
キタコブシの花
学名 | Magnolia praecocissima Koidz. var. borealis Koidz. |
科名 | モクレン科 |
種類 | 木 |
種ID | P0247 |
モクレン科の高木で、香りのいい木です。
アイヌ文化では、樹皮や枝をお湯で煮てお茶にして飲みます。風邪の時にも飲みます。
当館の採録資料では、この木のにおいに魔をはらう力があると考え、伝染病が流行したときには水桶に入れたり、窓のわきに刺したとあります(日高地方)。器具材として、杓子やへらを作ります(道東地方)。
キタコブシの実
アイヌ語辞典
植物編:植247(1)
アイヌ語名:オマウクㇱニ omawkusni
語義:[o(尻、そこ)maw(風、香気)kus(通る)ni(木)]
地域・文献:⦅北海道各地⦆
区分:茎
アイヌの伝承
アイヌ語での呼び方:オㇷ゜ケニ
・香りのいい木なのでお茶にして飲みました。体にもいいし、魔よけにもなるといいます。35245