動物編 §390 (その他の鳥名)
kenas-kor-unarpe ケナシコロウナラペ [<木原を・所有する・小母] ⦅幌別⦆
みみずく(ahunrasampe)のような鳥だという。この鳥は野山に枯れ枝の小山をこしらえておく。もし、人間が間違ってこの枯れ枝を拾って来て、焚けば、小屋の近くへ来て夜っぴいて恐ろしい声を挙げて談判(caranke)するという。白い犬に化けることもあるという。不吉な魔性の鳥と考えられている。この鳥の子守歌というのが、伝承されているが、意味はほとんど分からない
pes-ran pes-ran
pes ramaste
sontotor masu
akay amake
ku-e-tusmak
tuy-tuy kuwak-kuwak
ku-e-tusmak
tuy-tuy kuwak-kuwak