動物編 §133 ベッコウバエ
(2)si-kikir シキキリ ⦅高島、穂別⦆ ベッコウバエ 穂54
(3)sipe-kikir シペキキリ ⦅幌別、千島、近文⦆ ベウコウバエ
今便所にアブのような細い黄色い虫がとんでいる。これが多い時にサケが多くとれる。(幌別)
(4)cuk-mos チュクモシ ⦅美幌⦆ ベッコウバエ?
これが出れば鮭とれる。
メスアカケバエ Bibio japonica Motschulskyの幼虫
(5)uremuninkap ウレムニンカプ [<ure(足)muninka(腐らす)-p(もの)] ⦅幌別、穂別、千歳⦆
秋、ジャガイモなどを掘っているとワラジ虫に似てそれよりも小さい虫がもりもりと動いている。これに足が触れると腐れると(幌別)。浜の砂の中に何百何千とかたまっている蛆のような小さい虫。mosospe位。アサギ色。一丼ぐらい。
(6)eruype-mos エルイペモシ ⦅天塩⦆ ハエの一種(大形のもの)
(7)rap-cup ラプチュプ ⦅沙流⦆ ウマバエ(方言コアブ) Gastrophilus eqw. 民71 サル255