アイヌと自然デジタル図鑑

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アイヌ語辞典

植物編 §245 クスノキ Cinnamomum Camphora Sieb.

 北海道にクスノキはない。しかし、幌別では、海岸に寄り上がる木片の中に稀に特殊の香気を持つものがあって、それがクスノキだったという。アイヌ語では「チプ・ラス」cip-rasu(舟・の破片)と言い、削って茶にして飲んだ。クスノキについては、松浦翁の後方羊蹄日誌にも見えている。

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