植物編 §353 ユキザサ Smilacina japonica A. Gray
(2)peperu ペペル 根茎 ⦅長万部⦆
(3)kepero ケペロ 根茎 ⦅A千歳⦆
(4)kepero-ra ケペロ・ラ 葉 ⦅A千歳⦆
注.――以上の他、辞書はhepero、kerero、shumari-haru等の名を挙げている。
(参考)秋、この根茎を掘ってうでてすぐ食べたり、うでて干して冬のために貯えておいたりした。冬になってから、それを臼で搗いて箕で簸る(あおる)と皮も毛も除かれるから、それを米や豆やギョウジャニンニクなどと共に飯に炊いて獣油または魚油を付けて食う。それをpepero-mesi(ユキザサ・めし)と言った(幌別)。