植物編 §152 ミツバウツギ Staphylea Bumalda Sieb. et Zucc.
(1)esorokanni エソロカンニ [e(それで)soro(かんな)kar(つくる)ni(木)] 茎 ⦅穂別⦆⦅A沙流・千歳⦆
(2)nominit ノミニッ [nomi(のみ)nit(柄)] 茎 ⦅A有珠⦆
(参考)語義の示す通り、この木でかんなの台やのみの柄を作った。
この木は、表皮(kan-kap“上の・皮”)を去り、内皮(pokin-kap“下の・皮”)を熱湯(sesek-usey“熱い・湯”)に入れて、その汁で打ち身などを湿布した(穂別)。