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エゾノウワミズザクラ
山地や林内に生えるバラ科の高木です。 アイヌ文化では、これらの木の独特のにおいに病気の神などを遠ざける力があると考えています。 家の戸口にかけたり、木の皮をかゆに入れたり、お茶にして飲んだりします(胆振地方)。風邪をひいたときには枝を鍋に入れて沸かし、患者が湯気を浴びる温熱療法をします(道東地方)。
植物編:植206(1)アイヌ語名:キキンニ kikinni 語義:[kiki(身代わりに出て危険を追っ払うもの)ne(になる)ni(木)]地域・文献:⦅北海道、樺太⦆ 区分:茎
山川 弘さん 帯広市
アイヌ語での呼び方:キキンニ ・黒い実を食べます。30110