動物編 §078 イトウ;オペライペ;オビラメ
(1)operaype オペライペ [op(銛)でとる魚] ⦅美幌、屈斜路、天塩⦆ このnotkew poneを神に捧げる(コ146)イトウの一種? 北III,135 分配法ビIX,70
(2)yayatte-cep ヤヤッテチェプ 成魚 ⦅名寄⦆
注1.――ユグイみたいな真白い2尺位の頭の大きい夕張の滝の上にいる⦅似湾⦆
注2.――オペライペ⦅天塩⦆久日134,41
(3)siatcep シアッチェプ [‘最後に・群来る・魚’、si(本当に)at(群来る)cep(魚)] ⦅美幌⦆
注1.――いちばん終わりにくる♂で6尺以上もあり、身は真っ赤だ。(ビIX,49)
notkeweとって卜占にする。
この皮は鮭のよりいい。毛皮はイトーにそっくり、頭の形がちがい、身は真っ赤で、イトよりうまい。(屈斜路)(阿国公,p.8、阿寒、屈斜路、II)
このcepの♂の老魚pinne-ipe、♀の老魚matne
operaype-ipe⦅屈斜路⦆これが不漁の時部落の各戸から少しずつ出し合って川口の所に木幣を立てて沼の神に祈る祭りをする(?)オペライペ