| ID |
| 1355 |
| 伝承者 |
川上まつ子さん
平取町
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| 日本語名 |
A0289
シカ(エゾシカ)、鹿
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】ユㇰ
【日】シカ
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| 伝承 |
・シカを神の国に送ったという話は聞いたことがありません。シカは大きいので、とったら肉を置いて帰り、人手をくり出して取りにいきました。34662
→口承文芸資料「ききんの神さま」34682
「飢饉を救った狩り場の神(ペットゥ)」34703,34718,34731 |
| ID |
| 1356 |
| 伝承者 |
上田トシさん
平取町
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| 日本語名 |
A0268
イヌ(犬、北海道犬)
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】セタ
【日】イヌ
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| 伝承 |
| →口承文芸資料「白い犬の水くみ」35230 |
| ID |
| 1357 |
| 伝承者 |
織田ステノさん
新ひだか町静内
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| 日本語名 |
A0268
イヌ(犬、北海道犬)
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】レイェㇷ゚カムイ レイェㇷ゚ セタ
【日】イヌ
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| 伝承 |
・白いイヌはオオカミ神の子供の子孫だといいます。34107,34129
・子供の頃、家で飼っていた白いイヌを「神様が家に来た」と言って大事にしました。鉢でご飯を食べさせ、私がトイレに行くとついて来て、突然雷が鳴ったのにびっくりして一緒に家の中に飛び込んだりする仲良しでした。でもある時、よその人が地面にまいた毒薬を飲んで死んでしまいました。家族はみんな泣いて、木幣を捧げ丁重に送りの儀式をしました。34107,34183
・イヌの性質はよく見るものです。気の荒いものは人をかんだり食べたりします。歯をむき出しにするようなイヌはいけません。またイヌの毛並みを見て、頭や胸にひもでしばったような模様があると、それは人のお葬式の時に遺体を包むためのひもの名残りであり、死んだ人が悪いことをしてあの世にいられないので生まれ変わって来たのだといって飼いませんでした。飼うのは模様のあるイヌではなく、全身一色のイヌです。34107
・昔のおばあさんが畑に仕掛けたシカわなにシカがかかり、それを家まで運んで来て置いておくと、クマが襲って来ました。家のイヌが頑張って吠え、おばあさんは一晩中鍋の底を刃物で削って音を立てていたので、クマは家に入って襲って来ることはなく、やがて山に帰って行きました。34108
→口承文芸資料「目つきの悪い犬」30006
「イヌの神様からの授かり物」34100
「イヌを連れてひとりで嫁いで行った娘」34149,34150
「姉に虐待された娘とオコジョ神」34172,34189 |
| ID |
| 1358 |
| 伝承者 |
川上まつ子さん
平取町
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| 日本語名 |
A0268
イヌ(犬、北海道犬)
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】レイェㇷ゚ セタ
【日】イヌ
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| 伝承 |
| →口承文芸資料「沖の国から逃げてきた陸の国の女」34688 |
| ID |
| 1359 |
| 伝承者 |
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| 日本語名 |
A0268
イヌ(犬、北海道犬)
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| 伝承者のアイヌ語名/日本語名 |
【ア】レイェㇷ゚カムイ レイェㇷ゚ セタ
【日】イヌ
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| 伝承 |
・黒いイヌは意気地なしです。
→口承文芸資料「石狩の漁場から逃げた男」
「犬と一緒に育てられた少年」
「犬を粗末に扱った嫁」
「山奥で暮らす老夫婦と犬」
「大沼の大蛇」
「魚とりでクマに襲われたおばあさん」 |