アイヌと自然デジタル図鑑

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アイヌの伝承

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ID
1061
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
P0125
ハリギリ、センノキ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】アイウシニ
【日】センノキ
伝承
・大きくなったときのアイヌ語の名前はわかりませんが、ノコギリで切ると、とても切りやすいやわらかい木でした。34109(34101,34131,34152)
・この木で臼を作りました。34443
ID
1062
伝承者
川上まつ子さん

川上まつ子さん
平取町

日本語名
P0125
ハリギリ、センノキ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】アユシニ
【日】セン センノキ
伝承
・おじいさんが若いとき山に行くと、コノハズク(=鳥名)が後からついてきてずっと鳴いていたそうです。気味が悪いので「とげの生えた木」を声のするほうに振り上げました。しばらく声は止むものの、またしばらくすると鳴いてついてきます。でも何とか木のおかげで無事に帰ることができたということでした。34685
・センノキを火にくべると、大きくはねて遠くまで飛ぶので、まきには使いません。34685,34671
ID
1063
伝承者
山川 弘さん

山川 弘さん
帯広市

日本語名
P0125
ハリギリ、センノキ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【日】センノキ
伝承
・お盆やテーブルを作りました。柔らかくて折れやすく、製品にした後の狂いがなく良い木です。30109A
ID
1064
伝承者
新井田セイノさん

新井田セイノさん
むかわ町

日本語名
P0139
シナノキ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【日】シナ
伝承
・人から頼まれて、大鍋でシナノキの皮を煮たことがあります。でもすすがついてあまりうまくいきませんでした。35245
ID
1065
伝承者
織田ステノさん

織田ステノさん
新ひだか町静内

日本語名
P0139
シナノキ
伝承者のアイヌ語名/日本語名
【ア】ニペシニ ポンニペシ
【日】シナ シナノキ
伝承
・皮を剥ぐのは6月です。34104
・皮は[一部ではなく]全てはぎます。若木の樹皮(内皮)をとって糸を作ると、やわらかくて丈夫な糸ができます。太くなった木から作った糸は切れやすいのです。作った縄で、家の屋根や壁のカヤをしばったり、荷物をしばったり、馬をつなぐのに使いました。34101
→口承文芸資料「シナ皮を背負ったクマ」34126,34146
・糸を作る方法は、沼につけておく方法もありますが、それをせずに灰を入れて煮て作った糸が一番丈夫です。34147
・シナノキで作った糸は水がかかっても切れずに丈夫です。34121

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