで巣をさわったりするものではないと言われました。またスズメが穀物を食べてしまっても、全て食べるだけではないからといって好きに食べさせていました。34142
・スズメの頭をつまみ「おまえの親族の踊りをしなさい」と言って踊りを踊らせました。「酒に酔った、酒に酔った」と言ってスズメを寝かせるとそのまま板の上に伏せてじっとしているのです。頃合いを見て「大騒ぎだ!」といって板を叩くと、飛んで逃げました。不思議とこちらのいう通りになるので、子供たちは不思議がりました。34124

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