植物編 §438 カブトゴケ Lobaria pulmonaria Ach.var. meridionalis Zahlbr.
(1)nikompu ニコンプ [ni(木)kompu(昆布)] ⦅有珠⦆
注1.――辞書には『ニコムボ』Nikomboとある。
(2)Nikepuru 『ニケプル』 ⦅B⦆
注2.――おそらく「ニケプル」nikepurであろう。“木の・革衣”の義。
注3.――辞書には他に『ニコプル』nikopuruという形も見えている。上記の転訛か誤記であろう。
(参考)灰汁で煮ると皮がむけて中から昆布のようなものが現れる。飢饉の時それを洗ってかゆまたは汁に入れて食べた(有珠)。